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2022/11/30

宮台真司傷害事件の真相は?

 ← レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』(野中 香方子 翻訳 筑摩書房) 「人類の親戚としてのネアンデルタール人を、最新の研究の知見をもとに親愛をこめて描く。人間に関心のあるすべてのひとに――ユヴァル・ノア・ハラリ」 …どうしてこんな地味な装丁なんだ?

 前日のブログ日記を更新する寸前、「昨夜、「東京都立大教授の宮台真司さん、襲われ重傷 大学敷地内の歩道で」 (毎日新聞)というニュースが。そう言えば最近 同氏の本は読んでないなーと気付いた。」と注ぎ足した。

 その呟きにはコメント幾つか。

 雨の休日ということもあり、アリス・ロバーツ著『飼いならす――世界を変えた10種の動植物』や乃南アサの『躯(からだ)』などを読んで過ごした。勿論、CDは掛けっ放し。今はチャイコフスキー。へえーという発見もあったりする。

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2022/11/29

終日在宅読書三昧?

 ←   伊藤詩織 著『裸で泳ぐ』(岩波書店) 「あの日二五歳だった私はいま、三三歳になった――。声をあげて、「それから」の日々を綴った待望のエッセイ集。」

 夜になって、「東京都立大教授の宮台真司さん、襲われ重傷 大学敷地内の歩道で 」 (毎日新聞)というニュースが。

 29日は休み。朝から曇天。雨の予報。これを幸いに庭仕事は休んだ。せっかくだから、先日買った裏地(起毛)のパンツの色違いを買いに行こうかと思った。仕事で穿くスラックスは夏にはいいが、冬は寒い。風がスースーする。

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2022/11/28

肥大 ひだい こだい

 ← ジュディス・L. ハーマン (著)『心的外傷と回復』( 中井 久夫 訳 みすず書房 1996) 「レイプ、児童虐待、ホロコースト、家庭内暴力、戦闘参加帰還兵…具体的なさまざまな症例を通して、トラウマの諸相とその治療のあり方を描く。今後の日本に必至の課題に道をひらく代表的著作。」 下記参照。

 NHKニュースで、アナウンサーは「……こだい……」と。しかしテロップには「……肥大……」と。あれれ、「肥大」は「ひだい」と読むのでは? それとも我輩が間違って覚えてきた?

 すると、コメントで、「「ひだい」と認識してる人が多いけど「こだい」も広辞苑によるとそれもありというのかな」と。 (11/27 18:47)肥大(ひだい)と思い込んでいるので、敢えて辞書を引くこともない言葉。盲点だった。 

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2022/11/25

足元を見るべし

 ← ガストン・バシュラール 著『空間の詩学』(岩村 行雄 訳 ちくま学芸文庫) 「(前略)詩的イメージの根源の価値を明らかにするために、詩的イメージとイメージを創造する意識の行為を結合する、新たなる想像力の現象学を提唱する。バシュラール詩学の頂点をなす最晩年の書。」

 ガストン・バシュラール 著の『空間の詩学』を24日に読了。三度目なのだが、今回は通読するのがこれが最後だろうと、二週間を費やした。

「物質的想像力の概念を導入して詩論の新しい地平を切りひらいてきたバシュラール」の世界をゆっくりじっくり味わった。235個に渡る原注訳注も余さず。訳者によるあとがき等も目を通した。それでも、内容を理解できたかと云うと怪しい。ひたすらその詩文、詩的イメージの論理展開に身を、感性をゆだねるしかない。そう、ル・クレジオではないが、物質的恍惚を玩味するしかないのだ。

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2022/11/24

ガストン・バシュラール『空間の詩学』を味読

 ← 紗倉まな著『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社) 「2012年、現役高専生時代に華々しくデビューした当代人気No.1のAV女優・紗倉まな。(中略)どのようにしてAV女優になったのか、周囲の反応や撮影現場での日常、引退も考えた苦境、業界あるあるなど、赤裸々に綴ります。14歳の頃から夢見ていたAV女優という天職について語った、明るくポップな自伝的エッセイです。」

 台所の灯りが突如灯った。吊り下げライト(シーリングライト?)。何処か接続不良? 仕方なく流し台のライトだけ。台所……薄暗かった。が、昨日、間違って吊り下げライトのスイッチをオンにしたら何故かしばらくして点灯。 (11/21 17:28)
 帰郷当時は灯っていた。中の蛍光管を取り換えてから不調に。10年ぶりに台所が明るく。 (11/21 19:00)

