嘗ては風光明媚な八田橋界隈で野暮用
← いたち川のこの八田橋の辺りは昔は風光明媚な場所で、橋の名前も詠まれた漢詩に由来する。もう少し工夫したら、平成の名水百選に選ばれたわけだし、立山連峰を橋越しに眺める観光スポットになりうるのだが。
野暮用で外出。寒さも和らいでるし、晴れではなかったが、風雨の心配もなく、自転車で。会場は駐車場も限られている。どうしても停めたいなら有料駐車場へどうぞと、中小企業研修センターは商売っ気たっぷり。
野暮用と卑屈にも感じられる表現をしたのは、吾輩の年収は平均的サラリーマンの年収が高嶺の花に見えるような乏しさで、確定申告なんて僭越極まると思うからだ。吾輩のような貧乏人はもっと簡易な申告にしてほしいものだ。
昨日は会社が休みだったし、昼過ぎまでは晴れ間もあったのだが、未明に帰宅する吾輩は、昼過ぎになっても起き上がる気力が湧かなかったのだ。夕方近くには、保険の方に会う予定もあったし、取りやめ。翌日である今日水曜日、有休を取って、午後遅めになんとか会場へ。
← 会場である中小企業研修センターはいたち川に赤江川が合流する地点にある。近くには八田橋や龍谷富山高校、路面電車の停留所などがある。いたち川は、平成の名水百選に選定されている。八田橋の大規模な工事はほぼ終了なのか? 拙稿「由緒ある八田橋が危ない」いたち川と赤江川の合流地点は、水鳥のたまり場。風格あるアオサギの姿を見かけることもしばしば。
確定申告の会場が毎年 変わる。しかも、今回の中小企業研修センターでは、全く座らせない。コロナ対策で神経過敏なのは分かるが、昨年の県民会館では、ちゃんとみんなが座ることが出来ていた。
それに、会場入り口で予約券をもらうのだが、予約時間が来るまでは建物の外で待て、だって。雨じゃなかったからいいようなものの。雨や雪、風だったらどうするのか。
スマホ申告。過日も書いたが、スマホ申告は試みた。自力で何とか最後までたどり着けた。なのに、送信のところでダメ。送信ボタンが見つからなかった。で、会場で係員に何度も訊きながら、すべてやり直しだったよ。
とにかく、立ちっ放しで疲れた。もう少しスイスイとならんかな。会場で立って机に向かいあれこれ記述していて、ギックリ腰がぶり返さないかと心配だった。杞憂に終わったけどね。
← 「八田晴嵐」と題された石碑 実は、この橋を渡ることは結構あったし、橋のたもとにある石碑を眺めること、一再ならずあったのだが、「八田晴嵐」を小生、歌人の名前と勘違いしていた(つまり、調べてみたことがなかったわけである) 詳しくは、拙稿「由緒ある八田橋が危ない」を参照のこと!
保険の更新や確定申告など野暮用を終え、一息ついて、今日の遅めの午後、ようやく読書と思ったが、疲労困憊していて、仮眠を取った。読書の開始は夕方の五時から。会場でも持参した折口版の万葉集を数頁は捲ったのだが、やはり落ち着けなかった(順番待ちなどがあって、落ち着けるはずもないが)。今夜こそ、腰を据えて読書する!
自宅で読み続けているのは、折口版の万葉集と、アントニオ・ダマシオの「意識と自己」である。特に後者は仕事の合間に読むにはきついね。
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