十六穀がゆ発見!
← ユヴァル・ノア・ハラリ 著『ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来』(柴田 裕之 訳 河出文庫) 「世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。」
ポール・オースターはファンとも云える作家。帰郷した2008年春から図書館通いして読み漁った(フリーターだった)。2011年春からは職にありつき、本は買って読むように。オースターも新刊はもとより、既読本も敢えて買って読み返してきた。
読書メーターへの記録は10年にならない。翻訳されたものは大概 読んだはずだが、見逃しも。何か気付いてない本 読みたい。虚構と分かってても読ませるオースターは作家そのものだ。
再読は厭わない。むしろ大歓迎。再購入を厭がってる。 (10/10 14:31)
椰月 美智子著『きときと夫婦旅』を読みたい本に登録。富山関連の本らしいので。 (10/10 14:07)
ユヴァル・ノア・ハラリ 著の『ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来』を今朝未明に読了。上巻共々面白かった。啓発されることが多々。さすがユダヤ人というか、思索が徹底しているし考える目配りの領域も読みも傑出している。
だからか、昨日は残りの150頁余りを一気に読めた。
ユヴァル・ノア・ハラリ本人が末尾の謝辞で書いているが、ヴィパッサナー瞑想の技法を手ほどきしてくれた恩師サティア・ナラヤン・ゴエンカのお蔭だとか(他にも感謝しているが)。「私が現実をあるがままに見て取り、心とこの世界を前よりよく知るのに役立ってきた」と。集中力と心の平穏と洞察力。
ユダヤ人、ユダヤ教というと、ラビの存在。子供の頃から様々な事象について論議するのが当たり前の国情なのだろう。厄介な問題(宗教や政治、性など)は敬遠気味に育ってしまい、何事にもナイーブなままに育つ日本とは比べようもない。
「私たちはどこへ向かおうとしているのか。人工知能や遺伝子工学といったテクノロジーとホモ・サピエンスの能力が合体したとき、人類は何を求め、何のために生きるのか、そして世界に何が起きるのかを問う」という本書。
著者は、未来の予測を語っている。但し、本書での著者の主張は、ひたすら未来の予測を語るのではなく、まずは過去を見遣り、なぜ人間はホモ・デウス、つまり不死と至福と神のような力の獲得(神性の獲得)を必然的に目指す道をたどる、という点にある。
彼の主張に賛否交々だが、読みべき本であることは否定できないだろう。
← 十六穀がゆ (画像は、「おかゆ - 十六穀がゆ250g|たいまつ食品」より)
十六穀ご飯、食べたいが、あるのは普通の米に混ぜて炊くもの。出来合いの十六穀ご飯のレンチン 欲しい。が、十六穀ご飯じゃなく、パック入り十六穀粥を発見。麦飯もスーパーでは見いだせていないが、十六穀粥で十分じゃなかろうか。 (10/10 12:15)
今日(月曜。亡くなった母の誕生日)もDVDプレーヤーでCD聞きっ放し。今日は、ヘンデルなどバロック。音楽と読書は相性がいい?
若い頃(と言っても30代)読み漁って、今更……あるいは嗜好の変化……時代の変遷……評価の変貌……読みのも億劫で手にしない作家(書き手)が居る。埴谷雄高はその筆頭か。「死霊」はもとより繰り返し。百冊近く蔵書。ドストエフスキーも小説の全てを4回は読んだ(「未成年」だけ3回)。
ゴーゴリ、ゴンチャロフ、チェーホフ、モーパッサン、イプセン、ガルシン、カフカ、マン、宮沢賢治……。(マルケスやエリオット、メルヴィルなどが加わるのは四十代から。)
今では読まれていない(?)ユング(「自伝」はお薦め)やフロイトも若い頃 散々。特にフロイトは今も作品によっては読み応え大いにある。モーゼやダ・ヴィンチ論など、下手なサスペンス作品は足元にも及ばない。結論に到る推理の道筋が秀逸なのだ。
埴谷雄高には、一番苦しい頃…窓際族だった頃に、小説もだが評論に励まされていた。
ドストエフスキーに最近 手を出さないのは、体力気力かも。十数頁で目が疲れる。休み休みは嫌だし。一気読みできた昔の元気は何処へ…… (10/10 14:42)
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