歳暮……雪囲い作業やり直し

　←　雪囲い……やはり遣り直し。古びた藁縄じゃ泥縄だ。縄……買うしかない……昨夜、ふと納屋に丈夫な綱があったはずと思い出した。決して新しくはないが、ナイロン綱でちょっとやそっとじゃ切れない。藁縄の上にナイロン綱を上掛け。格好は悪いが効果はありそう。（2021/12/15 18:11）

　今日は休み。我輩には歳暮は来ないので(贈らないし)、アピタ東店へ行き、自分向けの歳暮を買ってきた。持ち帰り！（12/15 18:32）　自分向けの歳暮……品物 間違えた！　和菓子だと思ってたのに…。（12/15 22:07）

　今朝は嫌な夢で目覚めた： 昨日の電話 シカトしたけど、誰からだったんだろう……そう言えばインターフォンも鳴ったけど無視した……と、ハッと思い出した。そうだ、昨日は手術の日だったんだ！ 昨日の午前に予定を入れていたのに。そうかだから先生が電話してきたんだ。もう日付けが変わってる……今さらどうにもならない……（この夢がリアリティを持つのは、一つは体調に自信がないこともあるし、昨日、インターフォンもその後のスマホも無視したから。ホント、誰からか。あの無神経な何でも屋さんか。12/15 18:42）

　←　 石川雲蝶作「道元禅師猛虎調伏」　「ＫＩＲＩＮ～美の巨人たち～」参照。吾輩は、朝日新聞の「竜が虎が亀が迫ってくる……越後のミケランジェロがいた　新潟・魚沼：朝日新聞デジタル」記事で知った。数年前から地元の宣伝もあって知名度が上がったようだ。（画像は、「西福寺（開山堂） | 魚沼市観光協会」より）（2021/12/15 07:22）

　←　三浦佑之／著『「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―』（新潮選書）「古代日本、「ヤポネシア」の表通りは、いかなる世界だったのか。筑紫、出雲、若狭、能登――『古事記』等の文献は勿論、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、海流に添って古代の世界を旅すると、ヤマトに制圧される以前に、この地に息づいていた「まつろわぬ人々」の姿が見えてきた。三浦版「新・海上の道」誕生」「「国家」に抗する「海の民」　赤坂憲雄」参照。

 　三浦佑之著の『「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―』を読了。『口語訳 古事記』や『古事記講義』などを読んだことがある。古代史や古事記好きな小生、十数年前より著者を注目してきた。本書は出色の本。富山県は、「環日本海交流会館」があるほどに、環日本海交流に関心をもってきた。近年の日韓や対中国感情の悪化でこの熱は冷め気味だが、一方で学術的には進展が見られることが嬉しい。ただ、環日本海交流の日本海という呼び名は少し抵抗がある。日本や朝鮮、中国や台湾にも中立的な呼称が工夫されるべきだろう。それはともかく、ヤマト政権が成立するまでは、日本海側こそが表日本であり、筑紫、出雲、若狭、能登がそれぞれに主に船を使っての交流が盛んだったこと、その際、特定の地域が権力の中心（国家）たることを志向しなかったのではないか、という視点に特に面白みを感じた。『古事記』や『万葉集』『風土記』『日本書紀』『釈日本紀』などの文献はもちろん、各地の神社の言い伝え、嘗ては各地にあった船の停泊の場たりえた潟、最新の考古学の成果などを考慮に入れての古代像の見直しを迫る。黒曜石や翡翠の古代においての重要度は今更ながらに再認識させられる。まさに、三浦版「新・海上の道」誕生である。