コロナ禍で臨時の休み
← 竹倉史人 著『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社)「日本考古学史上最大の謎の一つがいま、解き明かされる。土偶とは――「日本最古の神話」が刻み込まれた<植物像>であった!」
今日(三日)は雨。外仕事はできない。久しぶりに入浴するかな。7月に風呂 入ったかな。2か月ぶりか。
夕方 入浴。2か月ぶり? やはりお風呂はいいね! 懸念していた湯中りもなく、垢擦り。休みなのに、雨なので外仕事しなかったから、垢擦りはいい運動。
先日 買い替えた台所の布巾。新品。勿体なくて、使えない。台所に鎮座してる。…考えてみたら、何も布巾なんて買う必要なかった。使い古しのタオルを転用すればよかったんだ。
竹倉史人 著の『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』を読み始めた。同氏が唱えた説の奇抜さもだが、一番驚いたのは、一般的な土偶の正体として、「妊娠女性をかたどったもの」「病気の身代わり」「狩猟の成功を祈願する対象」「宇宙人」……などの説がこれまでに展開された。が、実はいずれも確証が得られていない」という点。今まで各書でまことしやかに述べられ、神妙に受け取ってきた吾輩は受け売り上手なただのバカだったのか。さて本書はトンデモ本か、読んで確かめる。面白そう。
← ズヴェーヴォ 作『ゼーノの意識 (下)』(堤 康徳 訳 岩波文庫 ) 「「人生はむずかしくはないが、とても不条理だ」。ゼーノの独白はカタストロフィの予感を漂わせて終わる」
ズヴェーヴォ 作の『ゼーノの意識 (下)』[を読了した。日記の表題にあるように、コロナ禍での臨時の仕事休み。せっかくだから傑作を読みたかったが、正直、ガッカリ。題名は「ゼーノの意識」とあるが、「ゼーノの良心」と訳すべきかと迷ったと、訳者。吾輩は、「ゼーノの良心」がより相応しいと感じた。「意識」は、作家と交流があり、本作を褒めたというあのジョイスに引き摺られたのだろう。意識の流れの手法が本作でも使われている…そうとは思えなかった。患者である主人公は、精神科医に勧められフロイト流の精神療法の一環で回想を試みた。冒頭は煙草を止めようとして挫折を繰り返す苦い場面。だが、禁煙の決心は本当に決心だったのか。守るつもりのない禁煙の意志はまさに良心の疼きに繋がるはず。本作は、同じパターンの繰り返しである。恋愛(だろうか?)でも、愛人や妻や友人を裏切ることはしないと幾度も決心するが、守られることはない。守るつもりもなかったと本人は自覚している。良心は疼かないのか。疼かない。疼くことのないようやり過ごしていく。やがてはこの矛盾めいた遣り口は破綻を来す……はずであるが、その直前で本作は頓挫している。本当は、文学としては破綻という土壇場で良心を糊塗してきた欺瞞と向き合う場面で始まるはずなのだ…が、始まらないのである。これでは文学の域には達しているとは言えないだろう。
← 表の畑から剥がしたシート。通路に敷いてあった。仄聞するところ、父が買って敷いたとか。父の時代は余裕があって、防草シートもかなり高級品。20年は経過してる。まだ使える。庭の通路に敷くつもり。
総裁選。コロナ対策が大事な争点だろう。が、外交も大事。アメリカファーストでいいのか? 対中国上、日本に利用価値は認める(軍事戦略の観点に限られる)が、それだけでは? 現総理には外交戦略(展望)が皆無だった。アフガンからの退却ぶりのお粗末さ。なんだあれは! 中国や韓国を敵視する政策を続けるのか。拉致問題を政治利用する路線を継承するのか。北方領土問題は座視か。難民移民政策は依然として排他的な鎖国政策を固守するのか。大胆なエネルギー政策と云いつつ、原発はベースロード電源として死守するのは、あまりに杜撰で、後ろ向きなのではないか。課題問題は山積してる。
中国や韓国、拉致問題を政治問題化することで、解決は目指さず、北朝鮮を敵視することで他国に対し、毅然たる姿勢を取っていると、示す戦略。外交音痴の典型のような情けなさ。
← 表の畑の仕舞い作業、三日めの状態。まだ、シートが残ってるし、隣家の塀際に柿の木など樹木が。これらを取り除くのは大変。
「ABBA40年ぶり復活!11・5新作アルバム世界発売、来年ロンドン公演」びっくり。CD二枚組 持ってる。
ああLP! 拙者、リアルタイムには聴けてなかった。チャンスはあったのに、ビートルズばかり。
「池袋暴走事故 飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決 裁判長「過失は重大。深い反省の念ない」」被告は華麗なる経歴実績がある。深い反省の念がない……というより、お役人は自分に非を決して認めないってことを感じる。どんな事態も回避してきたんだろう。
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