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2022/09/30

愛しの和菓子・求肥は何処に

 ← 大岡信著『肉眼の思想 - 現代芸術の意味』(中公文庫 1979年6月) 背表紙:「現代芸術は今大きな過渡期の瀬を渡っている。その瀬の荒い流れ、大小さまざまな波にもまれつつ、自分の位置を確かめ、全体の展望を得ようと努力している一人の抒情詩人の顔貌と思索と批評の書」 表紙・扉 の絵は、白井晟一。解説は飯島耕一。

 書店に寄ったら、本を買うのは当然として、栞と出版社が毎月出す冊子も貰ってくる。今回は、岩波書店「図書」吉川弘文館「本郷」小学館「STORY BOX」集英社「青春と読書」新潮社「波」の5冊。これらを読むのも楽しみ。……全部は読めないな。 (09/29 23:06)

 書店のあとは、好きな和菓子を買いに地下の食堂街へ。

 29日は快晴の休日。庭仕事日和だが、久しぶりに自転車を転がして書店へ。三か月ぶりか。書店の敷居が高い。古書店にも行きたい。庭仕事は最少に。先日の剪定で庭に散在している枝葉を拾い集め、植木の根元などに撒いた。

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2022/09/29

再読も愉しいが…

 ← 画像は、書店で貰った栞。数百枚はある。岩波の「図書」や新潮の「波」なども入手。 (09/29 20:13)

 今日、住民票を申請。手数料300円。びっくり。いつの間にやら値上げ? (09/26 19:10)

 ポール・デイヴィス著の『生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く』の再読開始。やはり面白い。一度しか読まないなんて、勿体無い。

 既に初読の際に感想 書いた。お勧め。再読の今度はゆっくり読む。 (09/26 21:27)

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2022/09/26

青い空 白い雲

 ← レナード・ムロディナウ 著『ユークリッドの窓 ─平行線から超空間にいたる幾何学の物語』(青木 薫 翻訳 ちくま学芸文庫) 「平面、球面、歪んだ空間、そして……。幾何学的世界像は今なお変化し続ける。『スタートレック』の脚本家が誘う三千年のタイムトラベルへようこそ。」

 レナード・ムロディナウ 著の『ユークリッドの窓 ─平行線から超空間にいたる幾何学の物語』を読んだ。刊行当時の15年に読んだので、僅か数年ぶりの再読。車中の友にと選んだ。文系っぽい本が続いたので、理系の匂いのする本を手にした。

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2022/09/25

楽しむ本 読むべき本

 ← 有田芳生 著『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店) 「統一協会の実態や保守政治勢力との関係に鋭く斬りこんだ労作に、新たな書き下ろしを加えた改訂新版。統一教会問題の必読入門書」

 有田芳生(ありたよしふ)著『改訂新版 統一教会とは何か』を有田氏の講演会場にて購入し、その日から読み出して、夜半過ぎには読了した。

 読書は小生は好きな本、面白い本、好奇心を掻き立てる本などを読む。勉強やノウハウのための読書はしない。 が、時には読まないといけない本もある。

 

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2022/09/24

有田芳生氏の講演会に行ってきた

 ← 久しぶりに夕方近くに買い物。ここ最近は昼前後だった。父母が健在の頃は夕方。夕焼けの光景をしばしば近所の公園で。

 今日は有休を取って、「緊急講演 統一教会と政治 有田芳生」を聴いてきた。予約して。

 一昨日からの雨がお昼ごろまで降っていた。一旦はあがったのだが、また降り出して。が、講演の始まる3時30分の直前、3時頃には上がり、自転車を転がして会場へ。

 重要だが地味な講演にも関わらず、会場には150人ほどがいたようだ。

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2022/09/22

日中国交正常化50周年

 ← 堀田 善衞 著『時間』(岩波現代文庫) 「南京事件を中国人知識人の視点から手記のかたちで語り,歴史と人間存在の本質を問うた戦後文学の金字塔.」(解説=辺見庸)

 堀田善衞 作の『時間』を22日未明に読了。数年ぶりの読了。かなり若いころにも読んだかも。「南京事件を中国人知識人の視点から手記のかたちで語り,歴史と人間存在の本質を問うた戦後文学の金字塔」というもの。

 二度目か三度目だからか、少し作品の出来で粗さを感じた。これは作家の意図したものか。現実の凄まじさの前で言葉が無力に感じられる。それでも、立ち向かわないと風化する、今、書いておかないと…。

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2022/09/21

新聞が届くのは当たり前?

