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2023/01/06

本にもビニールで封

 ← 高野秀行著『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル) 「学んだ言語は25以上! 辺境ノンフィクション作家による、超ド級・語学青春記。 語学は魔法の剣!」

 体もだが、家の不具合も多すぎる。二口コンロの点火異常、台所の蛇口(栓)の水漏れ、何ヵ所かの窓歪んでる、障子や襖の破れや歪み、網戸全て破損、畳のヘタレや床のヘタレ、屋根瓦の破損、屋根裏部屋の窓歪んでる、玄関の戸に穴、玄関の鍵異常、室内灯幾つかヤバイ、既に機能不全の金庫が重くて床が抜け落ちそう、縁側の窓ヤバイ、縁側の廊下風吹く、縁側の屋根からイモリの糞……などなど。納屋のガラス戸 破損。ああ、キリがない。 (01/05 05:24)

 

 ジャズのCDを買いたくて雨や雪の心配もないし、自転車を転がして外出。最初はセコハンの店にいったが、CDの扱いは例外的。で、足を延ばして駅前のブックオフというわけ。マリエにブックオフがあることを今日初めて知った。

 そこでもCDの在庫はあまりない。大半が若者向け。とりあえずジョン・コルトレーンを何故か2枚。クラシックも一枚。

 単行本がおもったよりはあった。気になる本もあった(古書店には比べようもない)。が、何故かビニール(セロファン)で封してある。ビニ本みたい。中を覗かないと買う判断ができないよ! (01/06 18:48)

 本で買ったのは、ジョン・D・ バロウ著『科学にわからないことがある理由―不可能の起源』、長沼毅著『生物圏の形而上学 ―宇宙・ヒト・微生物―』、山内 マリコ著『ここは退屈迎えに来て』 (幻冬舎文庫)の三冊。バロウは昔、図書館本で読んだかもしれないが、手元に置きたくて敢えて買った(むろん、読む)。長沼毅の本は折々読んできた。初めて買って読む? 山内 マリコは富山市出身作家で、以前から気にしていた。ようやくゲット。

 

 高野秀行著の『語学の天才まで1億光年』を昨夜半に読了。仕事の合間に車中にて。話題の本らしい。読書メーターでの感想を見て注目した。語学コンプレックスは吾輩も。特に会話というか発音、発声が難。言語障害なので仕方ないけど、でも、読むほうも苦手となると、単に語学の能力が(も)欠如しているだけか。学生時代、ラテン語は優だったのが密かな自慢(すっかり忘れたが)。

 著者のヴァイタリティは感服に尽きる。「辺境の言語は、ネイティヴを探して学び、文法の法則は自分で見つける」「コンゴの怪獣やアマゾンの幻覚剤探し、アヘンケシ栽培体験などの仰天エピソードにおける語学についても語られ」と、破天荒なのは確か。

「自動翻訳時代の語学の意味を問う、破天荒で壮大な語学青春記」という謳い文句だが、自動翻訳時代の語学の意味を問うは、考えさせられるものがあった。グーグル翻訳技術は各段の向上を見せている。苦労して語学を学ぶ意味はあるのか。が、著者は敢えて体当たりでネイティブ語を身に付けることで、相手とのコミュニケーションがはかれると云う。

 書き言葉のない言語も多数ある。大概は、宣教師などはアルファベットで発音などを書き起こしていく。欧米の言語空間に収め込んで行く、その弊害をも問うている。

 本書では女性関係は書いてない。青春に女性(異性)は付きものに思うのだが、ちょっと物足りない。テーマ外だから仕方ない?

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