つらら、つらら、つらつらら~♪
← フランク・M・スノーデン著の「疫病の世界史(上)――黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡」を読んでる。ペストの章。ペストの惨禍を題材の小説は幾つも。が、絵画は知らなかった。本作は、ニコラ・プッサン作の「アシュドトのペスト」。鼠を描き込んだ。鼠は災厄が迫ってることを知らせる前兆。(画像は、Wikipedia より) (01/03 10:05)
A・マンゾーニ作の「いいなづけ 上・下」 (河出文庫)は以前より読みたい本に登録している。すると、元旦から読み始めたフランク・M・スノーデン著の「疫病の世界史(上)――黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡」にて、あのペストの大流行に絡む作品として、ボッカッチョの「デカメロン」に並ぶ名作に挙げられている。ますます読みたくなった。(01/03 00:45)
← 日中の気温はあまり上がらず、根雪はあまり解けなかった。氷柱を観ると、口ずさむ歌がある。「つらら、つらら、つらつらら~♪♪」それにしても、つららを氷柱と表記するのは何故だ? 当て字か? (01/02 19:07)
フランク・M・スノーデン著の「疫病の世界史(上)――黒死病・ナポレオン戦争・顕微鏡」を読み出している。
標題で一目瞭然だが、本書は「疫病は人間社会の実像を映し出す鏡だ。それは個々の生を揺るがし、宗教への懐疑や哲学の刷新を促してきた。上巻ではペスト、天然痘、コレラなどの流行の実態と、ある「英雄」の見込み違いが招いた惨事、そして細菌の発見がもたらした劇的な転機を描く」といった内容。
年初は上下巻で750頁余りの本書で読書を始める。コロナ禍が早々に普通の風邪やインフルエンザと同じ病になることを期待しつつ。
古代ギリシャのヒポクラテスはやはり偉人だ。病は神の業(わざ)でもなければ、悪霊の仕業(しわざ)でもない。純粋な自然現象であり、治癒も可能。驚くべきは、癲癇のような悪魔に憑かれたような症状を呈する病すら、神聖病ではなく自然原因のみに帰すると主張したこと。
昨秋は、ウェイリー版源氏物語を読んだが、誰かが病むたび、加持祈祷。偉い僧侶の御祈りが夜を徹して。その光景は江戸時代になっても変わらない。他に術(すべ)がない、頼るのは神か仏しかなかったんだから仕方ないけど。実際、現代だって、治療の糸口すらない(医者が解明に挑んでいない)病気は少なからずある。そもそも病は人……生命体が生まれた時から不可分のメカニズムとして組み込まれている……ガンのように。
病を探求すると、そもそも生きるとは、健康とは何ぞやに行き着く。 (01/02 19:01)
← 画像では分かりづらいが、氷柱が迫力ある。氷柱を観ると、口ずさむ歌がある。「つらら、つらら、つらつらら~♪♪」 (01/02 18:35)
29日から四日連続仕事。元旦も仕事で帰宅は未明の4時半過ぎ。雪の富山市の光景をこれでもかと堪能。幸い元旦には降雪は僅かで、帰宅した未明に除雪するという憂き目には遇わずに済んだ。いつもはシャワーが、自分への御褒美に(?)自宅で入浴。数日前には銭湯へも。風呂が最高の贅沢だ。(01/02 18:32)
← トリイ・ヘイデン著『タイガーと呼ばれた子〔新版〕──愛に飢えたある少女の物語』(入江 真佐子訳 ハヤカワ文庫NF)「7年ぶりに現れたシーラはオレンジ色の髪をしたパンク少女だった。やがてシーラの口から過去に受けた虐待の事実が明らかになる。」
トリイ・ヘイデン著『タイガーと呼ばれた子〔新版〕──愛に飢えたある少女の物語』を大晦日に読了した。『シーラという子』の続篇だが、こちらは未読。「愛を知らない少女に、再び差し伸べられた手。再生の物語が始まる」というが、想像を絶して困難な物語だった。年初には、上間陽子著の『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』 (at叢書)を読了している。期せずして…それとも自分の関心が齎した符合なのか、どうしても両者を比べてしまう。吾輩ごときが感想は書けない。心ある方は一読を薦める。
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