 ← レナード・ムロディナウ 著『ユークリッドの窓 ─平行線から超空間にいたる幾何学の物語』(青木 薫 翻訳 ちくま学芸文庫) 「世界の見方は古代以来変わり続け、数学と物理の深い関係が今、明らかになりつつある。ユークリッドが開いたのは、宇宙の姿を見せてくれる窓だったのだ。『スタートレック』の脚本家が誘う3000年のタイムトラベル。」

 先日も書いたが、バイクショップでの店員の対応に感服。好きで買いたかったヤマハFJR1300の特集冊子をもらったり、カワサキZ2のモデルをもらったり、最後は車で自宅まで送ってくれた。

 とにかく、てきぱきしているしはきはきしている。我が会社もと思うが、社員教育はまるでなってない。挨拶ができない。挨拶しても、返事がない。社会人失格。他の会社じゃ、雇われないね。(09/22 19:22)

 

 

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2022/09/20

台風最接近…峠を越えたか

 ← スタニスワフ・レム作『マゼラン雲 スタニスワフ・レム・コレクション』(後藤 正子【訳】 国書刊行会(2022/04発売)) 「高度な科学技術的発展を成し遂げた人類は、史上初の太陽系外有人探査計画に着手、地球に最も近い恒星であるケンタウルス座α星へ向かう決定を下した。かくして選りすぐりの遠征隊員を乗せ、巨大探査船ゲア号は未知の空間へと踏み出していく。」

 スタニスワフ・レム作の『マゼラン雲 スタニスワフ・レム・コレクション』を20日夜半直前に読了。日に30頁ほどずつ読み、ほぼ半月を費やした。レム作品ということでやや構えた感がある。まして、「レムの幻の長篇がついに邦訳なる」となれば、猶更。

 レム本人は翻訳されることを嫌ったという。実際には、翻訳はされたが、旧共産圏諸国に限ってのこと。レムは、生活費を稼ぐために、当時の共産主義イデオロギーに反しないよう、用心深く政権に阿るかのような記述も付した。

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2022/09/18

愛車とのロンググッドバイ

 ← スズキスカイウェイブ650。先ほど、5年の愛車(650cc……280kg)とのロンググッドバイし、帰宅。次は、250ccの中古。今度は、190kg。体力的に大型バイクは困難に。思えば自宅で愛車の雄姿を撮ったことがないことに気付き、自宅を出る前に撮影。普段は玄関先のこの位置に静かに佇む。 (09/19 16:56)

 過日、仕事用の靴、底が剥がれた。昨日、瞬間接着剤で貼り合わせた。早速、今日 履いてる。 (09/16 20:31) ← 営業2回使用。何とか持ってる。

 バイクショップへ。店員たちのハキハキした対応。これぞ営業。わが社の窓口とは大違い。社内教育の差だけじゃなさそう。

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2022/09/15

頑張ったけど成果薄し

 ← レフ・イリイッチ・メーチニコフ  (著)『亡命ロシア人の見た明治維新』 (渡辺 雅司 (翻訳)講談社学術文庫 1982年) 訳者前書きによると、「ロシア東洋学者の眼に映った維新直後の日本」であり、「メーチニコフが在日した明治7、8年は、大久保利通による官僚主義的中央集権化が推進された、いわば維新の変質過程でもあった。明治維新を可能にした日本の進歩的風土を高く評価する一方、頻発する士族反乱や農民一揆に、暗い翳を見、未来日本の激動を予見する書」

 このところ、ハードな庭仕事が続いたので、15日の休日は、読書三昧するつもりだった。が、スーパーなどの買い物を済ませ、やれやれと庭を見回すと、植木の繁茂ぶりが凄まじい。

 庭仕事と云いつつ、この十日余り、畑など裏の庭の管理に没頭。その間に、肝心の表の庭の木々が(雑草も)遠慮会釈もなく…。

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2022/09/14

吾輩はノンポリ…だが…

 ← 萩を撮りに庭に出たついでに庭を観て回ったら、蔵の脇の庭の一角で野良猫発見。よく見掛ける馴染みのノラ2匹の1匹。日向ぼっこ。いつもは人の気配を感じるとすぐ消え去る。が、その時はあまりに居心地がいいのかびくともしない。背中越しにこちらの様子を窺いつつ、日向ぼっこ続行。 近所の方が飼ってるのか、野良猫か不明。 (09/12 18:57)

 今日は、レムとレインの二本立て。といっても、心ならずも普段着のまま庭仕事しちゃったので、夜に入るまで数十頁しか読めてない。

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2022/09/12

炭酸水じゃなく炭酸飲料

 ← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集 1 ハムレット』(松岡 和子 翻訳 ちくま文庫)「数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作の新訳。脚注・解説・日本での上演年表付き。」

 さて、またガブリエル ガルシア=マルケス作の『エレンディラ』 (ちくま文庫)と、スタニスワフ・レム作の『マゼラン雲(スタニスワフ・レム・コレクション)』を自宅では交互に読むことに戻る。

 車中ではまた、今度は吾輩の書庫から古い本を引っ張り出して読むことになりそう。

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2022/09/11

塀の外は関心外

 ← 過日、業者の手により雑草の刈り込まれた耕作放棄地。用水路の手前は我が家の畑。用水路は畑共々我輩が雑草をむしり取った。昆虫たちは何処へ? ……我が家の庭には虫たちの桃源郷が残ってるが…… (09/11 12:54)

 前回は、我が家の畑と眼前の耕作放棄地(嘗ては我が家などの田圃だった土地)との境界まで水草取りをやった。今日は、隣家と同じく耕作放棄地との間の用水路をメインに作業。他家の側溝だが、登記簿上は我が家の土地なので、用水路の管理は吾輩がやるしかない。

