海底世界は「巣穴」で満ちている
← 清家弘治 著『海底の支配者 底生生物 世界は「巣穴」で満ちている』(中公新書ラクレ)「地表の7割を占める海底に穴を掘って暮らすのがゴカイやユムシなどの底生生物だ。(中略)水深1000mを超える深海底から巣穴を採取して判明した事実とは?東日本大震災前後で三陸の海底生態系に何が起きた?巣穴研究の最前線に立つ著者が驚くべき、そしてどこかユーモラスな底生生物の生態と海底の神秘を綴る。」
富山市……呉羽梨が売り出された。受粉の時期に霜が降り、収穫は少ない。さて、我輩の口に入るか。
そう言えば、我が家の畑にも一昨年梨 植えた。生ってたっけ。放置してたからどうなったのか分からない。
清家弘治 著の『海底の支配者 底生生物 世界は「巣穴」で満ちている』を今朝未明読了。デビッド・クアメン 著の『スピルオーバー ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(甘糟 智子 訳 明石書店)を読んでいて、研究者らのスリルとサスペンスに満ちた探求ぶりに感心しつつも、かなり辛気臭くもある。ちょっと目を広く開かれた世界を覗いてみたくて本書を手にした。ゴカイやユムシなどの底生生物が、海底に穴を掘って暮らすってこと自体が初耳。なるほど海辺の砂場に穴が空いているのを目にすることはあったが、こうした生態があったとは驚き。しかもその穴は、彼らの体の数十倍の大きさ。生き延びるための戦略だろうが、知らない世界が海の底に広がっていることを思うだけでも、生き物の世界の奥深さを感じさせてくれる。巣穴の形を取る方法も興味深い。こういう研究があるってことを知るのも意義があろう。ただ珍しい生き物たちの画像をもっと観たかった。
新型コロナ感染拡大に対する日本の寒すぎる体制。思えば日本は、サーズ(SARS)などが問題になった時に、専門家らの警告に耳を傾け、韓国や台湾などのように体制を整えておくべきだった。ところが、赤字削減なのか、保健所(人員も含め)を削減してきた。政治家も役人もダメなんだから、国民が声を上げるしかない。それとも、座して死ぬ?
丸山五輪相曰く、五輪はコロナ感染拡大の要因じゃないと。アホか。オリンピック(アスリートらの活躍)のアナウンス効果は絶大なのは明らか。
せめて、オリンピック関連施設でやっていた新型コロナ対応を国民にやってほしい。充実した医療体制、徹底したPCR検査、多少の(?)穴はあったにしろ、バブルで封じ込めようとした体制、陽性判明したら濃厚接触者も含め即対応……。オリンピック関係者だけ特別なのか? オリンピック施設の一部でも自宅待機者の宿泊療養に。
パラリンピックはオリンピック以上に困難が待ち受けている。カネはもう出てってるので、オリパラ委員会の意地なのかな。医療資源を都民など国民に。
公明は手堅く、維新には勢い(大阪の吉村は年初にコロナ対策で大失敗したのに人気を持続してるのが不思議。女性に好かれてる?)。立憲民主は勢いがなく、国民民主が野党勢力の足を引っ張ってる。国民民主なんて議員の親戚家族にしか支持者はないように見える。令和の山本か立憲の森か蓮舫をトップに闘ってほしいな。
「国民が支持したくなるような魅力ある公約」。再生可能エネルギーの比率を政権よりもっと大胆に増やす(原発は廃炉ビジネスに特化する)。エネルギーや農業の地産地消。差し迫っている東南海地震など太平洋側の大災害を見据え、日本海側の北海道から九州までの幹線網の充実化。東京など一極集中の徹底した是正(太平洋側、日本海側の人口比率を等分に)。政治は大同小異。南北朝鮮(拉致問題の政治利用はダメ。過去の日本の蛮行を真正面から見据えた反省からの解決を目指す)や台湾、中国、東南アジア、更にはインドなどと環東アジア経済圏を築く。
電気自動車の先には燃料電池車。車で風力発電するとか(走行中に受ける風をエネルギーに変える)。
今日は30日に一度の内科医院へ。昨日(月)は振り替え休日だったこともあってか、車が多い。案の定、待合いフロアーも初めて見るような盛況ぶり。待つ時間も長い。我輩は11時半に入ったが、我輩が午前最後の通院者か。診察が終わって待合いフロアーに戻ると、支払いを待つ二人だけ。
空模様は妖しい。天気予報では夜までずっと雨マークが続いていた。但し降りっ放しじゃなく、空がグズ付く。実際、通院の途上は曇りがちながら晴れ。路面は乾き始めていた。病院を出たら路面はしっかり濡れていた。雨が上がった直後。処方箋で薬をもらい、自転車を駆って真っ直ぐ帰宅。
待ち時間が長かった。休み明けは患者が増え勝ちという経験則からして、本を持参すべきだったと反省。診察そのものは大過なし。
大過なし……悪化はしてないが、顕著な改善も観られない…。
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