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2022/05/31

毎日仕事に追われている

 

 ←     石村博子 著『ピリカ チカッポ(美しい鳥) 知里幸恵と『アイヌ神謡集』』(岩波書店) 「新資料をもとに描く「生の限りを書かねばならぬ」との誓いに殉じた知里幸恵の生涯」

  27日(金)、 石村博子 著『ピリカ チカッポ(美しい鳥) 知里幸恵と『アイヌ神謡集』』を読了した。書店で発掘した本。いつもなら素通りするコーナー。二か月前に目当ての本を探したが見つからず、がっかりした場所。念のためと、諦めの悪い小生、もう一度探したが見つからない。

 その場を立ち去れず、その周辺を物色していて、気になる題名のこの本が目に飛び込んできた。

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2022/05/30

サツキに驚きつつ……ああ、もう月末

 ← 「IMFの統計を見ると自公政権発足前の2012年のGDPは世界31位・G7で6位。直近の2021年は世界36位・G7最下位と落ち込んでいます。しかも経済成長率はアメリカやドイツの半分ほど、コロナ禍からの回復もG7でワーストです。日本だけ実質賃金が下がり続け所得再分配もされない中、日本経済は落ち込んでいます」(「井上伸@雑誌KOKKO(@inoueshin0)さん / Twitter」より)

 富裕者を太らせるため課税を減らし、減額する税収入を帳尻会わせするため、消費税を導入した。福祉はみんなで(富裕者は除く庶民だけで)負担(自己負担)しましょうって政策が始まった時点で、日本の長期低落……没落の趨勢は決まった。大多数の庶民を窮乏に追い込んだら、国力は衰亡します。 (05/27 02:45)

 物価安の日本を買い漁る中国が大家さん。アメリカは基地としての利用価値しか眼中にない。

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2022/05/26

読書もしたいがまずは庭仕事

 ← 冲方 丁作『破蕾』(講談社) 「冲方丁、初の江戸官能小説」2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞

 冲方 丁作『破蕾』を23日読了。あの「天地明察」の作家。……にしては……。作家名と表紙絵に惹かれて(?)手にした。うーむ。今時珍しい箱入り。責め絵では、伊藤晴雨に敵わんな。エロ度では……。伊藤晴雨の責め絵は、若いうぶな我輩をどれほど悩ませたことか。 (05/24 00:57)

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2022/05/25

マスクを外して自転車で買い物へ

  ← 買い物から帰宅したら内庭にツガイのハトたち。(雄雌か雄雄か雌雌かは不明。)ハトの姿を観たのは久しぶり。 (05/25 13:25)

 夏日の富山。自転車を転がしてスーパーへ。マスクは、アゴにずらして。屋外ではマスクは不要かな。 (05/25 13:23)

 いまの時期、電気料金が月毎に減るのだけがうれしい。冬期の電気代と来たら……。でもエアコンなど使い始めるし、来月からは上がるか。バ~ラよバ~ラよ~、電気代でハラハラよ~ (05/25 19:17)

 相撲。照ノ富士の優勝は素晴らしい。順当かな。

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2022/05/22

関取が取り組みの前におなかを叩くのはなぜ

 ← 樋口一葉 著『にごりえ たけくらべ』(注・解説=菅聡子 岩波文庫) 「吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める」

 樋口一葉 作の『にごりえ たけくらべ』を読了した。先週木曜日読了した。今回で三度めかな。そのたび、新たに本を入手してる。読むたび、哀切痛切の念が深まる。結核での24歳での死。「生活に苦しみながら、『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』といった秀作を発表。文壇から絶賛され、わずか1年半でこれらの作品を送り出した後、24歳6ヶ月で肺結核により夭逝した。」

 ガロアじゃないが、白鳥の歌にしても凄絶過ぎるな。感想なんて書けそうにない。

 

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2022/05/21

アスパラガスの肉巻きが好き

 ← 昨日はミニツーリングしたし、今日は仕事。外出は自重して、読書……。寝落ちしそう。啓蟄じゃないが、蜘蛛や蝶や蜂が目立ってきた。 (05/19 12:29)

 藪のような庭。鳥の巣(の残骸)なら構わないが、蜂の巣も気の付かないうちに作られたり。数年前、雀蜂っぽい大きな蜂が巣を作っててびっくり。しかも2ヶ所に。 (05/19 12:34) 拙稿「文学へ数学へ想像の翼を羽搏かせる」参照。

