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2022/06/23

いよいよ父母の書斎や寝室へ

 ← 池内 了著『江戸の宇宙論』(集英社新書) 「今日ではノーベル物理学賞を獲得する水準に至った日本の天文学研究。そのルーツを辿ると、江戸時代後期の「天才たち」の功績にまで遡る。」

  池内 了著『江戸の宇宙論』を23日夜半近くに読了。13回忌法要の準備作業や、前川喜平氏の講演会へ足を運んだりする合間に、面白さに釣られ一気に読了した。

 本書については、随時、メモってきた。

「「重力」「遠心力」「真空」など現在でも残る数多の用語を生み出した翻訳の達人・志筑忠雄。「無限の広がりを持つ宇宙」の姿を想像し、宇宙人の存在さえ予言した豪商の番頭・山片蟠桃。そして超一流の絵師でありながら天文学にも熱中し、人々に地動説などを紹介した司馬江漢」らの事績や生涯を辿ってくれている。

「現代日本を代表する宇宙物理学者が、江戸時代後期を生きた知られざる天才たちとその周辺人物らによる破天荒な活躍を負いつつ、日本の天文学のルーツに迫った驚きの科学史」という謳い文句に偽りはない。

 18世紀前後に地動説やニュートンの万有引力説などが一気に日本へ。だが、彼らは実に的確に受容し理解し、世界観宇宙観を西欧人並みに拡張した。ひたすら彼らの天才ぶりに圧倒されていた。

 だが、彼らは冷静で、西欧の科学に驚きつつも、ロシアを含めたヨーロッパ人が遅かれ早かれ日本に開国を迫ることは避け得ない事態と認識していた。

 開国後、彼らの純粋科学への関心が脇にやられ、富国強兵や中央集権国家樹立を急ぐあまり、科学技術の技術の獲得ばかりが明治の世に走り過ぎたのではなかろうか。その辺りのことは、著者の池内氏が次の著書で解き明かしてくれるだろう。

 

 とうとう茶の間のエアコン 使用開始 。四半世紀以上使用。電気屋さん、古い型で構造(機能)が簡易。壊れるまで使えばって。在庫はあるから、すぐ対応できる、とも。 (06/23 13:05)

 最近、近隣の路上鳥の糞が凄い……多分屋根や庭、青空駐車の車も。憤慨してる。夕方近く、電線などに停まる野鳥、ヒッチコックの「鳥」状態。どうしてこうなった? いつしか、鳥たちの滞留場になった。やがて夜の塒へ大移動する。その間、糞の垂れ放題。 (06/23 13:10)

 近所に長年やってるパン屋さんがある。人気店。が、予約オンリー。予約ってのが苦手。そもそもどんなパンがあるか分からない。気になる。昨日も通り掛かった。

 富山の鱒寿司は有名? 旨い。駅で売る鱒寿司は全国区だ。他県の方は、それだろう。実は、富山市内だけでも20種類。職人仕事だから小さな店いっぱい。みんな好みが違う。予約オンリーの店も。その店の鱒寿司は未知。気になる。 (06/23 17:38)

 

 ← 取り合えず片付けの終わった元父の書斎。近々エアコンの交換工事がある。そのためもあって、整理した。かなりの本や書類は、廊下の突き当り、ドアを潜ると茶の間になる一角に移動した。 (06/23 23:52)

 今日も13回忌法要に向けての準備……片付け作業。いよいよ父母の書斎、化粧室に踏み込む。今までは、大掛かりな作業は避けてきた。我輩の本は段ボールに積め、山積みしてた。そろそろ潮時。我輩が占有する。

 父母は、昼間は茶の間。夜はこの書斎か隣の寝室で過ごした。我輩もそのように。テレビと食事は茶の間、あとは書斎で。

(頂いたコメントへのレス)茶の間は、隣が台所。テレビもある。窓外からは近隣の人影。気が散るし、覗かれているような。なので、茶の間は寛ぎの場。読書やブログは書斎でと、生活動線を分けます。

 この机で父は篆刻に没頭してた。ちなみにこの机は、我輩が受験生時代に使っていたもの。買ってから半世紀!

 机は木製で、一部腐りかけてる。でも、死ぬまで使う! (06/23 22:17)

  読書などの合間を縫って、仕事で着る制服(上着)のボタン付けやった。取れそうだった。いつかは付け直そう……気が付けば数ヵ月。一番憂鬱な作業を済ませてホッとしたよ。

 ボタンかがり分からない。固結びしました。針に糸が難しい。デッカイ針……針穴もデッカイ……。 (06/23 22:23)

 

 池内 了著の『江戸の宇宙論』 (集英社新書)を今日も。
実に面白い本。さて、「鎖国」という言葉を使い始めたのは、志筑忠雄。

 ケンペルとの関係で、長崎通詞・今村英生を調べること。さらに新井白石との関係でも。

 そもそも幕府は、鎖国政策してない。いろんな禁止令は出したけど。討幕勢力が難癖。 (06/23 22:20)

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