ふと見ると隣の書棚に置時計が
← 鈴木涼美 著『娼婦の本棚』(中公新書ラクレ) 「母親が読んでくれた絵本の記憶から始まり、多感な中高生の頃に出会った本、大学生からオトナになる頃に手に取った本など、自らを形作った20冊について綴る読書エッセイ」
鈴木涼美 著の『娼婦の本棚』を昨日読了。仕事の合間に読んできたが、連休ということで自宅で残りを一気に。
「キャバクラやアダルトビデオなど、夜に深く迷い込んで生きていた頃、闇に落ちきることなくこの世界に繋ぎ止めてくれたのは、付箋を貼った本に刻まれた言葉だった――。」とある。軽薄なのか冒険心や親や学校社会への反発心、あるいは同世代の女子への見栄や流行を追うマインドの突っ張り合いなのか。だからってAV嬢までやるのか。までという言い方に偏見があるのか。
鈴木氏には、言葉にすることへの希求心があるようだ。それは、「母親が読んでくれた絵本の記憶から始まり…」にあるように、子供の頃からの本との、あるいは親との絆の糸なのか。
絵本は眺めたことはあるような気がするが、母親に読んでもらった記憶は一切ない。そもそも親が本を手にする姿すら見た記憶がない。自分には本は鬼門のようなものだった。少なくとも、本は<現実>とは別個の世界、逃避の世界で、本を読むのは現実を回避する自分を晒すようで、後ろめたい営為だった。
ルックスやスタイルも、抜群ではなかったとしても、人並み以上。且つ勉強もやればできる。
外見も中身(重篤な睡眠障害)も自分とはまるで違う世界を生きた女性だ。薬や酒や男(セックス)や金などのいずれかに溺れて浮かび上がれなくなってもおかしくなかったはずなのに(危険な目にもしばしば遭った…)、それでも評論を出したり作家たりえたのは何故なのか、本書では今一つ得心がいかなかった。
やはり、第167回芥川龍之介賞候補に選出されている中編小説『ギフテッド』辺りを読んで、フィクションにしろえぐいところを確かめないと分からないのかもしれない。
← ホームセンターなどへの買い物から帰り、荷物を下し、庭先を見て回ったら、コンクリート舗装された駐車場に奇妙な虫を発見。尾っぽがない? 千切れてる?
すると、画像へコメントを頂いた:「GoogleLensさんの見立てによると、シオヤアブのオスですね。メスは大きくてスズメバチより強いらしい…。→【シオヤアブ|最強クラスの戦闘力を持つ虫!オスは可愛い白いボンボン】」
頂いたコメントへのレス:いやーびっくり。多分、初見。白いボンボンは、尻尾が千切れたのかと心配してました。雄なんですね。肉食とあって、でも人は刺さないことに安堵。
GoogleLens 恐るべし。そのうち、人の画像で何処の誰か、生活習慣まで瞬時に表示されるのでしょうか。
ドローンに偵察侵入されないよう、ドローンバリアーを張らないと。
我がエリアにドローンが侵入したら、そのドローンは直ちにエリアの主の所有となる! (07/13 19:46)
書斎模様替えの日々。机用の蛍光灯、スポットライト、壁掛け時計、センサーライトなど買いにホームセンターへ。ついでにあれこれ購入。
庭仕事用の作業着や帽子なども。他に雨樋、手板、ベルト2本、洗車用クロスなど。あ、水もたっぷり。
ここしばらく13回忌のための準備に没頭し、庭仕事は後回しにしてきた。そろそろ外仕事しないと。
やはり、ヤニやカビ臭なかなか。父はヘビースモーカーだったからね、いまだにヤニが寝室や書斎の壁面一帯に沁み込んでいる。(07/13 17:35)
上掲の備品を書斎に備えて、机に向かって気が付いた。隣の作り付けの書棚に置時計がある…。せっかくなので、電池を入れ替え、時間もセットした。父はこの時計を脇に篆刻をやっていたんだ。
つい先日の13回忌法要。経費の一部を月曜、業者にの口座に振り込んだ。先ほど(夕方の七時過ぎ頃か)業者から電話。入金の額、多すぎます。多い分 返金します……
ATMで振り込んだ際、老眼鏡を忘れて、細かな数字がおぼろげだった。少ない額を送金してなくて良かった……送金先を間違えなくて良かった! (19:41)
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