せっかくのミュージックツールなのに
早速調べてみた。「Amstelveen BLOG : レンブラントと越前和紙の展示会(2015年6月12日から9月20日) - livedoor Blog(ブログ)」にて貴重な情報を得た。
「レンブラントが和紙に傾注していたことをテーマに、アムステルダムのレンブラントハウスにて展示会が開催される。近年日本とオランダの調査員により、これらの紙が日本から渡ったものかどうか、特に日本の福井県越前市の和紙であるかどうか特定すべく調査が開始されている。 レンブラントは1647年ごろからエッチングの作品に和紙を使用し始め、彼の息子のティトゥスの唯一の肖像画は和紙にのみ印刷されている。レンブラントはほとんどのエッチングを和紙に印刷し、また描画にも和紙を使用した。」
「和紙に印刷された作品は西洋の紙に印刷されたものとは明らかに異なっている。西洋紙は表面が粗く艶がないのに対して、レンブラントが使用した和紙の種類の多くは滑らかで光沢があり、通常は薄茶から薄黄色で、時には象牙色だった。」
「1609年から日本に交易所を持っていたオランダ東インド会社は、事務業務に日本の紙を使用していた。和紙は日本にとどまらず、台湾、バタヴィア、さらにはオランダへ輸出されたのである。」
数年前、レンブラントについての大著を読んだことがある。その辺りのことも書いてあったのか。見過ごしたか。
← 微風快晴。立山連峰もくっきり。仕事を休んでツーリングしたくなる。庭先に雑草が……ツワブキっぽい。むしらずに居たら、案の定 花が咲いた。 (04/01 14:00)
一昨日、通販でミュージックボックスを買った。小さなボックスから百曲のクラシックのピアノ曲が流れる。仕事の車のラジオが不調だし、そもそも富山のラジオ局は少なく、番組も選択の余地が少ない。せめて空車時にはピアノを聴いて和みたかった。が、僅か数時間で故障。電源はちゃんとつないである。スイッチも入ってる。がっかり。泣き寝入りもしたくないので、後日、返送する。代替品をもらうか、返品するかは二三日思案して決める。
← 水上 勉著『破鞋―雪門玄松の生涯』 (同時代ライブラリー) 「雪門玄松,明治の一禅僧.富山県高岡国泰寺の管長をつとめ,若き日の西田幾多郎,鈴木大拙らも参禅した高僧だが,その生涯は謎に充ちている.この破天荒な僧の実像に迫り,仏教の心を現代に問う水上文学の結晶」
水上 勉著『破鞋―雪門玄松の生涯』を本日(エイプリルフールの日)読了。古書店で発掘した本。元は、1986年、岩波書店から刊行され、90年に岩波の同時代ライブラリーとして改めて出されたもの。水上作品は主だったところは読んできた。同氏は、少年時代に禅寺の侍者を体験したこともあり、禅宗には関心が深いことは知られる。水上にとっても故郷である、若狭の僻地に海印寺があり、その墓地に、彫字もない粗末な墓に眠る雪門玄松和尚のことが気になって、調べ始めたとか。その記録を雑誌「世界」に連載したもの。雪門玄松は、国泰寺の管長にもなった人物。かの鈴木大拙の若き日、教えを請いに行ったが一喝され、西田幾多郎はやはり若き日、師と仰いだ人物である。後には、雪門玄松は自ら国泰寺での地位を棄て、落剝したが、その際には西田が逆に世話をしたことも。雪門玄松は、在家禅運動を率先して為した、地元や知る人には傑物として尊敬されていた。山岡鉄舟など思わぬ人物とも関りを持つ。本書は、初めの方は資料なども乏しく足跡などを求めて右往左往するさまが煩わしかったが、それも途中からは一変する。解説の秋月龍珉が書いているように、晩年を過ごした海印寺での雪門の生きざまを描いたところは、本書中の圧巻であろう。雪門は、お経などより、終始、摩訶般若波羅蜜多を唱えたとか。
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