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2023/05/31

大山鳴動して元の木阿弥

 ← 『太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭 (1980年) (シリーズ太陽〈24〉) 』(和紙の付録付き 平凡社) 「庭園情報メディア【おにわさん】 / 1800の日本の庭園を紹介する庭園マガジン。」参照。

太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭 (1980年) (シリーズ太陽〈24〉) 』を31日(水)午後に読了。二週間以上座右にあった。父の蔵書かと思ったが、中の書き込みからすると、姉の蔵書だったかも。姉はお茶の先生について習っていたし、結婚しての新居には茶室を設けたほど。

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2023/05/30

庭木の剪定に汗を流した

 ← 椛島 健治著『人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性』(ブルーバックス) 「本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。」

 明日も休み。午後の四時過ぎからは庭仕事。そうでなかったら読書は昨日同様進んだろうな。今日は、相変らず、ハリー・クリフ著『物質は何からできているのか アップルパイのレシピから素粒子を考えてみた』(熊谷 玲美 訳 柏書房)やH・P・ラヴクラフト作の『インスマスの影 :クトゥルー神話傑作選』 (新潮文庫)、合間に『太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭 (1980年) (シリーズ太陽〈24〉) 』を気分転換でパラパラと。今夜や疲れて寝落ち確実。

 

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2023/05/29

雨の休日らしく過ごす

 ← ハリー・クリフ著『物質は何からできているのか アップルパイのレシピから素粒子を考えてみた』(熊谷 玲美 訳 柏書房)  「弦理論の問題点とは? 自然の基本法則を完全に理解できるのか? スファレロンとは何か? ヒッグス粒子どうやって見つかったか? (中略) などこの分野の最新の成果を盛り込みつつ、素粒子物理学というとっつきにくい内容を、身近な物質とその成分の発見の歴史をとおして、肉眼世界からミクロの世界へと、最新の研究成果をわかりやすく語っていく。」

 今日は有休を取った。四日続けての仕事は体に堪えるし、やたらと暇というか、町中が閑散としている。不況のせい? 無理して出ることもない。庭仕事したかったが、雨で、買い物以外、外出せず。休息と読書。

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2023/05/26

ナイチンゲールのローズ・ダイアグラム

 ← 鎌田浩毅著『揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義』(角川新書) 「次代に遺すべきものを問う、思考を深める不朽の最終講義と不磨の一級資料が並び立つ!人気教授による白熱の最終講義」

 昨日の休日は晴れ、しかも空気が乾いているのか風が心地いい。お出かけ日和だが、せいぜい買い物に終始し、あとは庭仕事。例によって生ごみをコンポストに捨てに行っただけなのに、気が付いたら昼前から三時間も。サンダルに無帽、素手、マスクなし、部屋着のまま。雑草取りもだが、伸びた枝葉を剪定。

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2023/05/25

蓮でも睡蓮でもなく石蕗です

 ← 裏庭の蓮……じゃなく睡蓮……じゃなく、石蕗です。 (05/25 10:38)

 つまずく蕗(ふき)で名前を覚えた……。それとも、妻好きで覚えようか。時が来れば黄色の素敵な花が咲く。でも裏庭の植物には誰の目も届かない。

 内緒ですが、最初、「妻好きサトシ」で覚えようとしてた……。それにしても、「石蕗」が何故、「つわぶき」なのか、不思議だ。

 せっかくなので、この際だから調べてみた。「葉に艶(つや)があることから「つやぶき」、転じて「つわぶき」になったといいます」だって! これからは、「つやぶき」で覚えよう。しかし、「石」が何故「つわ」と読めるのかという疑問は残る。 (05/25 10:57)

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2023/05/22

「蜷川新右衛門」ゆかりの城跡へ

 ← 児玉 聡 著『オックスフォード哲学者奇行』(明石書店) 「ゴシップからはじめる不真面目な英国哲学入門。アンスコム、ストローソン、パーフィット、ケンブリッジのウィトゲンシュタイン……明晰で分析的な文章の裏にある、哲人たちの一風変わった人生とは」

