« 路上に猫の死骸 | トップページ | 我が家の庭が萌える秋に »

2021/11/17

「うなづき友学館」へ ミニツーリング

Hanehasi ← 「うなづき友学館」へ。入り口付近から、富山では有名な真っ赤な愛本刎橋が遠望できる。車なら数分か。

 先日は、福井県小浜市の若狭湾近くにある年縞博物館へ。三方五湖に隣接している。その日は往復450キロ。現地逗留は一時間で、見学時間を含めて七時間の強行ツーリングだった。あれをやっちゃうと、県内のツーリングは文字通りミニツーリングに感じる。ちょっとひとっ飛びの感。今日は、一時過ぎに出発し、四時過ぎに帰宅。秋日麗で復路も日差しに真っ向向かっての走行で、前回のような寒さは覚えない。そう、前回は、初めてグリップヒーターを使った。その恩恵をひしひしと感じた。

 

Momiji_20211117201101 ← 「うなづき友学館」へバイクでミニツーリング。黒部市歴史民俗資料館と、黒部市立図書館宇奈月館とが併設。入り口付近に真っ赤な紅葉。紅葉の赤は、盛ってない!

 

 この「うなづき友学館」の前までは三回目、中に入ったのは二度目である:
思いがけず音沢発電所へツーリング
リベンジツーリングへ

 

Kanban ← 今日 バイクでツーリングした目的(地)は、うなづき友学館で、画像にあるように、「黒部奇譚」展のため。黒部には伝説がいっぱい。入り口に関連図書が展示されていた。本を物色し、3冊 買おうと入場券売り場に行ったら、売り物じゃないと。併設してる図書館から、「黒部奇譚」展に関連する文献を展示してるんだって。なるほど、道理で図書館のラベルが付いてる。

 

156989724 ← 『福井県年縞博物館 解説書』(編集・発行:福井県年縞博物館) 「水月湖年縞や年縞博物館のすべてが詰まった読み物風の1冊」。

 昨日から読み始めていた『福井県年縞博物館 解説書』だが、ミニツーリングから帰宅し一服(ひと眠り)した後、残りを読了。

 一緒に買ってきた中川毅著の「時を刻む湖――7万枚の地層に挑んだ科学者たち」 (岩波科学ライブラリー)を補完する。年縞博物館の解説書。図版も豊富。説明も分かりやすい。こちらだけでも楽しめる。あの山根一眞さんが特別館長。
 水月湖のある三方五湖を周遊するのもいいし、まずは年縞博物館の建物自体が素晴らしい。全長45mの水月湖年縞を展示するため、「世界一細長い博物館」となった。ギネスに登録したんだろうか? 設計は、建築家の内藤廣氏。

 

 この冊子で、久方ぶりに「ミランコビッチ・サイクルと呼ばれる地球の公転軌道の離心率と自転軸の傾きと自転軸の歳差運動により、周期的に気候が変動することを研究したことで知られる。」のことを思い出す。年縞博物館では、ミランコビッチの本(本物)が展示されていた……慌てていて、素通りした。ミランコビッチについての日本語文献あるかな。
 ミランコビッチの説は生前定説にはならなかったが、かの大陸移動説のウェゲナーが早い段階から支持していた。ドラマだ!

|

« 路上に猫の死骸 | トップページ | 我が家の庭が萌える秋に »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書評エッセイ」カテゴリの記事

オートバイエッセイ・レポート」カテゴリの記事

恋愛・心と体」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

読書メーター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 路上に猫の死骸 | トップページ | 我が家の庭が萌える秋に »