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2022/06/29

熱中症モドキ騒ぎの余波か

 ← ニール・シュービン著『進化の技法 転用と盗用と争いの40億年』(黒川耕大訳 みすず書房)「世界中を探検し、化石を探し、顕微鏡を覗きこみ、生物を何世代も飼育し、膨大なDNA配列に向き合い、学会や雑誌上で論争を繰り広げてきた研究者たちへの賛歌でもある。歴代の科学者と共に進化の謎に直面し、共に迷いながら、40億年の生命史を支えてきた進化のからくりを探る書。」

 ニール・シュービン著の『進化の技法 転用と盗用と争いの40億年』を昨夜半過ぎ読了。ニール・シュービンの本は分かりやすく且つ面白い。『ヒトの中の魚、魚の中のヒト』(2008年)『あなたの中の宇宙』(2014年)に続いて三冊目。最初の著書で内容はもちろんだが、文章に惹きつけられた。これこそ欧米科学者の伝統のナチュラルヒストリーなんだろう。

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2022/06/28

熱中症対策には水分補給

 ← 池内了著『清少納言がみていた宇宙と、わたしたちのみている宇宙は同じなのか?: 新しい博物学への招待』(青土社) 「科学者の目で古今東西の文章を渉猟する、サイエンス・エッセイ。」

 池内了著の『清少納言がみていた宇宙と、わたしたちのみている宇宙は同じなのか?: 新しい博物学への招待』を27日に読了した。仕事の合間の楽しみに読むつもりだったが、ギックリ腰のぶり返して仕事を休んだ。せっかくなので、自宅で読むことに。

 感想めいたことは、一昨日の日記に書いた:「新博物学…

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2022/06/25

新しい博物学…

 ← なんとか片付いた客間。だけど、エアコンがない。この猛暑。どうする。

 一昨日は父母の書斎(化粧室)と寝室、昨日はトイレと洗面所の片付け作業(物置き状態だった)。今日は過日障子紙の張替えをした客間の備品……置き物の掃除と整理。

 玄関を上がってすぐ戸を開けると客間。普通はここで来客対応。が、障子の向こうは廊下、縁側。エアコンが設置できない。扇風機だけ。この暑さ……。もしかしたら、寝室で住職らの接待? 無論、法要自体は奥の仏間だが。

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2022/06/24

食事の回数を減らしていく

 ← 小泉 八雲 (著)『日本瞥見記〈下〉』 (平井 呈一 (翻訳) 恒文社) 「筆もみずみずしく、犀利な観察と深い関心とは、どんな些細なものにも意味を見出し、問題を提起して時代的な隔たりを感じさせない、小泉八雲来日後の第一作。」

 ギックリ腰…腰痛は、症状としては日常生活にほぼ支障ない程度には回復している。

 24日の朝、会社から電話があって、いつから出てくるかと、容態は聞かない。サボっていると思ってるのか。庭仕事も恐々ながらやっている。ただ、仕事がタクシードライバーなので、何が心配かと云うと、頻繁な乗り降りである。上体を変に傾けて乗り降りする。それも一回の乗務で二十回か三十回か。これが怖い。

 といって働かないと生活できない。仕事に出る回数を減らすことを交渉するか。

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2022/06/23

いよいよ父母の書斎や寝室へ

 ← 池内 了著『江戸の宇宙論』(集英社新書) 「今日ではノーベル物理学賞を獲得する水準に至った日本の天文学研究。そのルーツを辿ると、江戸時代後期の「天才たち」の功績にまで遡る。」

  池内 了著『江戸の宇宙論』を23日夜半近くに読了。13回忌法要の準備作業や、前川喜平氏の講演会へ足を運んだりする合間に、面白さに釣られ一気に読了した。

 本書については、随時、メモってきた。

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2022/06/22

前川喜平氏の講演会に行ってきた

 ← 蚊取線香の季節。茶の間には10年ほど前に買った箱が。我輩は、一夏を1つのロールで過ごす。蚊が出没したら、ロールから数センチほどを千切る(折り取る)。一時間もすれば線香は灰となる。同時に蚊の姿も見当たらなくなる。大抵はその1回の使用で十分である。ほんの時折、夜中にまた襲ってくることがない訳じゃない。そしたらまた数センチばかり千切って燻すだけのこと。そういうわけで、一夏は1つのロールで間に合うわけだ。 (画像は、Wikipedia参照。06/22 11:03)

 ちなみに、我が家はすこぶる風通しのいい旧家風な建物で、今時の密封性の高い家ではない。

 蚊の出入りも自由自在…… (06/22 11:20)

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2022/06/21

不確実性を噛み下せず

 ← イアン・スチュアート 著『不確実性を飼いならす 予測不能な世界を読み解く科学』(徳田功 訳 白揚社) 「天気予報や世論調査、新薬の臨床試験や株価予測など、いまや現代社会に欠かせない不確実性の科学は、いかにして生まれ、どのように利用されているのか?」

