« 「ヒメリュウキンカ」を初めて知った | トップページ | 次は満開の花が咲くかな »

2023/03/20

我が世の春はいつ来る…

 ← アンズ。一昨日 蕾だったのが、今日 畑を覗いたら開花してた。水仙もあちこち咲き出している。我が家のユキヤナギも咲き始めていた…けど、今一つ。昨年末に剪定し過ぎた? とにかくせいぜい緑一色の世界だった地味な我が家の庭にも春が来た、彩の季節が来たのだ。…我が春はいつ来る…もう終わった? (03/16 21:10)

 ← 沼野充義/著『世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義』(光文社) 「東京大学教授のロシア文学者・沼野充義先生が5人のゲストを迎え、対談形式で行った世界文学についての連続講座(財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)主催)を再構成したもの」「対談のゲストは、リービ英雄さん、ロバート キャンベルさん、平野啓一郎さん、飯野友幸さん、亀山郁夫さんの5名。」

 沼野充義著の『世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義』を18日(土)に読了。仕事の合間の楽しみで。

 沼野充義氏と五名の文学者らとの対談集。リービ英雄、平野啓一郎、ロバート・キャンベル、飯野友幸、亀山郁夫の五氏。いずれも傑出した方々。翻訳論。創作、詩作。各国の小説や、特に詩を翻訳で読むことの意義。亀山訳のドストエフスキーは評判だったが、未読。ドストエフスキーは、若い頃にどの小説も最低4回は読んできた。それだけに、敢えて亀山訳を読んで、既存の訳と対比する意味はあるのかな。全く未知の詩人を知ったのは大きい。肝心の翻訳書は入手できるかな。古書店で発掘した本。10年ほど前の本だが、楽しめた。 (03/19 22:27)

 

 ←  レイモンド・チャンドラー作『大いなる眠り』(村上春樹訳 ハヤカワ・ミステリ文庫)「探偵フィリップ・マーロウの初登場作」

 レイモンド・チャンドラー作の『大いなる眠り』を16にち(木)に読了。自宅で。「探偵フィリップ・マーロウの初登場作」とは知らずに読んだ。チャンドラー作品は『ロンググッドバイ』以来で、二作目(三作目)。筋が終えず、話しは面白いが何処へ導かれるか、途中読んでいて途方に暮れそうに。語りの面白さが読む手を離さない。最後にはミステリーの全貌が分かるわけだが、伏線は最初から仄めかされていたんだね。とにかく面白かった。

 

 ← 我が家のミニバラの開花はまだかな。 家の中での模様替え作業続く。茶の間は茶の間らしく、書庫は書庫らしく。書庫は旧寝室。折り畳み式のベッドが置いたまま。使うか、片付けるか迷ってる。(03/17 19:17)

 山谷和子著『沙羅双樹の花に捧ぐ』(清水書院)を昨日から読み始めた。『平家物語』という「全12章の長い物語をそうした人々の思いを中心において要約し、イラストと解説を付けて読みやすく再構成したもの」。 「源氏物語」同様、「平家物語」も、男性もだが女性こそ読むべき。 (03/17 19:16)

『平家物語』は、講談社文庫で、その前に古川版でも読んだ。琵琶法師の語りが文章化されたもの。現代語訳より原文のほうがその世界に没入しやすい。今回は著者自らの絵解きも交え気軽に楽しむ。清水書院の本なんて何十年ぶり。受験生時代以来? (03/16 22:50)

 

 ← 雨の日の真珠の首飾り…馬酔木。雨が似合う。雨に似合う。 (03/18 14:21)

 沼野充義の「世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義」で改めてホイットマンを読みたくなった。例えば、ウォルト・ホイットマン著『おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄)』 (光文社古典新訳文庫) (03/18 12:36)

 やはり、同上書でフレーブニコフなるトンでも詩人を知った。 (03/18 12:35)

 同じく同上書で、辻原登のことを思い出させてくれた。辻原の作品は一つも読んだことないの。何を読めばいいか分からない。たとえば、かっこ『卍どもえ』 (中公文庫)とか。 (03/18 12:34)

 同じく、フレーブニコフを知った。亀山 郁夫『甦るフレーブニコフ』 (平凡社ライブラリー)が推奨されていた。 (03/18 12:33) この高橋 源一郎作『恋する原発』 (河出文庫)も同じ事情。 (03/18 12:33)

 上掲書で埴谷雄高「悪霊」がちょっと扱われていた。埴谷ファンとしてうれしい。近年は忘れられた存在になってる感があって寂しいのだ! (03/18 11:59)

 ← 上天気の今日……お出掛け日和……畑で落ち葉拾いに雑草毟しり。中腰……へっぴり腰で一時間。そして買い物へ、更に洗濯。ああ、本を読みたいと思いつつ……日常の雑務に追われる。トイレの小窓から眼下に水仙たち。別に水洗に掛けてるわけじゃない。雑事が片付いて読書と思ったが、睡魔がすいませんと襲ってきた。目覚めて、さあ読書と思ったら仕事の時間が迫ってきて……こんな日々の繰り返し。 (03/19 20:18)

 ジョン・D・ バロウ著の『科学にわからないことがある理由―不可能の起源』読み始めて2週間あまり。明日には読了見込み。実に深く濃い本。小説では得ることのほぼ叶わない世界。数式なし。20年以上前の本とは思えない。ブックオフでゲット。 (03/19 22:11)

|

« 「ヒメリュウキンカ」を初めて知った | トップページ | 次は満開の花が咲くかな »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

タクシーエッセイ」カテゴリの記事

書評エッセイ」カテゴリの記事

古典」カテゴリの記事

恋愛・心と体」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

読書メーター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「ヒメリュウキンカ」を初めて知った | トップページ | 次は満開の花が咲くかな »