 読書メーターには、「読書した日はチェックを入れよう!」という項目がある。明日で2700日となる。明日のことなど分からないが…。

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2022/05/18

時にヴォルスを想わせる難波田史男作品

  ← 我が家の庭。ツツジの季節が終わり、サツキの花の季節 到来。サツキが花束のように咲き乱れ始めた。 (05/18 22:54)

 昨日の水曜日は、快晴微風且つ昨日までの寒気も嘘のような暖かさ。しかも湿度が低く、カラッとした陽気。バイクで野暮用を兼ねたミニツーリング。途中、例によって、(庄川の)河原へ近付き、石を拾ってきた。庭の布石にするため、ツーリングの度に一個だけ拾ってくる。河原の石の収集が我が習い? (05/18 22:53)

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2022/05/17

河原の石の収集が我が習い?

 ← 寒気が緩み、生け垣の花もにこやか。同じ生け垣に白い花も。 (05/16 13:14)

 難波田 史男著の『終着駅は宇宙ステーション』によると、早稲田大学に在籍中、同キャンパスで女優の吉永小百合を三度 見かけた。好印象。小百合は大学を次席で卒業した。小百合は既に大スターだったものね。 (05/16 04:32)

 肝心の仕事はそこそこに動いてる。が、町の賑わいは今一つ。特に週の初めは夜の閑散が目立つ。それでも、車は動くので、車中の読書は先月辺りから激減した。日に数十頁読めるかどうか。ま、これが正常なんだろうが。 (05/18 21:20)

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2022/05/16

触覚研究の大ファン…触れることが好き…

 ← デイヴィッド・J・リンデン著『触れることの科学――なぜ感じるのか どう感じるのか』(岩坂彰訳 河出文庫) 「人間や動物における触れ合い、温かい/冷たい、痛みやかゆみ、性的な快感まで。詳細な科学的解説と日常のエピソードをいきいきと描きつつ、触覚(皮膚感覚)の不思議な世界を道案内する」

 

 昨日、日曜日は庭仕事畑仕事に汗を流した。二時間半ほどだが、年齢のせいか、疲労回復に半日を要する。読書も進まなかった。夜は、読書タイムのはずだが、疲労からかテレビをダラダラ見てしまった。本に向かう気力が湧いたのは夜半を回った頃。これが我が生活ぶりなのだから、仕方がないと云うしかない。

 揖斐高の編訳による江戸漢詩選と、難波田の日記を交互に読んでる。どちらも期待以上の書だ。

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2022/05/14

畑の果樹は実りの時

 ← 学生時代、入学したその年の6月に友人と二人でテントを背負って北海道へキャンプ旅行。北海道には梅雨がない。が、雨に祟られた。梅雨じゃなくても、雨は降る! 夜、雨、ひもじい……。腹 減った。近隣に食堂も店もない。隣のテントでは、仲間たちがワイワイ食事。よっぽど食べ物を乞いに行こうと思ったが、そんな勇気もなく、ひもじいままに泣き寝入り。 画像は、庭先のジャーマンアイリス。今年は苧環ムラサキツユクサ、そしてこの花などの当たり年。(05/13 22:24)

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2022/05/13

ボロは着てても心は錦

 ← グレゴワール・シャマユー【著】『人体実験の哲学―「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史』(加納 由起子【訳】 明石書店) 「人体実験に供与される運命にあった人々は、死刑宣告を受けた者、懲役中の者、獄につながれた者、孤児、娼婦、植民地住民、瀕死の病人であり、その境界性には常に道徳的言説が用意されていた。」

 グレゴワール・シャマユー著の『人体実験の哲学―「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史』を10日に読了。読了するのに十日以上を要した。飛ばして読むような本じゃなく、日に数十頁ずつじっくりと。

 内容は、出版社による、「18世紀から19世紀までのフランスにおける「生きた人体の医学的実験への供与システム」を政治思想史、医学史の両分野から描き出すと同時に、フーコーの時代の記憶を刻みながら、テクノロジーへの関心を通して哲学と医学史の新しい協働の可能性を示す。」に尽きる。

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2022/05/11

今日は何曜日だっけ?

