孫崎享氏の講演会へ…危機感を共有
読み出した途端に安定感のある語り口を実感し、敢えて数十頁ずつ読んでいたが、最後はやはり一気読みに。頁を捲る手が止まらない。最後まで緊迫の場面は続く。傑作である。感想など無粋だ。 (10/14 03:30)
旦部 幸博/北川 善紀共著の『最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界 歴史をも動かすミクロの攻防』 (ブルーバックス)を読み出した。コロナ禍を契機に改めて感染症や病原体について学ぶ。自宅では、『ル・クレジオ、文学と書物への愛を語る』と交互に。 (10/14 02:50)
孫崎 享著『平和を創る道の探求 (深読みNow 5)』(かもがわ出版)を買った。今夜(木曜の夜)、元外務省国際情報局長である孫崎氏の講演会へ自転車を転がして。「戦争をしないために日本・国際社会はどうあるべきか」という題。話を聞いて危機感を共有しなければと思った。後日、本書を読了後、感想も併せ思うところを書きたい。
こういう有為の人材はテレビには出られないんだなーと痛感。
その会場入り口で、会場(富山市奥田新町のボルファートとやま)に入る前に。今の世界の、日本の現状に非常な危機感。勉強になった。同氏の本は、「戦後史の正体」に続いて2冊目。 (10/13 21:17)
(的確なコメントを頂いた。そのレスとして)日本の経済はアベノミクス等自民党の政策によって破綻寸前。処分された村上議員は(国賊発言はともかく)あまりに的確にアベの<功績>を指弾したからです。日銀も政府もド坪から抜け出す手立てを持たない。こうなったら起死回生の一手は(歴史は繰り返す……日露戦争で日本経済が破綻し戦争の道に突き進んだように)何がなんでも戦争へ! 外敵を作り上げて国内の不満を内即ち自公政権ではなく中国かロシアに向けさせ、一切政府への文句の口を封じさせる。アベ強権政治は行き着く所まで! (10/14 02:38)
← 養老 孟司 (著)『脳の冒険―こころ・からだ・社会 好奇心の散歩道』 (知的生きかた文庫 1995年 三笠書房) 「解剖学者の眼で現代を見つめてみると、見えないものが見えてくる。日常生活、趣味、仕事から人体、宗教、臨死体験……。現代の森羅万象を読み解く解剖学者の著者の眼は、深い洞察とユーモアに満ちている。」
養老 孟司 著の『脳の冒険―こころ・からだ・社会 好奇心の散歩道』を13日午後に読了。再読。四半世紀ぶりか。驚くことに、奥付けには刊行年が記載されてない。こんな本は初めて。93年6月に刊行された『脳に映る現代』を再編集し、改題の上、文庫化と。
養老孟司というと、昆虫採集が趣味なのは知る人は知っている。某寺に虫塚を作ったほど。『バカの壁』や1989年に出た『唯脳論』はベストセラー。吾輩も読んだ(書庫に眠ってるか)。
啓蒙洒脱と云えそうだが、ざっくばらんで素っ気ないほどの語り口。頭が良すぎて(同氏には自明なので論旨を飛ばしてしまい)、彼の話に付いていけないこともしばしば。本書もその例外じゃない。飛ばし過ぎて、現代では活字にできないトピックも。
小生は、医学の本を齧るのが好き。特に何故か解剖学者の本が好きで、養老孟司や布施英利,もだが、なんと云っても三木成夫(の本)のファンである。同氏の本は大概読んで来たが、中でも『胎児の世界』は傑作である。学的には古くなった部分はあるが、ドラマチックの極みと感じるくだりは何度読んでもハラハラする。
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