窮鼠 ネーブルを食む
← 雪解けが進んでる。まだ2月になったばかりなので気を抜くわけにはいかないが、気持ちが和むのは事実。会社や買い物での外出からの帰宅時、バイクに火入れして、久しぶりに畑へ。ネーブルに残ってた最後の実を2つ収穫? 野鳥が啄んだ痕が歴然。そもそも結構な数の実がなってた。ミカンは甘酸っぱいが、ネーブルなんて大丈夫なのか。窮鼠 ネーブルを食むなのか。(02/02 15:05)
一昨日から仕事復帰。怖々。幸か不幸か仕事が暇で、一番恐れている車の乗降頻度が低かった。洗車もなんとか。…いつ爆弾が破裂するか分からない怖さが常に。腰にサポーター、ベルトを装着したらというアドバイスを何人かから受けた。(02/02 15:17)
ダニエル・C・デネット著の『解明される宗教 進化論的アプローチ』いま読んでるブライアン・グリーンの「時間の終わりまで」にて言及されてる書。デネットは我輩が知るなかで一番 信頼する哲学者(過去の人物は除いて)。彼の本は、「解明された意識」から読んできた。が、本書は題名の「……宗教」で躊躇ってきた。でも、やはり読まないとあかんな。(02/02 10:29)
イアン・スチュアート著の『不確実性を飼いならす——予測不能な世界を読み解く科学』 「天気予報や世論調査、新薬の臨床試験や株価予測など、いまや現代社会に欠かせない不確実性の科学は、いかにして生まれ、どのように利用されているのか? 科学読み物の名手イアン・スチュアートがわかりやすい語り口で解き明かす決定版」だとか。読み友さんの呟きで知った。イアン・スチュアートの本は大概 読んできた。数学や物理の門外漢の我輩でも楽しんで読めるからね。 (02/02 05:59)
← 長谷川 眞理子 著『私が進化生物学者になった理由』( 岩波現代文庫)「生き物図鑑とドリトル先生の大好きな少女が、いかにして進化生物学者になったのか。(中略)進化生物学者として成長していく著者の人生の歩みと、人間の進化と適応に関する興味深い話が語られる。」
長谷川眞理子 著の『私が進化生物学者になった理由』を今朝未明 読了した。仕事の合間の楽しみに読んできた。腰痛で三週間の休みを取ったので、読み出したのはずっと前。一月の十日頃か。「生き物図鑑とドリトル先生の大好きな少女が、いかにして進化生物学者になったのか。(中略)進化生物学者として成長していく著者の人生の歩みと、人間の進化と適応に関する興味深い話が語られる」という本。
本来のテーマじゃないのだろうが、女性研究者として数々の偏見や差別、屈辱を経験してきた話もあり、女性が活躍するには男性とはまるで違う厚い壁との闘いを強いられてきたことを思い知らされる。研究を続けられたのも、ご主人が自分の研究室を持つ独立した研究者であり、一緒に研究することができたからだという。今は過去の話なのか。今は少しは改善されたのか。
著者は長くニホンザルやチンパンジーなどのイギリスやアフリカなどで研究を行ってきた。そのいかにもアナログな研究生活が興味深い。最後の章は、「私の動物行動の研究がヒトの進化的理解にどのように発展したかについて、とくに性差とジェンダーの問題を取り上げて論じてみた」。正直、著者自身語るように、「まだ道半ばの探求なので、読者にとっては、歯がゆいものに終わったかもしれない」のであり、まさに吾輩が語るのは僭越の極みと思いつつも、ずっと歯がゆかった。専門の領域を一歩でも超えると、関心の深さ強さに関わらず、まさに読んでて歯がゆい。
それは、たまたまいま読んでいる<ブライアン・グリーン著の『時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙』で、やや重なる話題が論じられていて、痛感させられたのである。グリーンは、物理学者だが、その素養の幅は想像を絶して広く深い。宇宙論は元より言語学、動物行動学、進化生物学、宗教学、脳科学、人類学……。肝心の進化生物学に限ってもグリーンの視野は広い。尤も、長谷川の『私が進化生物学者になった理由』は、ヒトの進化的理解を専門に扱った本ではないから、比べるのは筋違いかもしれない。にしても、論の展開の鋭さの違いは……。(02/02 20:35)
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