 イアン・スチュアート 著の『不確実性を飼いならす 予測不能な世界を読み解く科学』を昨夜半近く読了した。下記したように一般向けと言いながら、彼の著書の中でもやや高度な内容。一週間を費やしてゆっくり読んできたが、消化どころか嚙み下すことすらできなかった。

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2022/06/20

障子紙の張替えに悪戦苦闘

 ← 凡その障子紙貼り作業は終わり、乾かしているところ。この作業は職人仕事だな。障子の裏を見たら、糊だらけ。遠い昔、父か母がせっせとやったのだろう。糊は刷毛で塗ったのか、桟にべったり。障子の桟には埃と云うよりタバコのヤニが沁み込んで赤茶色。紙を剥がす際や糊を塗る際に、赤茶色の濁りが染み出し、真新しい障子紙に染みとなってしまう。…さて、後日、貼り足りなかった分の障子紙をそれぞれの障子に貼らないといけない。(06/21 01:08)

 ギックリ腰で会社休んでる。今日も家事。障子紙の張り替えして、墓掃除……のつもりだったが、なんのなんの、初の障子紙の張替えに苦戦。障子四枚で汗だく。そもそも障子紙を切るカッターがない。仕方なく、果物ナイフで代用。

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2022/06/19

開かずの押し入れから懐かしい…

 ← 裏庭のガクアジサイ。余程覗き込まないと見えない場所にひっそりと。

 来月、13回忌法要。腰痛を押して準備に大童。ギックリ腰の切っ掛けの障子紙も買った。固まる土10袋、スリッパ。墓地の下見、トイレ掃除、中元。家の掃除もしなくっちゃ。

 固まる土10袋の積み下ろしも大変だったが、昨夜、寝室の開かずの戸(押し入れ)を開けると、なかからリベルダージュのスタッフをしていた頃の衣装が出てきた。浅草サンバカーニバルにスタッフした名残。その他、数年前まで使っていた夏用の衣類が多数。懐かしいというべきか。

 とりあえず洗濯した。

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2022/06/18

13回忌に向けて課題山積

 ← 小泉 八雲 (著),『日本瞥見記〈上〉』(平井 呈一 (翻訳) 恒文社) 「小泉八雲来日後の第一作。印象がきわめて新鮮で、読む者を歴史と風土への小旅行に誘う。日本をあらためて見直させてくれる好著。」

 小泉 八雲 著の『日本瞥見記〈上〉』を相変わらず読んでいる。日に数十頁ずつ。読み流す本ではない。もう吾輩の齢になると、いつの日にかの再読も叶わないだろう。一期一会というと大袈裟だが、これっきりというつもりで上下巻をじっくり味読する。

 八雲の文章がまずいいのだろうが、平井呈一氏の訳が素晴らしい。

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2022/06/17

ギックリ腰痛を忍て庭仕事

 ← 裏の庭に柵を設置。資財小屋を解体した木枠を再利用。繁茂する庭木を檻(?)の中に押し込めた。 (06/17 18:54)

 昨日、自分の不注意でギックリ腰を再発させた。会社は休んだ。今日は安静に過ごす……つもりだったが……午後の3時頃には居ても立っても我慢ならず、おっかなびっくりながら、庭仕事。逆療法? (06/17 18:51)

 来月の13回忌法要に向け、耐震診断とかやることがあれこれ。でも、今日も動けず、庭仕事にいそしむ。

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2022/06/16

ギックリ腰が悪化しないように

 ← 野口悠紀雄 著『円安が日本を滅ぼす 米韓台に学ぶ日本再生の道』(中央公論新社) 「日本はいま先進国の地位を失う瀬戸際に立たされている。この間経済発展を遂げてきた米・韓・台との比較から、日本の問題を炙り出す。日本復活のための方途を具体的・包括的に論じる。」

 昨日の障子紙剥がし作業でギックリ腰を再発。夜半になっても変わらない。直りかけていて、つい油断したのだ。一旦、体を横たえると、起き上がるのが難しい。正月の三週間に渡る会社休みとはならないでほしいね。

 ブログを2004年に開設して18年。三つのブログを運営。合計のアクセス数が397.7万。年内の400万は微妙。 (06/16 22:24)

 

 

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2022/06/15

またギックリ腰に

 ← 自転車での買い物帰りに庭を一回り。畑でナシの木に小さな実が。苗木を植えて数年、まだ収穫したことがない。 (06/14 13:27) ナシの実、なぜ上向き? すると、「さくらんぼなども初めはつんつんと上向いてるけれど、熟れてくると 垂れ下がってきますよ。同じじゃないかしら。」というコメント。(06/14 21:52)

