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2021/11/30

金沢21世紀美術館に行くはずが…

Tuta_20211130224701 ← 今日はバイクでツーリングしたので、庭仕事は落ち葉を竹箒でサッサッとやっただけ。バイクは大型スクーターなのでその移動はかなり負荷の大きな作業なのだ。画像は、車道沿いの生垣の土台に絡まる蔦。

 

 今日は休み。晴れ。夜から荒れた天気になる。行くなら今日しかない。天気の急変を予感させる強めの風。晴れ渡る空に立山連峰がくっきり。それも風の強さを示している。
 さて、何処へ? 前々から行きたかった、「金沢21世紀美術館」。展覧会もだが、建物自体が見もの。が、トンでもなく情けないツーリングとなった。

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2021/11/29

カーポート工事完了

Yami_20211129204701 ← コンラッド 著『闇の奥』(中野 好夫 訳 岩波文庫)「アフリカの奥地に象牙採集をする人々の上に起こった事件を作者自身の体験にもとづいて書いた作品」「作者の原始に対する驚異と文明に対する呪詛とが熱病のような激しさであらわされている」

  コンラッド 作の『闇の奥』を今朝未明読了。仕事の合間に車中で読むような本ではないのだが、自宅では読む本があるので已む無く。若いころ、二度、読んだ。その都度岩波文庫を買って。この度の再読も書庫に探したが見つからず、また買う羽目に。というのも、傑出した作品という感触はありつつも、若いころは撥ねつけられたという苦い思い出があるからだ。

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2021/11/24

福井県 再び

Bijin ← 歌麿の当世三美人。 過日、春画の本を眺めていた……感想ではないが、江戸時代には、二重瞼の女性は居なかったのか。或いは一重こそが美人の証しだったのか。それとも、官能の絶頂……恍惚の表情だから眼も虚ろなのか。しかし、有名な歌麿の当世三美人を見ても目が細い。筆のひと刷毛のような。

 

 シャワーを浴びたい。が、浴室も脱衣場も寒い。いま、暖め中。そもそも我が居間(茶の間)自体 寒い! そろそろエアコンの出番か。電気代が怖いなー。

 

 9月から10月いっぱいウェイリー版源氏物語全4巻を読んだ……その余韻というか読書ロス(?)の感がなかなか。やはり、何か大物……大作にまたトライするか。

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2021/11/21

我が家の庭が萌える秋に

Moeru ← 落ち葉拾いを兼ね庭を散策。すると、庭の隅っこに、黄色く輝く萌える秋 発見。

 19日の昼過ぎ 室内着にサンダルのまま、高枝切鋏で庭木の剪定。さすがにサンダルはないなと、長靴に。ちょっとだけよ~のつもりが、気が付いたら一時間も。汗が滲む。シャワー。ああ、画像のような渓流を愛でたいな。

 

 21日月曜日は休み。穏やかな秋日和。何処かへ出掛けたいが、庭仕事。裏の庭の枝葉の整理に汗を流した。

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2021/11/17

「うなづき友学館」へ ミニツーリング

Hanehasi ← 「うなづき友学館」へ。入り口付近から、富山では有名な真っ赤な愛本刎橋が遠望できる。車なら数分か。

 先日は、福井県小浜市の若狭湾近くにある年縞博物館へ。三方五湖に隣接している。その日は往復450キロ。現地逗留は一時間で、見学時間を含めて七時間の強行ツーリングだった。あれをやっちゃうと、県内のツーリングは文字通りミニツーリングに感じる。ちょっとひとっ飛びの感。今日は、一時過ぎに出発し、四時過ぎに帰宅。秋日麗で復路も日差しに真っ向向かっての走行で、前回のような寒さは覚えない。そう、前回は、初めてグリップヒーターを使った。その恩恵をひしひしと感じた。

 

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2021/11/16

路上に猫の死骸

Hakurku ← 下定 雅弘著『白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』(角川ソフィア文庫 )「日本文化に大きな影響を及ぼした白楽天。(中略)大詩人の詩と生涯を知る入門書」

 

 下定雅弘編著の『白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』を仕事の合間に読んできた。ウェイリー版源氏物語や、その途中、中西進氏の『源氏物語と白楽天』を読んだこともあり、白楽天への関心が呼び起こされた。

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2021/11/14

自分がやってるささやかなエコ

Third ← グレアム・グリーン作『第三の男』(小津次郎訳  ハヤカワepi文庫)「作家のロロ・マーティンズは、友人のハリー・ライムに招かれて、第二次大戦終結直後のウィーンを訪れた。だが、到着した日にハリーの死を知らされた。ハリーが悪辣な闇商人だったと聞かされたマーティンズは、真偽を確かめるため、調査を始めるが……」

  グレアム・グリーン作の『第三の男』を一昨日読了。極めて高名な作家の極めて有名な作品。買い求めたら、案外と頁数の少ないことに変な驚き。名作に長短など関係ないのだが、何処か大作という先入見があった。『第三の男』は、「キャロル・リード監督作品。第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール」。「アントン・カラスのツィター演奏によるテーマ音楽や、ハリー・ライム役のオーソン・ウェルズの印象深い演技でも知られている」。あまり映画を観ない吾輩も遠い昔観た。

