雨水タンクを検討している
← オリヴァー・サックス著『意識の川をゆく──脳神経科医が探る「心」の起源』(大田直子訳 早川書房) 「脳科学の最新成果も貪欲にとりいれた、脳神経科医サックス最後の医学エッセイ集。養老孟司氏解説。」
今日祭日でもある月曜日は、上掲の本と、読了後はピエール・ルメートル作の『その女アレックス』 (文春文庫)を読んで過ごした。あとはブログ日記や創作など。
ルメートル作品を読むのは二作目。安定した力がある。読ませる。
オリヴァー・サックス著の『意識の川をゆく──脳神経科医が探る「心」の起源』を再読した。サックスの遺稿集。
「亡くなる直前、進化論的な考え方に大いに関心を示したサックス先生は、脳神経系や意識の起源につながることがらと患者の症例、そして自らの病状をも素材にして思索を深めていた」とか。
フロイトの精神分析医になる前の優れた研究者としての実績、ダーウィンも優れた研究者だったことは、彼らの著書も伝記も読んできた自分には目新しくはなかった。でも、改めて研究者としての着実な歩みを再認識した。サックス自身、幼い頃からの、豊かな前史があることは、素晴らしい自伝「タングステンおじさん」で何度となく確かめてきた。解説はサックスとほぼ同年代の養老孟司の手になる。素っ気ないがそつがない。
我輩は、サックスファンである。もう新著が読めないのが淋しい。折々再読していくだろう。
奥の書棚をあれこれ弄っていたら、バタイユ全集に目が。遠い昔、古書店で大人買い。配達してもらったのだが、本を紐で括ってあって、その紐が全集の箱に食い込んでいたことにガッカリ。
それはさておき、揃えただけで満足して(?)ほとんど読んでいないことに内心忸怩たる思いがあった。ジル・ド・レ論が目についた。読みたい本の棚へ移動させた。
雨水タンクを検討している:
「3:雨を貯める道具(雨水タンク) – 不便を愉しむ、さえらるる暮らし」
裏の庭や畑では、実は大きなポリバケツに納屋の雨樋の水を貯めて久しい。畑などの水遣りに使ってる。雨水はドンドン溢れるのでボウフラも湧かない。
表側……玄関脇にも小さなバケツ。これは、庭仕事のあと、道具や長靴などを洗ってる。あるいは、豪雨で雨樋から雨水が溢れ、直下の地面を抉る箇所がある。そこにバケツを置いて地面を保護。
そこで雨続きの天気だから思いついたのか……せっかくなら大きな雨水タンクを蔵などの脇に設置して庭木への水遣りに使う。あるいは非常時にだって使える。 (10/11 00:51)
十日の夕方、創作「罅割れのガラス窓」を書いた。この数年、胸に蟠っているプラン。朧だけど悶々としたものが脳裏に渦巻いている。吐き出せるだろうか。 (10/10 23:37)
「彼岸花」があるなら、「此岸花」もある? (10/10 23:17)
今日(月祭)も日中は寒かった。ただ昨日ほどじゃないか。暖房は不要だった。あるいは、サマーセーターを使ったからか。(10/10 20:52)
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