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2022/04/17

今年初めて散髪!

 ← 篠田謙一 著『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』(中公新書)「古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。」

 今年初めて床屋さんへ。自分でも昨年末以来、床屋さんにご無沙汰だったとはと驚いている。昨年末に比べると結構 盛況だった。昨年までは閑散だったからなー。世の中、様変わりか。 (04/17 21:23)

 散髪後は、帰宅だが、スーパーで買い物へ。床屋からの帰り道にスーパーはあるのだが、敢えて遠目の店へ。通い慣れた店だからでもある。近年はレジもICやら何やら機械化が進んで、年配者には戸惑うことが多い。自然、足の遠退く店が増える。店はカード会社からのキックバックもあるんだろうが(客へのサービス向上の名目もあろうが)、時代の変化においてけ堀を喰らうばかり。(04/18 00:38)

 日曜は快晴で空気が澄んでて(湿度が低かったか)、住宅街の隙間から折々覗ける立山連峰がくっきり。床屋の近くに大きな公園がある。桜もだが、広々した公園は、立山連峰を眺める絶好のスポットだ。公園に行きたかったが、横断すべき道路は交通量も多く、しかも横断歩道がない。今の自分には、間隙を縫って渡る自信がない。公園……立山連峰の眺望や撮影は諦めた。(04/18 00:46)

 

 篠田謙一 著の『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』を昨晩読了。篠田氏の本は何冊目だろう。この手の本は大好物。内容案内にある「古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。」で、本書の性格は分かる。刊行は今年の二月。出たてのホヤホヤ。2021年の研究の成果もたっぷり盛り込まれている。

 人類学も日進月歩。形態研究に向かない小さな骨片からでも(条件次第では)十分な遺伝情報が得られるようになっている。さらに、気温の低い地域では、洞窟の堆積物からでもデータが得られることで、人類集団の拡散のシナリオが精度高く描けるようになっている。

 歴史の教科書に欠けているのは、「世界中に展開したホモ・サピエンスは、遺伝的にはほとんど同一といってもいいほど均一な集団である」という視点や、「すべての文化は同じ起源から生まれたのであり、文明の違いは、環境の違いや歴史的な経緯、そして人々の選択の結果である」という認識だと著者は語る。

 デニソワ人やネアンデルタール人とホモ・サピエンスの錯綜する絡み合いが興味深かった。まだまだ研究が進みそう。

 本書の表題もテーマも人類の起源なのだが、日本列島集団の起源も一章を割いていて嬉しい。「すべての文化は同じ起源から生まれた」と云いつつ、個人的には日本人のルーツを知りたがる自分。矛盾してる? やはり、ごく些細な違いにアイデンティティを求めたがる人間の性(さが)なのだろうか? とにかく面白かった。今後の研究が気になってならん!

 

 本の町ポストはなかったし、今もない。代わりかどうか分からないが、昔は貸本屋さんが当たり前にあった(本も雑誌もなかなか買えなかった)。小学3年か4年の頃から通い詰めた。最初の数年は漫画本ばかりだったが、次第に冒険ものに、やがてSF小説になっていった。中学時代はSF少年に。推理(探偵)小説よりSF……空想科学小説が断然好きだった。その貸本屋は、高校時代には廃業していた。その建物は入り口に板が打ち付けられ、残っている。中はどうなってるんだろう? (04/18 00:59)

 廣瀬 敬著の『地球の中身 何があるのか、何が起きているのか』 (ブルーバックス)を読み出した。

 冥王星までは約59億キロ。既に探査機が近傍へ到達し、表面の鮮明な画像を入手。一方、地球の中心までは約6400キロ。が、冥王星よりも遠い。人類が地球に開けたもっとも深い穴の深さは12キロ。足下には未知の暗黒が。何が分かってるのか、そもそもどうやって探索研究するのか、興味津々。(04/18 05:27)

 カーソン・マッカラーズ作の『心は孤独な狩人』を読み続けている。

 読み始めて4日。ようやく百頁。遅い? 逆だ。素晴らしい小説だ。敢えてゆっくり読む。数十年ぶりの再読だが、当時の印象がまるで残ってない。昔は何を読んでたやら。訳された村上春樹も驚いたように、この長編を二十歳そこそこの女性が書いたなんて! 詩なら有り得るかも知れないが。(04/18 05:34)

 昨日、ようやく今年度の町内会費を班長さんに渡せた。徴収しますよという案内があってから1週間あまり。案内を見て直ぐにお金を用意し封筒に入れて玄関脇に。なかなか来ない……のか来てるが擦れ違いなのか。早く渡さないと使い込みしそう。仕事の都合上、大概の方とは夜昼逆の生活なので、昼間は鍵して寝入ってる……時にインターフォンが鳴っても(起きるのが億劫で申し訳なくも)知らん顔する。生活パターンが他人と違うと、何かと不都合だ。(04/18 05:53)

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