腰痛に苦しみつつ読書…除雪
← 「自動車製造ラインに配備されたKUKA製産業用ロボット」(画像は、「産業用ロボット - Wikipedia」より)下記参照。
腰痛ぶり返した。朝食……昼食? 午後の四時過ぎやっと。椅子から立つのに一時間半の苦闘。食後、腰痛を堪え、除雪。やはり湿布じゃダメだ。(01/18 18:10)
横になるのが怖い。起き上がるのに三時間。トイレに間に合う自信がない。椅子で寝るか。(01/18 18:12)
雪の晴れ間があったので、恐々ゆっくり外に出て(玄関を出るまでが一山)、ママさんダンプを持ち出し、除雪。こちらの事情に関係なく雪は降り続ける。無理して除雪した反動が怖い。
← 今野晴貴 著『賃労働の系譜学 -フォーディズムからデジタル封建制へ-』(青土社)「「ブラック企業」「過労死」「労働の質の劣化」。なぜ労働環境は改善されないのか。その系譜と構造を明らかにし、労働の視点から現代資本主義社会とその行く末を読み解く。」
今野晴貴 の『賃労働の系譜学 -フォーディズムからデジタル封建制へ-』を今夜読了。
本筋には直接関係ないが、ベーシックインカムが今更ながら気になった。ベーシックインカム(basic income)とは社会保障制度上の政策・制度。最低限の所得を保障する仕組み。初めてこの考えを聞いたとき、生活保護と何処が違う。なんて非常識な発想だと思った。(01/18 18:21)
が、非正規雇用やブラックバイト、ブラック企業が蔓延してきて、貧富の格差が増大し、働き手の仕事の大半がマニュアル化、陳腐化し、Al化したら……。働き手は、機械化のコストにみあわない、最小限のことしかさせてもらえなくなる?
圧倒的多数の働き手の収入は、富裕層が豊かさを維持し得る最低限の消費経済を可能とするギリギリの水準に追い込まれていく。それがベーシックインカムなんだな。
我輩が経済や産業に関連して、テレビで見た一番 衝撃的場面は、何処かの工場で、産業用ロボットが導入され、従来が熟練労働者がやってた過程が自動化されてる光景だった。コメントでは、辛く単調な仕事から合理化で解放され人手が掛からなくなり、将来が明るい……などと。
誰にとって明るい?
我輩の感想は、暗澹たる将来像が間近だというものだった。遅かれ早かれ人間のやること出来ることは窮めて限られたものになる。高校生だったか学生だったのころに観た産業用ロボットのスムーズで休むことのない光景ほどに衝撃的な光景などありえない……と短慮な我輩は感じたものだった。(01/18 18:37)
まず、テーマにある「フォーディズムからデジタル封建制へ-」の「フォーディズム」からして初耳の吾輩。本書にも説明があるが、「フォーディズム - Wikipedia」によると、「ヘンリー・フォードが自社の自動車工場で行った生産手法や経営思想のこと」で、「現代の資本主義を特徴付ける概念であり」、「イタリアの思想家アントニオ・グラムシの命名による」とか。大雑把には、「生産性の向上による大量生産の実現」かな。コンベヤーによる流れ作業方式をイメージすればいいのか。人間性が削られていく。
← 山本文緒作『プラナリア』(文春文庫)「乳がんの手術以来、何もかも面倒くさい25歳の春香。出口を求めてさまよう「無職」の女たちを描いた直木賞受賞作」
山本文緒作の『プラナリア』を今夜より読み始めた。
追悼の意を以て本書を読む。山本作品は初めて。開いて短編集だと気付いた。山本文緒の名を印象的に刻まれたのは、「プラナリア」と題した小説が、あるいは、そういった題名の小説を書く作家の登場がショックだったから。ってのが本書を手にした理由の半分。(01/18 22:30)
一時期 小説を書くことに凝っていた頃、次の作品のタイトルはプラナリアがいいな、掴みどころがあるようなないような、弱々しいような逞しいような、くねくねしたところがたまらない。一番好きな生命体は、クラゲ。水流……水の泡がそのまま生き物になったような。ああ、とっておきのタイトルが先を越された! あの当時のショックは今も鮮明だ。(01/18 22:32)
← カルロ・ロヴェッリ【著】『世界は「関係」でできている―美しくも過激な量子論』(冨永 星【訳】 NHK出版)「科学界最大の発見であり、最大の謎とされる量子論。はたして量子論の核心とは何か、それはどんな新しい世界像をもたらしたのかを、研ぎ澄まされた言葉で明快に綴る。」
カルロ・ロヴェッリ著の『世界は「関係」でできている―美しくも過激な量子論』を昨日から読み始めた。『すごい物理学講義』(河出書房新社)や『時間は存在しない』(NHK出版)の著者で、特に前者は名著だと思う。ひたすら楽しみで腰痛に苦しめられ怯えつつ読んでいる。
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