A・ウェイリー版「源氏物語」へ
← 『源氏物語 A・ウェイリー版第1巻』(著者:紫式部 英訳:アーサー・ウェイリー 日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳 左右社)「光源氏が「ゲンジ」「シャイニング・プリンス」とカタカナ表記される、ちょっと不思議な世界」「ヴィクトリアン・GENJI」「光り輝く美貌の皇子シャイニング・プリンス、ゲンジ。 日本の誇る古典のなかの古典、源氏物語が英訳され、ふたたび現代語に訳し戻されたとき、 男も女も夢中にさせる壮大なストーリーのすべてのキャラクターが輝きだした」
念願の、噂の『源氏物語 A・ウェイリー版第1巻』を昨日より読み始めた。「光源氏が「ゲンジ」「シャイニング・プリンス」とカタカナ表記される、ちょっと不思議な世界」である。日本の平安時代の宮小人の物語のはずなのに、アラビアンライトを読んでいるような不思議な感覚に戸惑っている。
とか、「「桐壺」読了。語彙に違和感はあるものの、読みやすい。我輩にも理解できる。与謝野晶子版とは大違い」とか、「「帚木」読了。凄い話だ。結末もドラマチック。ある性癖の者には身に覚えのありそうな」などと呟いている。
← ベンジャミン・リベット 著『マインド・タイム 脳と意識の時間』(下條 信輔 訳 , 安納 令奈 訳 岩波現代文庫)「脳と心や意識の関係を考える上で知らねばならない、実験結果に裏づけられた驚愕の知見を提示する」
ベンジャミン・リベット 著の『マインド・タイム 脳と意識の時間』を読み出している。「私たちが何かをしようと意識するよりも前に脳の活動が始まっている。この発見が哲学において名高い自由意志の論争に衝撃をもたらした」のは周知の事実。が、一般の我々はどう受け止めたらいいのか、とりあえずは当事者の論を知りたい。近年は、「意識と無意識の差を実験的に見極め、患者の脳の状態の差異を脳の部位を直接測定することで調べることができる」ようになっている。脳科学(医学)もひと時代前とは探求の様相がすっかり変わっている。
脳や意識などの関連でも、V・S・ラマチャンドラン (著)『脳のなかの天使』(山下 篤子 (翻訳) 角川書店)や、スタニスラス・ドゥアンヌ著の『意識と脳―思考はいかにコード化されるか』(高橋 洋【訳】 紀伊国屋書店)などを読んできた。
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