無銭飲食未遂を吾輩が…
← 多分、2年ぶりに銭湯へ。あったかいし、広いし、湯船にゆったり。髪もシャンプーで洗った。垢擦りも久しぶり。が、帰宅したら、倉の屋根から落雪。車が停められない。除雪。湯上がりの心地いい汗が、雪掻きの汗に変わった。これはこれで快適? 余談たが(内緒だが)、最近 髪を櫛梳ると、櫛の目に髪より埃が溜まる。部屋……家の中がいかに埃だらけか分かる。埃高き男。 (12/28 17:32)
無銭飲食未遂を我輩がやった……夢の中でだが。いくら夢でもろくでもないことを仕出かす……ふと思い当たることがつい最近:「久々の無賃乗車被害に遭う」(12/28 15:47)
「静かなる日本侵略 -中国・韓国・北朝鮮の日本支配はここまで進んでいる」に類する本が目立ってきている印象を持ってる。前提にアメリカを指摘しないことに視野の狭さを感じるのはさておくとして、もっと大きな問題点が抜けていることは指摘しておきたい。それは、余りに長い(四半世紀を越えるか)デフレの続く日本経済の惨状だ。こんなにチープな日本に誰がした? これだけ土地も働く人々の賃金も安い日本。中国・韓国どころか、アラブや東南アジアも(買い叩くことなく)土地も会社も人材も安く買える。日本の頭脳流出も久しい。(12/28 23:37)
バブル崩壊後(その前のプラザ合意に端を発する)、特に1995年以降の政治も経済運営も劣化が激しすぎる。当時以降の政権(官僚)は、日本に恨みがあるのかと感じるほど、日本を沈没させてきた。
こうなると、海外勢の日本進出どころか、日本passingの懸念さえ抱かせる。若者に危機感のないことに我輩は危機感を抱いてる。
出る杭は打たれる じゃないけど、アメリカの基地として日本を温存した……が、あまりに経済的にはしゃぎすぎたので、プラザ合意や更には日米構造協議で日本は奈落の底へ。アメリカからしたら、分を弁えろ ですかね。以後、特に1995年前後以降、政権も官僚も劣化乃至萎縮してしまった。右翼やタカ波の台頭は日本の地盤沈下の象徴です。海外からの観光客の急増もチープな日本だからこそ(観光地もそこそこありますが)。若者が云々は、三十路以降の年代には期待が持てないから。彼等は生温い湯に浸かってやんわり消えていく。厳しいのは若者! (12/29 00:25)
← エイドリアン・ベジャン【著】『流れといのち―万物の進化を支配するコンストラクタル法則』(柴田 裕之【訳】/木村 繁男【解説】 紀伊國屋書店)「本書でベジャンは「生命」「進化」を、物理の視点で語る。生命という定義には生物も無生物も関係ない。 動きながら自由に変化している=流れているものが生命だ。 流れが尽きた系には終焉(死)が訪れる」
エイドリアン・ベジャン著の『流れといのち―万物の進化を支配するコンストラクタル法則』を一週間ほどを費やして昨夜半頃に読了。数年前に出た『流れとかたちーー万物のデザインを決める新たな物理法則』も刊行当時、読んでいる。
著者は米国版ノーベル賞とも言われているベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞した、なかなかの熱工学者。
動物が欠伸をする理由について、それは気持ちがいいからだが、ではなぜ気持ちがいいか、そのメカニズムをも彼のコンストラクタル法則で説明している。泳ぎや走ることでも、背の高いものが有利な理由もこの法則で説明できるという。水泳で伸びる余地があるのは、自由形だろうとも。
雪の結晶についても素朴な疑問に答えている。結晶の形状と構造は、類書でも示されている。その中で吾輩が見過ごしていたのは、雪の結晶の六角形が多くは平板な形で示されているが、空中で結晶化するのに、なぜ球体ではないのか、という疑問。いや、実際に球体で生まれるのだが、あるメカニズムで我々が知るような六角形の結晶に変化するのだと言う。種明かしは書かないが。
驚いたことに腎臓結石も、雪の結晶と同じで、球体から樹枝状構造へと進化するのだとか。本書にはこうした卑近な事例を多数挙げてある。話題は豊富で、興味は尽きないわけである。
本書の醍醐味は、解説の木村 繁男氏の言葉を借りれば、「「コンストラクタル法則」は、解析対象となる体系を流動機構と見ることにより、これまで細分化され、各学問分野の異なる現象と見られていたものが、すべて統一された原理に支配されていることを主張する」点にある。「それらのあいだにある違いは、駆動メカニズムの違いに過ぎない。また、その流動方向には一定の方向性がある。端的に言ってしまえば、高いところから低いところへ、ということになる」。
筆者のベジャンは、「人間を別格と見なして他の生き物と切り離す世界観を、ダーウィンが進化論で刷新した」その進化論を、(訳者である柴田 裕之氏の「あとがき」の言葉を借りれば)「さらに推し進め、生物を別格と見なして無生物と切り離す世界観を、すべてのかたちの進化を支配するという独創的なコンストラクタル法則で崩し、森羅万象を物理によって一つにまとめ上げた」のである。
筆者のベジャンにすれば基礎的で簡単なのだろう数式が随所にあり、文系人間ですらない吾輩には本書を理解しきれないもどかしさがあった。ちと(かなり)悔しい。
録画で「「超巨大雷スーパーボルト!謎の“対消滅”を追え」 サイエンスZERO - NHK」を観た。研究の舞台は冬の日本海。再放送だが、リアルタイムでも観たっけ。舞台は石川県金沢市。冬の雷はブリ起こしと呼ばれる。当然ながら富山も話題に出るかと思ったが(最初に観た際は見逃したかも…と)、やはり、出てこない。
対消滅が起きていることが凄い。雷という驚異の現象は未だ極め尽くされていない。(12/28 14:15)
ぶり起こしは富山の現象……風物詩だと思ってきた。違うんだ。(12/28 21:11)
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