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2022/09/12

炭酸水じゃなく炭酸飲料

 ← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集 1 ハムレット』(松岡 和子 翻訳 ちくま文庫)「数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作の新訳。脚注・解説・日本での上演年表付き。」

 さて、またガブリエル ガルシア=マルケス作の『エレンディラ』 (ちくま文庫)と、スタニスワフ・レム作の『マゼラン雲(スタニスワフ・レム・コレクション)』を自宅では交互に読むことに戻る。

 車中ではまた、今度は吾輩の書庫から古い本を引っ張り出して読むことになりそう。

 余談だが、昨日の日曜日、庭仕事をした。運動を兼ねてやっていて、汗をたっぷり流した。それはいいんだが、働いて汗を流したことを口実に、炭酸飲料を2本も飲んでしまった。炭酸水じゃなく。ここが問題だな。つい、気が緩む。

 

 シェイクスピア 作の『シェイクスピア全集 1 ハムレット』を今日午後四時過ぎに読了。読み始めたのは昨夜の真夜中過ぎ。途中には睡眠時間帯もあるし、ほぼ一気読み。訳がいいからか、読みやすいし、とにかく面白い。若いころに読んだが(福田訳だったか)、その後、映画のイメージが邪魔になって敬遠気味になっていた。でも、松岡和子編訳が全集の形で出たので、これを契機に読むことに。

 恨みの復讐劇なのだが、いざとなると、躊躇するように見える姿(シェイクスピアの書きぶり)に、悩めるハムレット像が独り歩きしたという。実際はどうなのだろう。あるいは中世の直情型人間から近代の悩める人物像への転換点を象徴する作品なのかもしれない。舞台劇に仕立てるにも、解釈や演出の余地は相当にありそう。

 そんな解釈など専門家に任せて、こちらとはひたすら楽しむだけ。

 

 ← 芥川龍之介著『羅生門・偸盗』(新潮社) 昨夜 父の書庫で発掘した。昭和27年(1952年)刊の初版本。先程、登録したが見付からない。父が結婚して数年の頃に入手か。頁数は228頁なので、表題の作品以外に十数編。父は古い蔵書の大半は処分したようだ。次第に純文学系から、歴史・時代小説や、旅・酒・歴史・中国・古銭・切手・篆刻にと、趣味に重なるように読書分野を変えていった…… (09/12 01:22) 芥川の本は、あれこれ持ってるし、読んできた。でも、せっかくなので、父の本で再読するかな。

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