 ← 雨に新緑が映える。玄関の戸を開けたら、目の前に新緑なんて、贅沢かな。 (05/09 13:54)

 

 今日は何日だっけ、何曜日だったかな……そんな問いを発することがしばしば。何も我輩がボケちゃったわけじゃない(と思う)。仕事が夕方からで帰宅が未明。勤務の最中に日付けが変わる。

 だから、本人としては、日付け……曜日の切り替わりは明確に自覚(認識)している。未明に残務処理して帰宅。真冬は真っ暗だったが、この頃は夜の底が透けているような。天気がいいなら、帰宅しないで、夜明けを山か海で迎えたくなったり。

 そんな酔狂なことはしない。真っ直ぐ帰宅し、シャワーを浴び洗濯し、テレビ(ニュースのみ)を横目に、お茶しつつ朝刊を読む。仕事から帰宅して直ぐには眠れない……眠る気にならない。お腹が空いてるので、牛乳を1杯(昔ならカップ麺など)。

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2022/05/08

棕櫚のえげつなき性

 ← 立野幸雄著『越中文学の情景―富山の近・現代文学作品』(桂書房)「東は朝日町小川温泉を舞台にする泉鏡花「湯女の魂」、西は庄川町を舞台にする水上勉「その橋まで」堀田善衛・小寺菊子ら出身作家を含む60作品を地域別に紹介、その文学背景を情感豊かに描く。読書や文学散歩の導きに格好の書」

 昨日の日記にも書いたが、回覧板を回しに外へ出たら、車道沿いの用水路に落ち葉が溜まっていることに気付いた。落ち葉掃除。段々、エスカレートして、夾竹桃の剪定など、気が付いたら一時間半も庭仕事。部屋着サンダル素手で。作業着に着替えての本格的な作業は控えめにしている。その代わり、随時、一時間前後の外仕事をする。体への負担を軽減するため。よほど、本格的な作業の必要な時は、覚悟を決めてやる!

 

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2022/05/07

野草も雑草も咲き乱れてる

 ← 野草や雑草は早めにむしってしまう。か、敢えて僅かな草は残しておく。タンポポは何処でも楽しめる。でも、我が家の庭で愛でたい。 (05/04 13:53)

 立野幸雄の「越中文学の情景―富山の近・現代文学作品」を読んでて、父の蔵書に翁久允の書のあることを思い出した。それが、翁 久允著『廓然無聖―碧巌録の禅師達 (1960年) (真・正・愛運動叢書〈第4輯〉)』である。 (05/03 23:55)

 仕事の車中。暇なので、ジンギスカン(グループ)を聴いていた(YouTube)。大好きな曲。リアルタイムでは知らなかった。(05/06 02:35)

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2022/05/03

カルヴィーノ作『パロマー』の不思議な世界

 ← カルヴィーノ【作】『パロマー』(和田 忠彦【訳】/解説 岩波文庫)「中年男性,職業不詳,妻と娘1人,パリとローマにアパートを所有.それがパロマー氏だ.世界を観察することに徹しようとする彼だが….(中略)27の短篇が響き合う,不連続な連作小説」

 カルヴィーノ作の『パロマー』を火曜日夕方読了。仕事の合間に読んできたが、残り40頁ほどとなったので、自宅で読んだ。不思議な味わいの短編集。カルヴィーノが生前みずからの手で完成した最後の作品集。

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2022/05/02

ヘアーバンド愛用久しいのは

 ← 本日は晴天なり。風が心地いい。お出かけ日和。が、仕事が待ってる。庭仕事少々。昨日の風雨で落ち葉が。掃き集め庭木の隅に撒く。庭だけじゃなく畑も。隣家からの落ち葉。と、果樹に異変。杏に実が生り始めていた。キウイフルーツにも。間もなく梅や杏などの収穫の季節だ。 (04/30 14:52)

 

 カルヴィーノ作の『パロマー』 (岩波文庫)を読み出した。仕事の合間に読んでる。

 古書店で発掘した本。美麗な状態。ハトロン紙でカバーしてある。勿体ないので、その上からカバーして読むことにする。

 古書店で本書を見付けた時、え、あのカルヴィーノがパロマ山天文台の話題を? と、びっくりした。(04/30 00:15)(この短編集の中に、パロマ天文台の話題も出てくる。)

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