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2022/09/10

スマホの不調に参った

 ← 本多 顕彰 (著)『 旅路のはてに―随筆 (1956年)』(カッパ・ブックス) 

シェイクスピア全集 (1) ハムレット』 (松岡和子訳 ちくま文庫)を読み始めた。久々。映画化され、なんとなく映画のイメージが強く、敬遠してきた。でも、やはり読み返したい。読み始めたら、やはり面白い。

 これで、ガブリエル ガルシア=マルケス作の『エレンディラ』 (ちくま文庫)を車中で、スタニスワフ・レム作の『マゼラン雲(スタニスワフ・レム・コレクション)』を自宅で…というわけで、意識したわけじゃないが、なかなか重量級の3冊が並んだ。

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2022/09/09

送料無料の意味するもの

 ← 木瓜の実。昨日の外仕事で発見。梨の実は既に全て落下。栗の実は落下も含め見出だせず、何故? 柿の実 今のところ多数。 (09/07 13:20)

 

 ネット販売広告。半額とか大巾値引きとか。そもそも定価で販売した実績があるのか。何より気に食わないのは、送料無料ってやつ。送料無料ってどういうことよ。送料を払うのは無駄ってこと? 配達員や流通のコストは無意味で対価の値打ちがないと?

 そりゃ日本は長らくデフレで景気が低迷し、世界の中で随分と遅れを取ってしまった。今や周回遅れ。アベノミクスが景気低迷を加速させた。日本をチープな国に貶めた。

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2022/09/06

用水路は草茫々

 ← スタニスワフ・レム作『マゼラン雲(スタニスワフ・レム・コレクション)』(後藤 正子【訳】 国書刊行会) 「レムの幻の長篇がついに邦訳なる。」

 富山県……フェーン現象で36度。風 強い。昨日のうちに外仕事しといて良かった。庭仕事……まだまだやらなきゃアカン。……書斎のロッキングチェアに体を預け、窓外を見ていたら、揚羽蝶が。こんな日に舞うのは難儀だろうね。 (09/06 13:34)

 昨日は休日なのに、70頁しか読めず。夜は本を手に寝落ち。ま、ブログ日記は更新したからイイヤ。 (09/06 13:39)

 

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2022/09/05

食事は腹八分目にしないとね

 ← 編著者 ロバート・キャンベル『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫) 「病をどう受け止めどう立ち直ったのか?古典文学からせまる書き下ろし15章」

 常日頃、食事は腹八分目を心掛けてる。が、昨夜は食べ過ぎた。牛肉たっぷりのカレー(ライス)。日頃口にしたことのない高級品。頂き物だけを食べればいいのに、冷蔵庫の残り物を片付けようと…。日中の庭仕事の疲れを取ろうと…。憂い!

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2022/09/04

西谷啓治の講演の思い出

 今日は晴れ、休日。用事 たまりまくってる。でも、庭仕事。草むしり 、十日ぶり。ただ畑はなんと二ヶ月ぶり。雑草が腰の丈まで伸びてる。そこまで伸びると怖いくらい。コオロギなど昆虫のドリームランド。三時間弱であっさり更地に。

 作業を終えて三時間。シャワーを浴び、食事を済ませ、グッタリした体を休ませてる。明日はグロッキーかな。 (09/05 21:43)

(頂いたコメントに)ドリームランド。小さな畑。嘗ては野菜畑。生憎、野菜嫌いで次第に果樹園擬きに。梨、杏、キウイ、栗、ネーブル……。が、収穫が面倒で、秋口には梨やらの残骸が散在。表の庭や生け垣の世話や腰痛に辟易してる間に、昆虫たちのワンダーランドに。畑に隣接する近所の家の眼がなければ、昆虫や野鳥や猫たちに解放したままでも構わないのですが……。それにしても、プレミアムフライデーは何処に? (09/05 22:39)

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2022/09/01

居眠りにロッキングチェア寝追加

 ← 上村 豊著『逆問題の考え方 結果から原因を探る数学』(ブルーバックス) 「「逆問題」とは、「結果から原因を推定する」数学の一分野のことです。古典物理学で説明不可能な現象が顕在化し、その限界が意識され始めた19世紀末ごろから、観測結果に基づいて現象の原因を決定するという、逆問題の研究が始まり、大きな数学の研究分野に成長した。

 今日は休日。雨。「おわら風の盆」が富山市八尾で今日からは三日まで。雨なので町流しはなさそう。コロナ禍で(制約の中とは言え)3年ぶりの開催なのに、残念。舞台などでは演舞かな。 

 この雨で庭仕事はできない。久しぶりに自転車を転がして街中の書店へ……も断念。書棚の整理やら、父母の遺品の整理をボチボチと。

 吉行淳之介著の『私の文学放浪』(角川文庫)やロバート・キャンベル編著の『日本古典と感染症』 (角川ソフィア文庫)を読んで過ごした。無論、たっぷりの居眠り転寝リクライニングチェア寝、ロッキングチェア寝も!

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