夢をメモる日々
← 心配してた雪は小降りに終わりそう。ちょっと見 白い小花みたい。 (02/16 03:51)
今日は休み。雪も小降りで終わり、日中は晴れ間も。徐々に寒気が和らいでいる。
自宅では、ユゴー作の『ノートル=ダム・ド・パリ(上)』 (岩波文庫)とイアン・スチュアート著の『世界を支えるすごい数学: CGから気候変動まで』(河出書房新社)とを交互に読んでいる。ユゴーは饒舌。タクシーで読んでるレマルクの筆致とは大違い。
帰宅は未明の三時過ぎ。洗濯やら牛乳飲むやらして寝床へ。新聞を読んでいるうちに五時頃に寝入る。それから寝たり起きたりで、スーパーへの買い物は昨日のうちに済ませたので、外出なしで、午後の二時頃、ようやく読書タイム。
タクシーの仕事の方は、暇じゃないので、レマルクの『西部戦線異状なし』 (新潮文庫)は昨晩にしてもやっと60頁(前日は40頁)だった。退屈せずに読める。なかなかの筆力。
ユゴー作の『ノートル=ダム・ド・パリ(上)』 (岩波文庫)を読み始めて四日目。本作を片手に居眠り……夢で目覚めた……気が付いたら今の危機は夢だったのだと安堵の胸を撫で下ろした:
[夢には長い前段があったが忘れた……何処かの岩場をさ迷っていた?] (02/16 15:08)
俺はある巨大な工場に居た。天井も高く起重機が何台か動いてる。うっかりしてるとアームや車体に押し潰される。作業員の目を気にしつつ右往左往した挙げ句、何とか工場の出口に近そうな隅っこに。その一角だけ少し外光が。
工場は崖っぷちにある。その崖というか岩場というか瀬戸際に立っている。岩場じゃなく岩壁か。苔むして眼前には海。
おかしい。俺はこの辺りから迷い込んだはずなんだ。なのに俺がよじ登ったはずの砂場混じりの岩場がない。俺が立っているのは切り立った岸壁。背には工場ののし掛かるような鉄の扉。後戻りできない。眼下10メートル下は海。海の波が壁にぶつかってる。海面を見下ろすと水深は浅い。テトラポット? コンクリートの足場?
眼下右手に岸壁じゃなく抉れた一角がありそうだ。俺はあの辺りから迷い込んだのだろうか。あちらに行けたらここから脱け出せるのか。望みの光が見えた気がした一瞬体がぐらついた。垂直に切り立つ崖や眼下の海面に魔が差したのか。眩暈か。体は半ば以上既に海側にあった。海面の水深は浅い。落ちれば岩かコンクリートのブロックに直撃するしかない。
と、何故か隣……左手に人影が。知らない人。しかも子供のようだ。俺は咄嗟に、まさに海に倒れ込みそうな寸前、彼の肩に手をやった。
それともしがみつこうとした? 違う、ほんの少し俺の体重を彼の体に預けただけだ。揉んどり打ちそうな、ギリギリのバランスが、僅かな重心の岸壁側への移動で俺は踏み留まることが出来たのだ。
夢はそこで終わった……あるいは続いていた気もするが忘れた。
[睡魔に呑み込まれる直前、この小説のまさにメインの舞台であるノートル=ダム大聖堂(修道院)での、物語の主人公であるカジモドの活躍ぶりが描かれていた。カジモトは荘厳華麗なるノートル=ダム大聖堂の鐘突きを生業としている。僧院内を自在に動き回る。巨大な鐘に掴まったりも。眼下には深淵があるばかり。我輩は、この鐘からの直下の気の遠くなるような眺めに感化され夢に至ったのだろうか。] (02/16 15:51)
← 怪談っぽい夢だったので、我が家の開かずの間である屋根裏部屋への階段画像。
今朝も奇妙な夢で目覚めた。……気が付くととあるアパートか団地の一室にいる。夜になりベッドで寝ようとしていた。周囲は壁じゃなく衾ばかり。和室? 闇の中、何やら生き物の気配。隣人? 違う。闇に蠢くそれは獣だ。得体がしれない。危険? (02/14 19:13)
奴等は俺の傍をゆっくり通り過ぎ、部屋の片隅へ。気配は全くなくなった。行き過ぎたのか、消え去ったのか。
固唾を呑みながらも睡魔に沈んでいった。
薄闇の中、ふと目覚めた。ん? 奴等は何処へ? 俺は起き上がることも出来ず、奴等が消えた辺りを見やった。すると、ベッドの足元の先に犬が2匹、身を寄せ合うように踞っていた。大型犬。奴等に殺気は感じられなかった。それどころか、奴等の目線は部屋の出口に向いている。出ていきたいのか?
俺はゆっくり起き上がり、衾戸を開けてやった。すると奴等はゆっくり静かに去っていった。また独りぼっちの俺。奴等が入ってきた辺りを見ると、俺の個室のはずなのに、隣室とは衾だけの仕切り。これでいいのか?
しかも衾が僅かに開いていて、隣人の息遣いどころか動きも垣間見られる…… (02/14 19:30)
[(頂いたコメントに)キャ! 怪談と階段。駄洒落! でもこれは夢。へんてこな夢。最後のほうは忘れてしまいました。残念。あの犬たちは何だったのか……。犬種は分からない。どちらもイングリッシュ・マスティフっぽかった。体色は薄茶と焦げ茶。]
← 未明に帰宅。零下だけど雪は小降り。この程度で済めば情緒的かもしれない。でも、このあとに待つシャワータイム。脱衣場も浴室も零下。電気ストーブじゃ焼け石に水……じゃなく、冷気にマッチの火。気合いを入れてシャワー! 忘れずに体重も測る。 (02/15 15:06)
それにしても、この頃よく夢を見る。…というか、夢をメモるようにしている。睡眠は睡眠障害を抱えた身なので、いつも細切れ。目覚めるたびに夢。あまりに頻繁なので、メモするのも億劫に。それでも覚えている限り、時にはメモしておく。夢を正確に描く表現力も、その前に記憶力もないのだが。
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