松村外次郎 庄川記念美術館へミニツーリング
← 富山県の西部山間にある庄川美術館へ。「かがやき はんが」展。秋晴れ。バイクの修理を兼ねた車検も済んで、久々のミニツーリング。650ccの大型スクーターで往復70キロのミニツーリング。ゆったりのんびり。往路はわざと遠回りして。帰りはお腹が空いたので最短の道を選んだ。秋晴れで、往復共に、オートバイを駆る若者たちと何度も擦れ違った。「松村外次郎 庄川記念美術館」の前では、松村外次郎作品……玄武だろうか……などが鎮座し迎えてくれる。この作品に似た作品が富山市の松川沿いの土手にもあったような。拙稿参照:「豆腐やら葡萄やら」
← 「かがやき☆はんが-2021in庄川展-」「様々な版画技法表現で活動を続ける、県内在住の版画家約60名の作品を展示」
9日夜の呟き…蚊が一匹 住み着いてる。毎日 寝起きにしっかり吸われてる。雌か? もう子供は創ったよね。この上 生きてどうする? 肥えて余生を楽しんでる?
いかにも蚊という奴じゃない。草臥れ窶れた薄茶色……灰色に近い。図体は大人。我輩が本気になればやっつけられますが、面倒。面倒と思いつつ三日目となると、癪に障る。10年ものの蚊取り線香、出番か?!
← 「かがやき☆はんが-2021in庄川展-」の図録は販売してなかった。図録は必ず買い求めるのだが、残念。作者名 作品名メモ出来ず。これが版画?! 造影剤を投与し、血管網か神経網を透かし見たような。それとも、紗のような薄い生地のスカーフにリボンの紐が絡み、淡い光に透かし見たような。
毎週一丁、豆腐を配達してもらっている。父母健在の頃から続けてもらっている。夏場は冷奴か麻婆豆腐にする。十月ともなると、湯豆腐。あるいはおでんに豆腐を大きめの角切りにして鍋風に。結構、美味しい。
← これが版画とは思えぬ柔らかで、儚さすら感じさせる透明感のある作品。作者名 作品名メモ出来ず。富山での小さな展覧会では、せいぜい作者や作品リストが用意されているだけの場合が多い。ちょっと寂しい。仕方ないのだろうが。我輩の影が映り込んで邪魔! 左側に幽霊か亡霊のような上半身の影が見えないですか。トンボの羽根をイメージしてる?
← 庄川美術館は、まさに山間にある。美術館の周辺は閑静。直下……数十メートル下には旅館や食堂などが並ぶ賑やかな町が。眼前には深い豊かな森でファミリーで楽しむにはいい環境だ。一人で散策したり美術館を訪ねるのもいい。吾輩はここは二度目である。拙稿参照:「片雲の風にさそはれ庄川美術館へ」
ウェイリー版源氏物語を読み続けている。第二巻。分かりやすい。物語の全貌や、特に人間関係が掴みやすい。が、原文の味わいじゃないが、十二単のように錯綜した、微妙な表現の妙味が薄らいでいると感じる。何処かストーリーを追っているような。翻訳者は作家じゃなのだろう。訳者は二人で評論家・俳人と詩人のコンビらしい。物語に仕立てる技術が足りないのか、英語の原文がそうなのだから仕方ないのか。割り切って訳している結果なのかもしれない。あるいは、つい先日、中西進氏の白楽天絡みの本を読んだから、猶更感じるのかもしれない。
← 上掲の画像を拡大。森のど真ん中にトンネル。何故か注連縄が。覗きたい!
久しぶりに入浴。無事だった。熱中症(?)でダウンってことはなかった。やはり、風呂はいい。バイクツーリングの汗を流した。垢すりもやった。明日は庭仕事だ。案の定だが、バイク旅の疲れと、入浴(垢すり)の疲れで、夜、本を片手に明りの点いた部屋で寝落ち…。
← 庄川美術館は、松村外次郎館でもあり、彼の作品が常時展示されている。骨太というか雄渾な作風。好きな作家。もっと知られていい。庄川美術館には「庄川水資料館」が併設。「宮本明日香 洋画展」を開催中だった。囲炉裏の道具類。我が家は農家だったので、昔はこんな場もあった。土間もあったし。土間で脱穀などの作業をやった。年末には、家族や親戚も集まって、でっかい鍋で餅米を大量に炊いて餅作り。豆餅、昆布餅、赤や黄色の餅、餡ころ餅。一部はかき餅にも。きな粉餅もあったような。その土間は、父が退職時に改築され、父母の寝室や書斎、母の化粧室に。
← 山と言えば森。森と言えば樵(木こり)。作業後か、作業の合間の寛ぎの一服場面をパチリ。こういったいろんな場面が再現されてて楽しい。木こりもいいな。こういう仕事、大変だろうけど、好きかもしれない。もっと若いうちに開眼したかった。ちなみに、我が家の雑木を切り倒して、納屋で太い枝や幹を薪にしてる。薪(擬き)も溜まってきた。木こりの真似事? 我が家に薪ストーブを設置するか迷ってる。さて、どうする?
……夜半に目覚めたら風の音。というより、風で家屋のあちこちが揺らされガタピシする音や響き。あ、洗濯物が……。案の定、何枚か飛ばされていた。日曜の微風快晴が、月曜は一転して雨模様かな。休みだけど、庭仕事はパスとなるか。それなら読書三昧だ。
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