カリンじゃなくボケの実でした
← 加藤陽子著『とめられなかった戦争』(文春文庫)「NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」で放送された内容をもとに作った単行本「NHKさかのぼり日本史②昭和 とめられなかった戦争」の文庫化」「「それまで侵略はなかった」と主張し続けてきた安倍首相に真っ向から対抗し、歴史家としての気概を見せた加藤陽子東京大学大学院教授。いまいちばん旬な歴史学者の加藤教授が、語り下ろし形式で、日本の近現代史をわかりやすく解説した本」
加藤陽子著の『とめられなかった戦争』を昨日の仕事の合間に一気に読了。同氏の本は二冊目。内容案内の「NHK教育テレビ「さかのぼり日本史」で放送された内容をもとに作った単行本「NHKさかのぼり日本史②昭和 とめられなかった戦争」の文庫化」「「それまで侵略はなかった」と主張し続けてきた安倍首相に真っ向から対抗し、歴史家としての気概を見せた加藤陽子東京大学大学院教授。いまいちばん旬な歴史学者の加藤教授が、語り下ろし形式で、日本の近現代史をわかりやすく解説した本」に尽きる。
スガ首相らが学術会議メンバー任命から排除した6人の一人。岸田現首相も同じ路線を踏襲。となると気になる。立派な学識と見識。加藤 陽子さんに脚光を浴びせたスガ氏に感謝したい。
現政権タカ派路線に傾斜しつつある今、加藤陽子氏らの本での語りに耳を傾けるべきだろう。
今日(21日)立山で初冠雪観測。例年より遅いとか。
本日(21日)は秋晴れ。そよ風。自転車を転がして床屋さんへ。四ヶ月ぶり。シャワー後の髪の乾きが遅いなと感じてたけど、四ヶ月はひどい。ついで期日前投票へ。市役所。
ウイークデーだし、公示されて間もないから、人の出は少ないだろうと行ったのだが、多い! 密! 不在者投票で感染したら喜劇だな。
投票会場の市役所の前に県民会館へ。展覧会じゃなく、展覧会のチラシ各種を収集するため。音楽会その他のチラシは集めてない(数が多すぎる)。展覧会のチラシ、少なくとも千枚はある。チラシ展だって出来そう。
カタログ(図録)は、昔は展覧会の度に買い求め、300冊はあったが、生活苦で売却。以後、カタログ収集は断念。チラシは、クリアーファイルに。ファイルをパラパラ捲るだけでも結構楽しい。
展覧会案内の葉書(ポストカード)も集めてる。デザインが、いいし。これも数百枚はある。ファイルに。ちなみに、旅行先の絵葉書は集めない。誰でも持ってるからね。父母が旅先で買い求めた絵葉書は、箱にたっぷり。父母は旅行好きだったからね。
← 鎌田 浩毅【著】『地学ノススメ―「日本列島のいま」を知るために』(ブルーバックス)「プレートひしめく列島上に住む日本人にとって、最も必要なのに最も軽んじられている学問―ー「地学」の知られざる面白さを教えます!東日本大震災を境に、日本列島は「大地変動の時代」に入ってしまった! 複数のプレートがひしめく恐るべき地理的条件にあるこの国で生き延びるには、「地学」の知識が不可欠だ。しかし、高校での履修率は低く、多くの人の地学リテラシーは中学レベルで止まったままである。」
鎌田 浩毅著の『地学ノススメ―「日本列島のいま」を知るために』を一昨日より仕事の合間に読み始めている。
日本は、高校での地学の履修率が極端に低い。大学受験は物理や数学、化学だから。日本は地震国、火山国。台風などの災害国。今こそ地学を大学受験科目に! というか、日本こそ、地学を重視すべき国のはずなのだ。
日本は、高校での地学の履修率が極端に低い。大学受験は物理や数学、化学だから。日本は地震国、火山国。台風などの災害国。今こそ地学を大学受験科目に! というか、日本こそ、地学を重視すべき国のはずなのだ。
なんてことを呟いていたら、昨日(20日)、阿蘇山噴火。本書を読め、地学を重視すべきというアナウンスではなかろうか。
今日(19日)お昼、とうとう暖房を使い始めた。スチーム式。やんわり暖かに。
← 何かの実が生ってる。木瓜? カリンではという意見もあったが、実の丸いことから、ボケの実と思われるという意見が。Wikipediaで確認したら、ボケの実だった。あの場所にカリンはなかったものね。
(以下、19日の呟き)昼過ぎの今は、富山は穏やかな陽気。寒さも和らいで自転車を転がしての買い物も気持ちいい。が、今夕からは雷雨も という予報。仕事。雨だけでも嫌なのに、そこに強い風なんて辛い。
我輩が秋の深まりを感じるのは出窓からの庭の眺め。葉っぱがどんどん散っていって、それまでは藪のような庭で、見透しが効かなかったのが、庭木……枝葉越しに遠望が。まるで見えなかった畑の向こうの隣家が僅かに見えてくる。
(以下は18日の呟き)
「源氏物語 A・ウェイリー版 紫式部」と、ミア・カンキマキ著の「清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」とを平行して読んでいる。紫式部(970(978)-1019?)と清少納言(966?-1025?)というライバル(?)。意図して併読したわけじゃない。たまたま。式部については分かっていることが多い(分からないことも多々)。清少納言については不明な点のほうが多い? 「源氏物語」もだが、「枕草子」も(解説を頼りに)原文を再読したい。仄聞するところ、「枕草子」は、最初のほうが文章的に難しいとか。そこが越えがたい難所になって、初心者は挫折する。吾輩がそうだ。
ところで、本書で、少なくとも欧米では、「枕草子」は、題名からしてエロ本と理解されているらしい。枕…pillow bookだけでもうその手の本扱いになってしまうのだ。中身は難しいし、読まない。題名で決まり。そういえば、昔、日本でも枕本と誤解されているという話は仄聞したっけ。
NHK教育テレビで「ショパンコンクールのレジェンドたち」なる特集。録画した。驚いたのは、さほど音楽通でもない吾輩が、演奏するピアニストの大半を知っていること。何人かはCDすら持っている。…ま、それだけショパンは大衆性もあるということか。
コロナ禍が突如といった風に終息(っぽい状態)に向かってきた。この読書メーターでも、仕事や私生活(外出)が忙しくなってきたようで、随分と書き込みが減っている気がする。特に夜半近いと激減で、吾輩の一番の活動時間帯である丑三つ時は閑散。先週…先々週まではそんな時間帯でも来訪者がそこそこにあったんだが。ま、健康的になってきたということか。
今日は寒かった。一昨日だったか、庭先で見掛けたカナヘビ、今ごろどうしてる? 巣籠り?
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