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2022/11/20

雨の休日は読書三昧

 ←  ミチオ・カク[著]『神の方程式 「万物の理論」を求めて』(斉藤 隆央[訳] NHK出版) 「ビッグバン、素粒子のふるまい、ブラックホール、ダークマター……。アインシュタイン以来、宇宙のあらゆる事象を記述する究極理論、たったひとつの数式を、科学者たちは探求しつづけてきた。そして現在、多くの一流物理学者が、その答えに近づいていると考えている。(中略)本書では自らの専門分野にたちかえり、究極理論の「筆頭候補」であるひも理論研究の第一人者として、科学者たちの真理をめぐる論争と情熱、そしてその最前線を明快に語る。魅力的な科学者たちの挑戦の物語を読みながら、現代物理学のキーワードを一望できる一冊」

 20日の日曜は曇天。日中は氷雨が折々だったが、夕方からは強い雨に。今夜は仕事でなくてよかったと、仲間らの苦労を横目に勝手な安堵の呟き。お蔭で居眠りと読書三昧に終始(ブログ日記は欠かさず)。

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2022/11/19

ヘンデルとハイドンの区別がつかない

 ← スティーブ・シルバーマン著『自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実』(正高信男/入口真夕子訳 ブルーバックス) 「現代は自閉症が増えている!? 天才や起業家には自閉症的傾向が多い!?20世紀初頭に研究が始まった自閉症。さまざまな誤解と偏見を経て脳科学的に理解されるまでをたどりながら、「自閉症スペクトラム」と呼ばれる人たちの真の姿に迫る。「脳多様性(ニューロダイバーシティ)」という新たな視点から捉え直す科学ノンフィクション。オリバー・サックス序文」

 今日20日は日曜で吾輩にとっても休日。幸か不幸か雨がち。庭仕事せずに済むし、バイクツーリングの虫が疼くこともない。買い物以外、終日籠って居眠りと読書、洗濯などの雑用。逆言えば休日らしい過ごし方か。(11/20 20:05)

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2022/11/16

読書…卑近から壮大まで

 ← ハイノー・ファルケ/イェルク・レーマー共著『暗闇のなかの光 ブラックホール、宇宙、そして私たち』(吉田 三知世/訳 亜紀書房)「2019年4月、ブラックホールの存在が初めて画像で直接証明された。「いくら見つめても足りない。素晴らしく新しいが、なぜか懐かしい」プロジェクト実現のため、世界中の電波望遠鏡のネットワーク作りに奔走した研究者が語る、壮大なサイエンスノンフィクション。」

 音楽のある日々。今はずっとハイドン。1枚のCDを繰り返し。交響曲3曲。本を読んでても気が付くと聞き入っている。ハイドンって今も人気あるの?

 ハイノー・ファルケ/イェルク・レーマー共著の『暗闇のなかの光 ブラックホール、宇宙、そして私たち』を前夜半に読了。六日ほどを費やして。なかなかの力作。

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2022/11/15

梯子の先に待つものは…

 ← これから命懸けの作業が。内庭の松の枝葉の伐採。車道にはみ出してる枝葉だけ。普通の脚立では、その上に立っても届かない。2階の屋根まで届く梯子を用意。ここに登ってもダメ。天辺まで昇り、立って長い柄のチェーンソーを目一杯伸ばして(片手で)さて枝に届くか……。やる踏ん切りがつかない。 (11/15 13:01)

 松の木の、車道にはみ出してる枝葉を何故 伐る必要があるのか。それは風に松葉が路上に吹き散るから。もっと問題なのは雪。枝葉に降り積もった雪が折々ドサッと車道に落下する。車や人を直撃したらと思うと……。 (11/15 13:09)

 業者……便利屋に任せる? 高いだろうなー。 (11/15 13:11)

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2022/11/14

もやもやした一日

 ← 一橋文哉著『世田谷一家殺人事件 韓国マフィアの暗殺者』(角川文庫)「2000年12月31日、世田谷区上祖師谷の四人一家が無残な状態で発見された。現場に多数の痕跡を残しながら捕まらなかった犯人。その犯人を追って著者が向かった先とは?」

 今日(月)は曇天の寒い一日。昨日の日記にも書いたが、東京在住時代、特にサラリーマン時代に使っていた三菱銀行の口座の解約手続き(の担当者とのやり取り)に終始したような一日。

 普通預金の方の口座は解約できそうだが、マイカードの方は宙ぶらりん。もやもや。

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2022/11/13

風に消えた千円札

 ←     伊藤詩織 著『裸で泳ぐ』(岩波書店) 「あの日二五歳だった私はいま、三三歳になった――。声をあげて、「それから」の日々を綴った待望のエッセイ集。」

 今日、2ヶ月ぶりに書店へ。久しぶりの店。やはり店員の教育がなってない。というか、ただの店員。書物愛がない。本の扱いぞんざい。レジ打ってるその本、我輩のものになるんだよ。カウンターから落としてそのまま平気で売るの?

