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2023/03/31

本然の世界へ回帰?

 ← マリオ・バルガス=リョサ 著『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』( 西村 英一郎 訳   マガジンハウス 1999) 「美貌の人妻ルクレシア、至上の美を求める夫リゴベルト、そして聖なる少年フォンチートの三者がつくる世界を対位法的な構成で描く、巧緻を極めたエロティックな物語。「継母礼讃」の続編。」

 マリオ・バルガス=リョサ 作の『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』を29日(水)読了。内容案内によると、「美貌の人妻ルクレシア、至上の美を求める夫リゴベルト、そして聖なる少年フォンチートの三者がつくる世界を対位法的な構成で描く、巧緻を極めたエロティックな物語。「継母礼讃」の続編。」と。

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2023/03/30

感性が鈍ってる?

 ← マリオ・バルガス=リョサ作の『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』を相変わらず読んでいる。リョサ(ジョサ)が好んだブロンティーノの「愛のアレゴリー」 誘惑する(?)天使の不自然な体の捻り。 「ブロンズィーノ-主要作品の解説と画像・壁紙-  (03/29 13:33)

 アーサー C.クラーク作『幼年期の終わり』 (池田 真紀子訳 光文社古典新訳文庫)を29日(水)読了。世評は高い。名作の誉れも高い。が、吾輩は詰まらなかった。仕事の車中で慌ただしく読んだからか。中学とは言わないが、せめて高校時代までには読んでおきたかった。感性が鈍ってる? 

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2023/03/27

功成った作家だからこそのデカダン回帰?

 ← 畑と庭の境目の生け垣。ここの生垣は、母屋の防風林の役目も担っている…。そのために植えた三重カナメが椿同様 とっても元気。ここにもやはり刈った枝葉をたっぷり堆肥にしたからか。 (03/26 21:13)

 三重カナメなる植木を知って十年ほどか。以来、この名称が気になっていた。どうやら、三重県産の種類らしい。正式には、三重カナメ(スカーレットパール)か。参考:「真赤な生垣アカメの歴史 | 迷えるオッサンの老惨禄

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2023/03/26

後ろめたいことしているみたい

 ← 日中の雨も夜には止み、松川沿いの桜並木…夜桜見頃に。 (03/24 22:49)

 通りに面した生垣でもある庭の椿が見事な咲きっぷり。風雨に見舞われなくても花房が次々と落下する。生垣の後ろに落ちるならともかく、通りから玄関に至る私道に落ちると…遠目には血溜まりに見える。見かけた時は、事件現場の生々しい痕を隠蔽するかのように、慌てて花房や散った花びらを拾い上げ、生垣や植木の後ろに放り込む。後ろめたいことしているみたい。

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2023/03/24

ムスカリや空の青に負けじ咲く

 ← 春(畑)の片隅では、各種の水仙たちが競うように咲いてる。この向こうには嘗て我が家の田圃があった。今では人手に渡り、放置されて…… (03/23 16:03)

 23日は、午前は曇り。昼頃から雨という予報で、買い物もいろいろあるので、自転車じゃなく、車で外出。まずは、歯医者さん。次いでスーパー。さらにウエルシア。ここではペットボトルの水やお茶を三本。半熟卵二個入りパックを買いたかったのだが、なかった。

 家では、下記するように、コリン・ウィルソン著の『アトランティスの遺産』やマリオ バルガス=リョサ作の『官能の夢―ドン・リゴベルトの手帖』を交互に。いずれも古本。というか、この頃古本読みが多くなっている。普通の書店では売ってないし、悲しくも生活防衛の意味もある。

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2023/03/23

テレビ局は自ら実態を明らかにすべし

 ← 表の車道沿いの生け垣裏の小さな庭。通りからは隠れた一角にアンズ。1輪だけの開花。 (03/21 17:43)

 国会での某大臣のふてぶてしさに、2015年から16年、各局の番組でキャスターやコメンテーターの降板が続出したことを思い出した。各局での、意見するキャスターらから、忖度するキャスターへのものの見事な変貌ぶり。 (03/21 13:39)

