今日も雪降りやまぬ
← 今日は晴れ。降雪も一段落か。が、天気急変が習いの富山。あくまで今は青空なんだ。氷柱が成長するのは零下じゃないってこと。車の走行もアイスバーンじゃないから少し気分も楽。28日深夜には仕事で高速を走った。アイスバーン気味で、最初は恐々だったが、気が付いたら時には百キロ以上を出していた。慣れは怖い。 (01/29 17:02)
今日も雪降りやまぬ。でも、気温は昨日ほどじゃない。積雪も20センチほどで推移しそう。水道の凍結も心配なさそう。今夜はシャワー 浴びれるかな。 (01/26 14:37)
べッセル・ヴァン・デア・コーク著の『身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法』を読み始めて数日。我ながら素晴らしい本を発掘したものだ。……まだ40頁ほど読んだだけだが、この先も読み応えあること確信。本書1冊で重厚な文学作品何冊にも相当する。来月半ばまで、ゆっくりじっくり付き合っていくよ。 (01/26 15:20)
三浦 英之著の『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』なる本を読書メーターで知った。
「1970~80年代、資源を求めた日本がアフリカ大陸に残したものは、 巨大な開発計画の失敗とさび付いた採掘工場群。 そして、コンゴ人女性との間に生まれた子どもたちだった──。」
商社マンか誰か知らないが、日本人も世界のあちこちで食い散らかしてきた。 (01/26 23:54)
音楽……歌うことは好きだった……けど音楽の授業は嫌だった。駄洒落遊びして堪えていた。 弁当便 騒ぐな! 食パン モツあると 爆破 ヘンデルとグレてる 火出る臼 宅配丼 土瓶蒸し チャリンコ好き
大江 健三郎/古井 由吉対論の『文学の淵を渡る 』(新潮文庫)を車中で折々に読んでいる。かなり高度な内容。
「聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、鴎外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍ら(中略)、創作時の想いを明かす。 日本文学の最前線を半世紀を超えて走り続けた小説家が、それぞれの晩年性から文学の過去と未来を遠望する対談集」
ちょっとレベルが高過ぎる。未読作品多すぎ。車中で読む本じゃなかった。 (01/29 14:35)
← 伊坂幸太郎/著『ゴールデンスランバー』(新潮文庫) 「仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。」
伊坂幸太郎作の『ゴールデンスランバー』を今朝、読了。本文は昨日読了していた。寝落ちしそうだったので、なくもがなの解説だけ今日になって。
「仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した」という驚愕の展開。「首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ」といったもの。
作者も断っているように、アメリカのケネディ元大統領暗殺事件を重ね合わせている。暗殺犯はヒットマンによって射殺され、犯人として真相は闇に葬られた。副大統領が糸を引いていたという噂があった。
吾輩としては、昨年夏に起きた山上徹也容疑者による安倍晋三元首相銃撃事件をダブらせないわけにはいかない。こちらは、犯人とされる人物はヒットマンに口を封じられるという劇的な展開ではないし、そもそもこの作品は15年も昔の作品。ダブらせるほうが無理筋。でも、アメリカの暗部、日本の恥部などを俯瞰して読むのは仕方ないだろう。
作品としては、展開が強引なところが少なからず見受けられる(伏線が回収しきれていないのでは? という点が、吾輩の鈍な目でも気付かされる)が、そんなことは作者は百も承知なのだろう。それよりも、ありがちのサスペンス小説ならなんとか辻褄を合わせて終わらせるのを、こんなのありかよと思わせるエンディングにしているところに作者のこの作品に懸ける意思が見受けられる。
文庫本で600頁以上の作品を息も継がせず読ませ切ったとは言い切れない。それでも、最後まで読ませるのは、まさに作者得意のディテールの描き方や登場人物たちの、深刻な事態にそぐわないような会話のやり取りの面白さの力だろう。とりあえず読ませるし、先に進ませる。で、気が付いたら意表外の終わり方に呆然とする、というわけである。
作者の伊坂幸太郎は仙台出身。吾輩も仙台で6年暮らしたことがあり、気が付けば同氏の作品もこれで四作目。気になる作家で在りつづけそうだ。
ちなみに、本作品の表紙絵も、三谷龍二氏の手になる。
伊坂氏は、「『重力ピエロ』の単行本の時に、装幀担当者が「これだ!」と三谷さんの作品を出してくれて、あまりに美しくて感動しました。寓話的だけれど、社会とも繋がっているような感じで。三谷さんの作品のおかげで、僕の小説の品が良くなっているような気がしています(笑)。『フィッシュストーリー』はあの作品を表紙に使いたくて、無理やりタイトルに「フィッシュ」を入れたんですが(笑)、『オー!ファーザー』以降は三谷さんが、小説をもとに新しい作品を作ってくれているんですよね。三谷さんの大事な世界観を貸してもらっている気がしますし、本当に感謝しています」と語っている(「波:2020年10月号 | 新潮社」及び「gallery yaichi | permanent artist | 三谷龍二 -Ryuji Mitani-」参照)。
伊坂 幸太郎作の『ゴールデンスランバー』 (新潮文庫)の本文を昨日夕方読了。仙台が主な舞台の作品。遠い昔、仙台に6年暮らしたことのある我輩には、知ってる地名町名が出るとうれしい。グーグルの地図を眺める。当時は新幹線なかった。地下鉄もなかった……? (01/28 15:24)
ゴールデンスランバーのSlumberは、微睡みってことを読了も間近な今になって知る。遠い昔、「微睡(まどろみ)」と題した掌編を書いたことがある。皮肉な意味を含意してる。 (01/28 12:36)
Golden Slumbers……ビートルズのかのアルバム「アビーロード」の中の曲。曲なのか。学生時代 このアルバムを繰り返し繰り返し。なのに……Golden Slumbersという曲名も把握してたか。アルバムは今も書架に。再生も叶わないんだが。久しぶりに聴いた……YouTubeで。 (01/26 14:53)
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