 児玉聡 著の『オックスフォード哲学者奇行』を17日(水)に読了。「Webあかし」でほぼ毎月連載していた「オックスフォード哲学者奇行」を書籍化したもの。ひたすら読みやすく仕立ててあり、仕事の合間にさくさく読めた。

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2023/05/21

日和下駄……東京散策…嘗ての東京

 ← 松川の桜並木。今年の桜……満開や散り際もいいが、実は散ったあとの新芽……若葉の季節も素晴らしいと気付いた。画像には淡い緑の照明が……違うのである。 (05/17 14:21)

 ありふれたLEDの街灯などの照明。葉っぱが薄いので光が透けて見える。吾輩は橋の欄干際に立って撮影。淡い緑の光が水面に映ってる。これが左側の土手にもライトアップがあったなら、両側に淡緑の幻想的な光景が生じていたはず。人影は既に疎ら。皆さん、当たり前の光景を追ってる。この川面の幻想を愛でる楽しみを知るのは、今のところ我輩一人のようだ。

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2023/05/17

カフカならここから物語は始まる

 ← ジョゼ・サラマーゴ 著『白の闇』(雨沢 泰 訳 河出文庫) 「突然の失明が巻き起こす未曾有の事態。「ミルク色の海」が感染し、善意と悪意の狭間で人間の価値が試される。ノーベル賞作家が「真に恐ろしい暴力的な状況」に挑み、世界を震撼させた傑作。」

 昨日のハードな庭仕事。疲れ切って、夜は本を片手に寝落ち。折々目覚めるものの、本を手にすると居眠りに。朝の八時頃、ようやく起き上がれた。

 夜半からは、ジョゼ・サラマーゴ 作の『白の闇』に代わって永井 荷風著の『日和下駄 一名 東京散策記』を今夜(16日夜半)から読み出した。父の蔵書。だけど、全く読んだ形跡なし。栞紐(しおりひも)の具合で判明。代わって息子たる吾輩が読むのだ。

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2023/05/16

自己満足…自分の勝手?

 ← 富山駅構内……南北通路フロアー。七周年……? (05/16 01:09) 画像の花の模様(富山の高校生の手になる)は、G7の教育相会議が富山・金沢で開催された記念のモニュメントのようだ。翌朝になって気が付いた。 (05/16 18:26) せっかくなので調べてみた:「「G7教育大臣会合」に向け高校生が花の装飾でおもてなし

 安藤昌益の「自然真営道」を理解するには荀子の思想理解が必須のようだ。荀子は全くノーマークだった。老子止りじゃダメなのね。荀子に限らず諸子百家は全く手つかず、未読。情けない。 (05/13 08:14)

 児玉 聡著の『オックスフォード哲学者奇行』を読みだした。学生時代、ヴィトゲンシュタインの周辺の哲学者群像。当時、ヴィトゲンシュタイン以外は、ラッセルすら眼中になかった。 (05/12 19:47) 児玉聡の本は初めて。全く存じ上げない人物。

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2023/05/12

今はもう叶わない

 ← 加藤楸邨著「芭蕉秀句〈下巻〉 (1954年)」 (角川新書) 画像が不鮮明なのは、かぶせてあるパラフィン紙のせい。「人さまざまな人生は即ち旅だとした詩人は、漂泊の思ひやまず、江戸の草庵を棄てて、奥の細道へいざなはれてゆく。旅は彼の人間性や詩を完成させたが、旅は彼の生命を遂に奪った。」と帯にある。

 加藤楸邨著の「芭蕉秀句〈下巻〉 (1954年)」 (角川新書)を一週間を費やして読了。こういう本は読了とは言えないか。自分なりに味わった。父の蔵書の一冊ということも常に念頭にあった。そろそろ70年前となろうとする経年変化で赤茶けてる。ヘビースモーカーの父の書斎にあって、ヤニまみれ。
 それでも本を大切にする父らしく、カバー代わりのパラフィン紙も端っこが擦れているだけ。

