« 蜘蛛の巣やら金木犀やら草の葉など | トップページ | 車検は二年ごと…なのに車検へ »

2021/10/05

ホトトギスや秋明菊など

Kiku_20211005214701 ← 今朝の秋明菊。生け垣の背後に。誰も気付かない。吾輩も昨日気づいた。

 

 昨日は庭仕事で疲れて本を片手に灯りを点けたまま寝落ち。今日のお昼まで起きる元気なし。今日も庭仕事……脚立に昇って庭木の剪定。疲れた。今夜も寝落ちかも。…まだまだ終わりそうにない。先は長い。いい運動ではあるな。ただ、疲労回復に最近、やたらと時間が費やされる。

 自宅では、ネルヴァル作の『火の娘たち』 (岩波文庫)と中西 進著の『源氏物語と白楽天』とを交互に読み続けている。特に後者は吾輩には手強い本。

『源氏物語』自体が原文では読めないのに、白楽天(白居易)の白文(原文としての漢文)が読めない。,断っておくが、白文には「訓読文」を日本語の語順で書き表した「書き下し文」(「読み下し文」)が付されてある。その中の漢字熟語が読めない、まして意味が分からない。今回は再読なのだが、昔、全く源氏物語に接してなかった頃によく本書を手にしたものだ。ちゃんと通読はしている。右の目から左の目を通過したのだろうか。

Hakrraku_20211005221701 ← 中西 進著『源氏物語と白楽天』(岩波書店) 「『源氏物語』の展開に沿って白楽天の詩文を読み,物語の主題や構想との関わりを考え,作者の意図を探る」

 

 「白居易の詩は中国国内のみならず、日本や朝鮮のような周辺諸国の人々にまで愛好され」てきた。我輩ですら名前くらいは知らないではない。「844年には留学僧恵萼により67巻本の『白氏文集』が伝来している。平安文学に多大な影響を与え」た。菅原道真や清少納言はもとより、「紫式部は『源氏物語』「桐壺の巻」のほとんど全般にわたり、白居易の「長恨歌」から材を仰いでいる」。中西氏に限らず、『源氏物語』と白楽天の関りは深く研究されてきた。
 ウェイリー版源氏物語の第二巻を入手するまでのつなぎの勉強と、永らく…二週間以上…読んできたが、明日には読了かも。

 

Hihu_20211005222301 ← 傳田光洋/著『皮膚感覚と人間のこころ』(新潮選書)「外界と直接触れ合う皮膚は、環境の変化から生体を守るだけでなく、自己と他者を区別する重要な役割を担っている。人間のこころと身体に大きな影響を及ぼす皮膚は、その状態を自らモニターしながら独自の情報処理を行う。その精妙なシステムや、触覚・温度感覚のみならず、光や音にも反応している可能性など、皮膚をめぐる最新研究」

 

 傳田光洋著の『皮膚感覚と人間のこころ』を仕事の合間に読んでいる。すると、昨日、「2021年のノーベル医学生理学賞をデービッド・ジュリアス、アーデン・パタポティアンの2氏に授与すると発表した。授賞理由は「温感と触覚の受容体の発見」。」といったニュースが。
 我輩のサイエンス分野でのマイブームは、皮膚や表皮など。Alや脳科学、ロボットへの関心が高まっているが、人間とロボットとの最たる違いは、体表……皮膚……内臓の表層の感覚機能。人は全身で感じている。今後この方面への関心はますます高まるだろう。
 だから人間は、握手やハグやHが大好きなんだ。我輩は餓えてるぞー!
 我輩は、人間が裸のサルになったのは、ハグ(や性愛)好きが高じてだろうと思ってる。全身が性感スポットなのだ:拙稿「はだかの起源 言語の起源」や特に「ヒトはいかにして人となったか」を参照のこと。

 

 「標高3750メートルの青蔵高原(チベット高原)東部で、考古調査隊は時空的な位置が特殊で、規模が大きく、地質の保存状況が良好で、文化的序列がはっきりしており、遺物・遺跡が豊富な旧石器時代の大型広野遺跡・皮洛遺跡を新しく発見した。また、遺跡から東アジアで最も美しい手斧を発見したことで、「東洋の早期人類文化は西洋より遅れていた」という学説が完全に荒唐無稽であることを証明した。」:「チベット高原で旧石器時代の遺跡、13万年前の人類による征服を証明

 

Rimocon ← リモコンでの不具合は、録画した番組の削除ボタンだけ。録画の容量が少ないので、20数番組 録画したら一杯。どんどん削除してるけど、中島みゆきとか、サザンオールスターズ、ABBAなどの録画は消せない。故障してしまったテレビのリモコン。本日、買い替え。調子よか~! 予約での録画ができない。古いリモコンで時間予約録画する。

 

 昨日四日のこと。バイク、バッテリー死滅。JAFでバイク店へ。バッテリー上がりでJAFを呼んだのは通算四度目か。今度とうとう完全修理をこう。車検なので完全メンテを依頼。タイヤもバッテリーなども交換。その後、庭仕事。車道沿いの生け垣の剪定に汗を流す……脚立の上なので冷汗か。

|

« 蜘蛛の巣やら金木犀やら草の葉など | トップページ | 車検は二年ごと…なのに車検へ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書評エッセイ」カテゴリの記事

オートバイエッセイ・レポート」カテゴリの記事

恋愛・心と体」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

読書メーター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 蜘蛛の巣やら金木犀やら草の葉など | トップページ | 車検は二年ごと…なのに車検へ »