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2021/11/12

我が家のミカン 豊作

Magnet ← マグネット。集めているわけじゃない。使い途もないし、捨てるのも惜しいし、冷蔵庫に貼り付けてる。いよいよ、側面へ! 冷蔵庫の側面は盲点でした。いま確かめてきました。確かに。温かい場所がありました。チラシが貼ってあった。ただ、冷たい場所も広い。マグネット、場所を選んで貼ります。

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2021/11/11

インフルエンザの注射した

Tuta_20211111181001 ← 生け垣の土台に垂れる蔦。日々微妙に色合いを変えていく。(2021/11/09)

 今日(11日)は休み。寒いし雨が降っているし、何処かへ出掛ける気にはなれない。庭仕事もできない。幸か不幸か、30日に一度の内科医院への通院の日。大人しく病院へ。予約していたインフルエンザの注射もしてきた。悲しいかな、服用する薬が一つ増えた。

 6日(土)バイクツーリングしてきた三方五湖(年縞博物館)。呟き忘れてたが、当地は梅の里だった。梅園を何度も目にした。梅干しなど、梅絡みの特産品を売る店も並ぶ。梅の花が咲く頃は観光客で賑わいそう。

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2021/11/07

福井県年縞博物館へロングツーリング

Nenkou ← 福井県にある「年縞博物館」へ。画像は、年縞博物館の入り口に至る通路。入り口は石畳の折れ曲がった先。洒落た建物。

 

福井県年縞博物館」に着いたのが遅く(午後三時半過ぎ)慌ただしい訪問。何としても水月湖を眺めたかった。水底は論外だけど。水月湖……三方五湖の一つの湖で発見された世界的年縞。その情報がマスコミに踊ったころから関心を抱いてきた。ほとんど聖地。聖地巡礼のツーリング。やや半端だけど念願が叶った。

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2021/11/05

馴染みの作業着との別れ

Bara_20211105213001 ← 中山 可穂 著『白い薔薇の淵まで』(河出文庫)「雨の降る深夜の書店で、平凡なOLは新人女性作家と出会い、恋に落ちた。甘美で破滅的な恋と性愛の深淵を美しい文体で綴った究極の恋愛小説」著者は、「1960年生まれ。(中略)93年『猫背の王子』でデビュー。95年『天使の骨』で朝日新人文学賞、2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞を受賞。」

 快晴微風。遠出したかったが、目覚めたのが遅く(帰宅が未明)、今日(5日)は大人しく庭仕事。例によって庭木の剪定。高枝切鋏をフル活用。二時間ほどの作業。日没でストップ。庭中が伐採した枝葉で一杯。納屋にも一杯。

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2021/11/03

仕事でミスが続く

Photo_20211103204001 ← 塩田純一著『アルフレッド・ウォリス 海を描きつづけた船乗り画家』(みすず書房)「アルフレッド・ウォリスの絵はなぜか忘れがたい。絵とは何か。(中略)ウォリスは87年という生涯をどう生きたのか。〈船乗り〉としてどんな暮らしをしていたのか。〈芸術家〉としてどのような作品を遺したのか。〈船乗り〉であることと〈芸術家〉であることは、いったいどのように結びついていたのか。その生と芸術の細部に分け入ってみたい。」(本文より)

  塩田純一著の『アルフレッド・ウォリス 海を描きつづけた船乗り画家』を先日より読み始めている。衝動買いの本。表紙の絵に惹かれた。アルフレッド・ウォリスは、アンリ・ルソーとは描かれる世界も手法も違うが、専門の絵描きでは望めない素朴さと描きたい世界への 郷愁の念に近い切迫感がある。どちらも、一度みたら忘れないタッチの絵。下図参照。

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2021/11/02

「ウェイリー版源氏物語」読了

Genji4_20211103050401 ← 紫式部作『源氏物語 A・ウェイリー版4英訳:アーサー・ウェイリー 日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳 エッセイ:阿部公彦 装幀:松田行正+杉本聖士)「時代を超え、文化を超えて読者を魅了し続けてきた世界文学の傑作・源氏物語。アーサー・ウェイリーの名訳で新たによみがえった物語がいよいよ完結。切なさと感動の第4巻」「光り輝くプリンス・ゲンジがこの世を去ったのち、とどまらぬ時の流れが引き寄せた物語は切ないクライマックスへと向かう──。」

 

 紫式部作『源氏物語 A・ウェイリー版4』を読了。これで全四巻を読んだことになる。9月から読み出し、一か月半を費やしての長い旅路。決して急がず、日に一帖か二帖にとどめて、ゆっくり歩んでいった。各帖冒頭に載っている系図…人間相関図が非常に参考になった。分かりやすく親しみやすい。あるいはウェイリー版では懇切な説明を付しているようだ。可能なら原文を脇に読み進めたいものだが、もっと若いころならできたかもしれない。いつか、瀬戸内版か谷崎版などのどれかを読みたい。あくまでいつか、だが。
 我輩にはとてもまともな感想は書けない。与謝野版源氏に続いての「源氏物語」。毬矢・森山姉妹訳さんの訳は最初はやや戸惑いました。読み進むに連れ、魅了されていきました。考え尽くされた翻訳。

 

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