 書店から帰宅して、本をチェックしててショック。数か月前に読んだばかりの本(『ホモ・デウス 上下』)が! 同じ著者の違う本を買うつもりだったのに。 (11/10 22:39)

 伊藤詩織著の『裸で泳ぐ』を店内端末で検索。在庫なし…。店員に聞いたら、書店としては発注しないとか。話題の本なのに! (11/10 20:17) 応援する気持ちもあって買いたかったし読みたかった。後日、違う店で探すか(文苑堂では店員が不愉快なので、予約注文はしたくなかった)。

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2022/11/10

微風快晴…書店へマイクロツーリング

 ← エドワード・ブルック゠ヒッチング 著『愛書狂の本棚 異能と夢想が生んだ奇書・偽書・稀覯書』(高作 自子 訳 ナショナル ジオグラフィック) 「「最上級の奇書を並べた本棚をつくるとしたら、いったいどんな本が選ばれるのか?」 本好きなら時間を忘れて没頭するこの上ないテーマについて、古今東西の奇書を渉猟し、歴史に埋もれていた珍本を発掘し、豊富な図版を集め、古書マニアの本領を発揮してその魅力を縦横無尽に語る。」

 10日は休日。前回の休日は6日だったが、その日は庭仕事に全精力を奪われ、読書の点では災難の日だった。

 今日はというと、快晴微風でお出かけ日和(庭仕事日和でもあるが…)。ミニツーリングしたいという思いもあったが、この頃の再読本の連続にやや辟易気味で、そろそろ新しい本をという欲求を満たすことを優先した。

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2022/11/09

「稲作」から出るマイクロプラスチック

 ← 本日は晴天なり。買い物にバイクで。寒くないし空があまりに爽快なので、足を伸ばして海まで。岩瀬浜。広い砂浜。浜辺から立山連峰の東端が望める。海水の透明度かなり。子供の頃は濁っていた。……とは言え、目に見えずともマイクロプラスティックは容赦なく富山湾も汚染してるのだろう。 (11/07 14:47)

 今日六日は日曜。で、偶々吾輩の休日でもある。富山県のマラソン大会がある。晴天でよかった。もう少し若かったら出場したかった。 (11/07 01:02)

「「マイクロプラスチック」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?海岸に打ち上げられたペットボトルやレジ袋などが思い浮かぶ人も多いかもしれませんが今回、注目するのは「稲作」から出るマイクロプラスチックです。思わぬものが関わりがあることがわかってきました。(経済部記者 池川陽介)」(「流出するマイクロプラスチック 稲作で使う○○が海や川に | NHK | ビジネス特集 | 環境」)

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2022/11/07

神野藤昭夫著『よみがえる与謝野晶子の源氏物語』読了

 ← 神野藤昭夫 著『よみがえる与謝野晶子の源氏物語』(花鳥社) 「『新訳源氏物語』と『新新訳源氏物語』——晶子の生涯を貫いた「源氏」に賭ける情熱の軌跡! 翻訳はどのようにして完成したのか。 新資料の数々をもとに訳業の具体像を明らかにする」

 買い物へ行ってから庭仕事するかと考えたが、時間が遅い。秋の暮れるのは早い。三時過ぎから畑の剪定や車道の生垣の剪定などに汗を流した。五時を回ると真っ暗。そんな中、せっせと。寒い一日だったが、汗だく。

 吾輩はと云うと、午後の三時ごろ、ようやく起き上がる元気が出た。昨夜はそろそろ帰庫かという頃に高岡への仕事。だから疲れが出たのだろう。普段なら、大概は夜中の一時過ぎには仕事もなくなり、一時半からは車庫で読書しつつ待機して過ごしているのだ。

 今日六日は日曜。で、偶々吾輩の休日でもある。富山県のマラソン大会がある。晴天でよかった。もう少し若かったら出場したかった。 (11/07 01:02)

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2022/11/05

キャッチ・アンド・リリースは偽善

 ← 隣家の植物は皆 良く見える。鮮やかな黄色。黄葉? 地の色? (11/03 13:44)(六日に見たら、葉っぱはほぼ落ちていた。黄葉だったようだ。南天の実のような真っ赤な小粒の実が数知れず生る木の名前が、「ピラカンサ」と教えていただいた。)

 NHK “ミクロの毛”面白かった.。初耳の話ばかり:「「“ミクロの毛” 細胞を指揮する司令塔」 - ヒューマニエンス 40億年のたくらみ - NHK」 (11/03 17:55)

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2022/11/01

創作無くして人生なし

 ← 遠藤周作/著『沈黙』(新潮文庫) 「神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編」

 11月1日も過ぎ、二日。今年もあと二か月を切った。昨年までの週に三日出勤の隔勤から、時間帯こそ夜間ながら、週に5日の出勤の日々に変わった。何とか十か月を(大過なし、じゃなくギックリ腰もあったりして)乗り切った。

 感覚としては毎日夕方には出勤で、慌ただしく感じる。ブログも週に二日、読書メーターに呟いたものを纏めて転記。読書の感想だけ、こうしてブログ日記の形で、パソコンに向かって書いている。

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