 マスコミ各社は、当時のテレビ局のトップ連中にも、国からの圧力の有無を聞くべきだろう。あるいは自ら明らかにすべき。

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2023/03/21

次は満開の花が咲くかな

 ← 今日の庭先の椿。今年の椿の咲きっぷりは、毎年見てる吾輩も驚く見事さ。やはり、庭木の根元周辺に伐採した枝葉や毟った雑草などを分厚く敷いた結果なのだろうか。 (03/21 13:25)

 劇的逆転サヨナラ打を見て春の日を浴びながら気分よく自転車を転がして買い物へ。寒くないし、マスクは顎に。スーパーの中でもあちこちで村神さまやら、日本 勝ったわよの声。客がテレビを見れない店員に誇らしそうに説明。そう言えば、店への途上の即席オープンスポーツ居酒屋でも盛り上がってた。

 九回、先頭打者の大谷の初球打ちでの、二塁上でのベンチを鼓舞するガッツポーズが印象的だった。代走の周東の起用も正解。さて次は満開の花が咲くかな。 (03/21 12:46)

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2023/03/20

我が世の春はいつ来る…

 ← アンズ。一昨日 蕾だったのが、今日 畑を覗いたら開花してた。水仙もあちこち咲き出している。我が家のユキヤナギも咲き始めていた…けど、今一つ。昨年末に剪定し過ぎた? とにかくせいぜい緑一色の世界だった地味な我が家の庭にも春が来た、彩の季節が来たのだ。…我が春はいつ来る…もう終わった? (03/16 21:10)

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2023/03/16

「ヒメリュウキンカ」を初めて知った

 ← 敷地の片隅の野草……タンポポ?かなと思ったが、「ヒメリュウキンカ」ではとの指摘をコメントで。「ヒメリュウキンカ | 特徴と品種、育て方 - ガーデニングの図鑑」 例年だと草むしり作業が始まっていて、この野草もとっくに葉っぱの段階で毟られていたはず。名前が分かったら弄れなくなった。 (03/15 10:13)

 暖かで晴れ続きの日々も今日で終わり。次第に曇って来て夕暮れの訪れとともに雨音が部屋の中でも聞こえる。買い物以外は外出せず、下記する茶の間と寝室(書庫)の模様替えの続きを少々やっただけ。あとは居眠りとレイモンド チャンドラー作の『大いなる眠り』 (ハヤカワ・ミステリ文庫)を夕方までに読了させただけ。これはさすがに面白かった。村上春樹訳のせいもあるのだろう。(03/16 18:25)

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2023/03/13

「かたはらいたし」が気になって

 ← アンズの木に芽。間もなく花が咲きそう。今年はアンズ どうするか。 (03/12 20:51)

 ふと、「かたはら-いた・し」が気になった。

 思えば正確な意味が分かってない。

 そもそも、「かたはら-いた・し」が何故 以下のような意味になるのか分からない……気になる: 

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2023/03/12

右耳の聞こえが良くなったのは…

 ← 朝から畑で落ち葉拾い。生ごみをコンポストに投げ込みに行っただけなのに、つい。だからサンダルだし部屋着だし、素手。でも、一時間も頑張った御褒美だろうか、水仙群。母屋からは納屋が邪魔で畑が見えない。咲いていることに今朝 気付いた。畑や庭のあちこちに水仙たちの群。紅白の椿共々春を謳歌。 (03/12 13:40) 午後はバイクで買い物へ。相変わらず、帰宅してからのことだが、預かっている車のため、バイクの駐車に苦労。余談だが、右の耳の聞こえが良くなっている。耳毛をハサミでカットできたから? 鼻をチーンとした勢いで耳垢が若干 剥がれたから?

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2023/03/08

ミニならぬマイクロツーリング

 ← 高山宏著「鎮魂譜: アリス狩りVII」(青土社) 「マニエリスム――。近年黄泉へと旅立った学芸・芸術のトップランナーの偉業への共感と共振とによって捧げられた、マニエリストの熱烈な讃辞とオマージュの数々。」

 昨日ほどじゃないが、晴れていて雨の心配もなさそう。野暮用が溜まっている。もう開き直りの心境。せめてバイクを走らせてやろうと、スーパーへの買い物は、敢えて遠回りして近所の直線道路を走ってみた。周囲は開けていて、そのせいか無風のはずがその辺りに来ると横風で車体が振られる。風に弱い小生、ミニツーリングのはずがマイクロツーリングに切り替えた。

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2023/03/07

昨年は斎藤真一生誕百年だった!