 テッサ・モーリス=鈴木著『辺境から眺める――アイヌが経験する近代【新装版】』を買った。出版社協賛の新装版コーナーで。日本人なら沖縄やアイヌに無関心じゃアカン。著者の視点に注目。しかし高かった。買うのに迷った。(06/13 19:29)

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2022/06/13

ルシア・ベルリンも宮本輝も

 ← ルシア・ベルリン作『すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集』(岸本 佐知子訳 講談社) 「『掃除婦のための手引き書』の底本から、収録しきれなかった19編を収録」

 

 昨日(日)から小泉 八雲著『日本瞥見記〈上〉』を。

 今日(月)からは、今日買ってきた、野口 悠紀雄著の『円安が日本を滅ぼす-米韓台に学ぶ日本再生の道』を読み出した。「日本はいま先進国の地位を失う瀬戸際に立たされている。この間経済発展を遂げてきた米・韓・台との比較から、日本の問題を炙り出す。日本復活のための方途を具体的・包括的にに論じる」という内容。昨日の日記にも書いたが、現状の日本の惨状を憂えて読む。危機感を抱かないなんて嘘だと思う。

 

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2022/06/12

やたらと長いレシート

 ← 例年はここにはなかったホタルブクロ。何故ここにまで? (06/10 13:40)

 学校の統廃合論議が盛んに。地方の路線が廃線の危機。富山市では、人口を市街中心部に集約してる。駅周辺たまけ賑やか。コンパクトCITYだって。その一方で里山が消え山が荒れていく。人口減少。四半世紀のデフレ日本。淋しい限りだ。 (06/10 12:07)

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2022/06/09

顧みられない裏庭…

 ← 長野まゆみ 編『長野まゆみの偏愛耽美作品集』(中公文庫) 「三島由紀夫、横溝正史、塚本邦雄……編者が10代で出会った耽美作品から、小説、随筆、詩歌を精選。美と幻想の世界へ誘う26作」

 今は九日の夜中過ぎ、丑三つ時。昨日は庭仕事に二時間半。納屋に溜まっている枝葉の処理、畑や裏庭の枝葉の剪定作業。ちょっと目を離すと、あっという間に繁茂する。可能なら伐採してしまいたい、邪魔な木が特に伸びる。その枝葉が植木への太陽の光を遮ってしまう。誰も目をくれる人もいない裏庭だが、せめて吾輩が気遣ってやらないとね。

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2022/06/08

壇れいさんは宝塚出身?

 ← 今日は月命日。住職に来ていただいた。線香、蝋燭、灯明。そのあと、例によって二人で法談……じゃなく放談。仏教とは、宗教とは云々。思えば父は住職を酒肴でもてなして長々歓談してたものだ。住職が孵られてから気づいたのだが、お茶も出さなかった。 (06/09 15:09)

 日本大学の理事会が3日に開かれ、同大芸術学部出身で作家の林真理子さん(68)が7月1日に新理事長に就くことが決まった……。林真理子氏というと、四半世紀前、女性作家を何人も続けて読んだ。その一人が林真理子氏。「女文士」を手にした。力量を実感した。……ニチゲイって…… (06/06 13:33)

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2022/06/06

華岡青洲に遺伝子本に…医学つながり?

 ← 有吉佐和子/著『華岡青洲の妻』(新潮文庫)「江戸後期、世界で初めて全身麻酔による手術に挑んだ紀州の名医青洲。一人の天才外科医を巡る嫁姑の凄まじい愛の争奪。」

 ルシア・ベルリン著の『すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集』(岸本 佐知子訳 講談社)を日曜日の夜半近くから読み始めた。揖斐編訳の江戸漢詩選と併行して読む。世界を股にかけて(?)読書できるのが現代人の特権? 

 ルシア・ベルリンは『掃除婦のための手引き書』が絶品だったので、新刊が出たということで、早速入手し、下記の本を読了したことだし、早速読む。

 まだ、冒頭の20頁ほどだが、実にあっけらかんとしていて、あけすけで面白い。日本の作家が書いたら深刻になり、自虐的か暴露趣味的になりそうだが、決してそうならないのがベルリン作品。

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2022/06/04

内庭の生垣剪定に頑張った

 ← 花火のように咲くのは……ネズミモチ(みんつぶで教えていただいた (06/01 21:00)

 買い物から帰宅。生け垣の花を録ろうと思った……が、つい気になって熊笹などを伐採……気が付いたら一時間。 (06/01 20:32)

 仕事が忙しくなって、読書量 激減。それでも、樋口一葉作品再読、難波田史男の日記、江戸漢詩、人体実験本、越中文学本と、多様な本は読めたかな。 2022年5月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4292ページ ナイス数:6766ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→

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