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2023/05/11

秋風の吹くにつけてもあなめあなめ

 ← 画像は昨夜半 見掛けた立看板。闇夜に浮かぶような青っぽい光。普通の立て看板は前から照らすが、これはLEDか何かで画面自体が光っているような。目立つ。新しい学科が手来ましたよという大学の宣伝広告。この数年、市内に大学の宣伝広告が多くなってきた。大学も生き残りに懸命なのね。 (05/10 17:22)

 晴れ微風。仕事のある日は慌ただしい。帰宅してシャワー、洗濯し干して、仕事の内容記録、朝刊を取り込み、パラパラ捲るうちに居眠り(まとまった時間 眠りたいが叶わない)。尿意で目覚め朝食……野菜入りラーメンとバナナ。 (05/10 12:19)

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2023/05/09

サツキはまだかいな

 ← 山口 昌男【著】『「敗者」の精神史』(刊行年 1995.7 岩波書店) 「淡島椿岳・寒月,土田杏村らは明治維新以後の階層秩序から離れて独自の道を探究し,吉野作造は多様な魅力ある人々とつながっていた.本書は「敗者」の視点で近代日本を見直し,彼らの中から知的遺産を発掘する.」

 山口 昌男著の『「敗者」の精神史』を昨日(月)の朝に読了。古書店で発掘してきた本。既に大手の書店でも手に入らない。

 山口 昌男の本を読むのは四半世紀ぶりじゃなかろうか。往時は活躍ぶりが目についたものだったが。その名を久しぶりに目にしたのは、過日読んだ高山宏の本だった(彼も山口には一目置いていた?)。

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2023/05/08

本の買い出しは自重

 夕景じゃなく曙…。画像は、「澄明なる時」(2010/05/17)より。

 今日は休日。生憎、昨日からの雨がずっと降り続いていて、午後になって晴れてきた。書店などへの外出には時間的に遅い。本の買い出しは自重。

 積ん読本がかなり消化されてきて、このところ、父の蔵書を読むことが多い。

 といっても、父の蔵書の大半は時代小説・歴史小説。数百冊はある。嫌いじゃないが、もっと齢を重ねてからの楽しみに温存。

 それより、昭和30年前後の蔵書を引っ張り出してきて、主に仕事の合間に読んでる。さすがに黴臭いし、赤茶けているし、ヘビースモーカーだった父だけにヤニ臭い。そもそも紙質がわら半紙風。当時はまだ紙の供給が需要に間に合わなかったのか。 (05/08 19:37)

 

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2023/05/07

天才は天才を知る

 ← 裏に続く小道の一角に苧環の叢。 (05/05 12:17)

 ドンドコと朝からやけに賑やかと思ったら町内の祭りだった。小さな神輿を子供たちが担いで回ってる。我が庭にも来てくれた。

 ふと気付いたのだが、町内はともかく我が班には高校生以下の子供が一人もいない!

 予め用意してた祝儀袋を見守りの美人の母さんに渡しつつ、決して小さくはない我が町の将来を思って暗澹たる思いだった。

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2023/05/04

目の覚めるような緑なれど

 ← 画像は内庭のモミジ。青葉若葉がいよいよ青葉繁れるに。この緑も吾輩を目覚めさせてくれない! (05/04 05:28)

 昨日は快晴微風の休日。お出掛け日和。が、自宅で燻ってた。外出(?)はスーパーへの買い物だけ。超ミニだが、洗車仕立てのバイクで往復したのがせめてもの慰めか。

 仕事が夜勤っぽいので、帰宅し寝入るのが朝……夜も白々明けてくる。

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2023/05/03

地に足を付けた生活

 ← 連休2日めの富山市中心街。まだ夕方なのに閑散。喧騒を忘れ澄明な空気。夕闇に沈む間際の静謐。 (05/01 01:15)

 山口 昌男著の『「敗者」の精神史』を読み続けている。何だか聞き覚えのあるような話や名前に遭遇。新島八重(子)……「八重の桜」の主人公。本書の執筆時にはドラマ化されてなかったっけ? (04/30 14:11)

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