これがホントの紅葉狩り ! ?
← 近江 俊秀【著】『道が語る日本古代史』(朝日選書 朝日新聞出版)「近年の発掘調査の増加とともに、古代の道路跡が全国各地で次々と発見されている。驚くのは、直線で舗装された道路であることだ。側溝をそなえ、広いものは幅30メートルにも及ぶ。これらは時の巨大な権力が労働力、技術力を結集し、目的を持って造ったことを物語る。道づくりの技術はどこから来たのか。なぜここに道を通す必要があったのか。道の上で何があったのか。(中略)古代国家の誕生から終焉までを、5~10世紀の道路の実態から読み解く。遺跡を歩く写真・地図を多数収載。」
相変わらず、『源氏物語 A・ウェイリー版第4巻[全4巻完結]』(著者:紫式部 英訳:アーサー・ウェイリー 日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳 エッセイ:阿部公彦 装幀:松田行正+杉本聖士 左右社)を読み続けている。9月から読み始め、ついに最終巻へ。それも明日には読了か。読み終わるのが惜しくて、敢えてゆっくりと思うのだが、つい頁が捲れてしまう。
近江 俊秀著の『道が語る日本古代史』を今朝未明、車中にて読了した。ほとんど題名(テーマ)と表紙の画像だけで選んだような。道、古代、古代史…間違いなく考古学なども関わる。
東京在住時代の一時期、約10年ほど高輪の集合住宅に住んでいた。目の前は国道。車が絶えない。が、近くの坂を数分も上がると、高台になっていて、そこには高松宮邸もある閑静な住宅街。交通量もそこそこ。その道が古代の東海道と知ったのは、その地を離れてからだった。泉岳寺を右目に高台を降りると近代の東海道。江戸時代は海に面していたとか。面白いロケーションに住んでいた……。知ってたら、もっと歩き回るんだった。
我が富山にも古代の道…北陸道があったはず。その痕跡も見つかっているとか。下記図参照。
← 発掘された北陸道 幅約6メートルで側溝がつく。写真は直線道が折れ曲がる位置にあたる。 富山県小矢部市桜町遺跡 小矢部市教育委員会提供 (画像は、「図説福井県史 古代13 北陸道と北の海つ道(2)」より) 十数年前、見学に行ったが、工事中で叶わず。近いうちに再挑戦する。
今日は休み。明日と振替で。秋晴れだったので、外出日和、庭仕事日和(?)だったが、サボった。午後の遅めの時間まで居眠りが続いた。疲労がなかなか抜けない。…このところ、バイクでの水月湖観光を考えている。
余談だが、玄関先に今あるカーポートに追加で設置することを決断し、業者に依頼した。実際の工事は年末か年明けになるとか。除雪の労苦を減らすため、車とバイクの安泰のため。
← 我が家の金木犀。なかなか……かな。 なんて思ったのも、この前日、「我が家には庭先などに金木犀が数本。開花と薫りの季節。一昨日 自転車を転がして買い物に。すると、金木犀の木。その枝葉の整い方も見事だが、あの橙色の小花たちの咲きっぷりの見事さときたら! あんなのは観たことない。撮影したかったが、他人の庭だし、自制。撮りたいなー!」なんて呟いたから。我が家の金木犀の花の色付き具合は、日当りが望ましくないだけに、やや遅れ気味なのだ。
← モミジの枝葉を剪定した惨状。これがホントの紅葉狩り? 29日の昼過ぎ郵便物を確認に玄関を出たら、例によって回覧板が足元に。回覧板にサインして回す。ついでに庭を観て回る。やはり、カエデ(モミジ)が気になる。延び放題。秋の深まりとともに落ち葉が庭に絨緞爆撃する。早めに剪定したい。
日本の政治家たち、つまりは日本の国民は、環境意識が低すぎる。危機感が足りない。人権も含め感性が鈍すぎる。どれだけひどい災害を被っても、いま天気がいいと能天気になる。日本のエネルギー構成に占める再生エネルギーが情けないほど低い。どの党の政治家も環境政策、エネルギー政策を真っ先に訴えない。こんな呑気なことでいいはずない。猛烈な豪雨や水害などに襲われたら、町や村が一気に呑み込まれて全てを失う。
政治家を指弾しても始まらない。国民の意識が低いんだもの。石油や石炭、天然ガスの輸入に15兆円も払うなら、再生可能エネルギーにもっと大胆に投資したほうが有効なんじゃないの?
← 低いところは高枝伐鋏などで伐採。が、高いところの枝葉は届かない。脚立が要る。普段着姿じゃ作業できん。枝葉を切るといっても、紅葉は楽しみたい。高いところの枝葉と藏など建物に枝葉がぶつかったり、降雪で枝葉がしなって倒れかかるのを防ぐ必要がある。ま、年末恒例の作業である。
← A・S.バーウィッチ著『においが心を動かす - ヒトは嗅覚の動物である』(大田直子訳 河出書房新社) 「西洋では香りに対して視覚より低いものとみなす歴史があった。19世紀科学の時代にも匂いの分野は注目されてこなかった。2004年ノーベル賞受賞に至る1991年リンダ・バックとリチャード・アクセルによる嗅覚受容体遺伝子の解明は、その後の嗅覚研究の急激な発展の契機となった。(中略)進化として視覚より古い知覚。今後も注目していきたい。」
A・S.バーウィッチ著の『においが心を動かす - ヒトは嗅覚の動物である』を昨日(29日)から読み始めた。内容は上記のよう。嗅覚…匂いには個人的な事情もあり関心を抱いてきた。拙稿に「嗅覚の文学」「「匂い」のこと…原始への渇望」などがある。2014年のこのノーベル医学生理学賞は、近年、嗅覚……匂いの科学に画期的な進展があったことの一端。ただまだまだ謎が多いようだ。興味津々で読む。
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