 ← 「斎藤真一生誕百年展」 (「斎藤真一生誕百年展のお知らせ | 瞽女ミュージアム高田」及び「瞽女ミュージアム高田」参照のこと。)

 車中では、ホルへ・ルイス・ボルヘス作の『砂の本 ラテンアメリカの文学砂の本』(集英社文庫)と姜信子著『語りと祈り』(みすず書房)とを交互に読んでる。

前者は泣く子も黙る(?)ボルヘスだが、後者は、本書のテーマもだが、なんと云っても表紙の斎藤真一の絵の力が手にした上での動機になっている。今年一月に出たばかり。調べてみたら、「斎藤真一は今年、2022年7月6日に生誕百年」とか。我輩にしても、この特異の画家…あるいは描くテーマを知って半世紀近い。初めて彼の描く世界を見てショッキングだった。

斎藤真一生誕百年展」があったことを今になって気づくとは情けない。

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外出もしたい読書三昧もいい

 ← ジェニー・クリーマン【著】『セックスロボットと人造肉―テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか』(安藤 貴子【訳】 双葉社) 「「性愛」「肉食」「生殖」「自死」。それはテクノロジーの、最後のフロンティア。」

  月曜の今日(既に昨日だが)は、快晴。外出日和。だけど出かけたのは昼前の歯医者さんだけ。やはり朝方まで仕事で、いつものように午後の二時過ぎまでは寝てしまう。三時頃になってようやく少しは頭もすっきりして読書できそうに。

 自宅で読むのは、バロウと高山の本。

 昨日は、「一昨日辺りから読んでるジョン・D・ バロウの「科学にわからないことがある理由―不可能の起源」と高山宏の「鎮魂譜: アリス狩りVII」と、このボルヘスとが微妙に架橋してる。高山の本を読んでるはずが実はバロウだったり。このありえないトライアングルを更にあり得なく(その実有り得)させているのがルイス・キャロル。……ライプニッツに解きほぐしてもらう?」なんて呟いた。休日の今日はどっぷり読書三昧したいが、雑用が多すぎてどこまで望みどおりになるか、分からない。

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2023/03/06

絶好の外出日和だったけど

 ← 映画:「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」 今も読んでるジェニー・クリーマン著の「セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服"できるか」にて、アル・パチーノ演じる実在の医師 ジャック・ケヴォーキアンが扱われている。 (03/04 07:05)

 今日6日(月)歯医者さんへ。義歯下側ほぼ完成。これから上側に。その後、確定申告に行くつもりだったが、寝不足なので断念。天気もいいし、自転車での外出には絶好だったんだが。その分、読書と居眠りに終始。

 高山宏の名に初めて接したのは、かの浩瀚なる「風景と記憶」の訳者として: 図書館本で読み、数年後 書店で入手し再読。だがまだ高山宏の片鱗すら知らなかった。 (03/03 14:27)

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2023/03/03

残業は身に堪える

 ← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作 (「ハーンとドレとマーティンと」(2020/06/21)より)

 先日の残業が堪えている。いつもなら未明の三時過ぎには帰宅するのが、その日は八時を回っていた。既に朝の通勤ラッシュが始まっていて、そんな中、人の流れに抗するように帰宅。

 日中は洗濯を除けば寝ることを最優先。その日も夜は仕事。が、仕事の間も体がいつも以上に重たい。なんとか仕事を終え帰宅してからも、生活のリズムが戻らず参った。

 

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2023/03/02

不吉な夢の意味をChatGPTに問いたい

 ← バイクを通らせるのに難儀している曲がり角。

 車を預かってる件。玄関から出入り口に向かって預り車、バイク、マイカーと並んでる。バイクの出入り大変。我が家の裏道(別命 奥の細道)をバイクも通れるよう工夫中。1ヶ所 難所がある。

 右側の納屋と左側の木立ちの一角。そこを左側から此方側へ直角に曲がる。が、木立ちが邪魔になる。その出っ張り分を柵か網で押さえたら何とか通れそう。

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