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2023/03/03

残業は身に堪える

 ← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作 (「ハーンとドレとマーティンと」(2020/06/21)より)

 先日の残業が堪えている。いつもなら未明の三時過ぎには帰宅するのが、その日は八時を回っていた。既に朝の通勤ラッシュが始まっていて、そんな中、人の流れに抗するように帰宅。

 日中は洗濯を除けば寝ることを最優先。その日も夜は仕事。が、仕事の間も体がいつも以上に重たい。なんとか仕事を終え帰宅してからも、生活のリズムが戻らず参った。

 

2023年2月の読書メーター

  気ぜわしい中で過ぎ去った二月。検診結果が思わしくなかったり、内科医院に加え歯科医院通いも再開となったり、例年の確定申告がプレッシャーとして圧し掛かってきたり。
 そんな中、読書の方は読了した冊数は少ないながら、ほとんど追っかけ的に読んでるイアン・スチュアートやユゴーの大作、念願だったレマルクの傑作、松井 孝典の新著、ブコウスキーにシェイクスピア作品などと、それなりに充実していた。中でも、べッセル・ヴァン・デア・コーク著の『身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法』は忘れられない読書体験となった。関心ある方には必読の書だろう。

 

 ← 森 博嗣著『すべてがFになる』(講談社文庫) 「密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。」

 森博嗣著の『すべてがFになる』を2月27日(月)に読了。予てより気になっていた作品。題名からして期待した。が、分厚さに躊躇っていた。ようやく読んだ…のだが、理系のセンス バリバリって感じが鼻につく。カヤの外ってか。やはり我輩は理系でもない。

 好悪がはっきり分かれる作品のようだ。吾輩にはテイストが合わなかった。残念。

 

 ← ダヴィッド・ル・ブルトン著『歩き旅の愉しみ――風景との対話、自己との対話』(広野和美 訳 草思社)「「自分の足」だけを頼りに、ゆっくり自由に旅することで人生を取り戻す。」

 ダヴィッド・ル・ブルトン著の『歩き旅の愉しみ――風景との対話、自己との対話』を今月1日(水)に読了。というか流した感じ。書店で見出した本。「「自分の足」だけを頼りに、ゆっくり自由に旅することで人生を取り戻す」というテーマなどは共感した。だから手にしたのだが、肝心の文章が肌に合わない。何処か説教臭さというか学者臭が漂って、辟易することしばしば。

 読みながらというか本書を脇に幾度も連想する歩く哲人詩人俳人学者作家を列挙してみたり、歩くから連想する本や作品を脳裏に渉猟してみたり。そうでもしないと持たない。

 やはり、書店で手にした際、文体に違和感を覚えた、その直感を大事にすべきと反省。いい本かどうかの判断は避ける。吾輩の感性にはヒットしなかったのだ。

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