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2021/08/31

畑の店仕舞い二日目

Kennko_20210901004701 ← 兼好法師著『新版 徒然草 現代語訳付き』(小川 剛生訳  角川ソフィア文庫 )「無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。」

 昨日の庭や畑仕事で、長年愛用してきたズボンがついに破れた。四半世紀前に3本(色)セットで通販で買った。当時の通販は品質が良く、仕事で愛用し、やがてはプライベートで使い、帰郷してからは最後の1本を庭仕事に使ってきた。方々解れは目立つものの捨てる気になれなかった。未だに風合いが良い。が、昨日の作業中、ビリッと大胆に破れた。幸い夕暮れ近いし、作業の切り上げ時だったので、誰に見られる恐れもない。数日前は母の遺品の帽子を捨てた。タイミングが同機してる?

 余談だが、現在 仕事で穿いているスラックス。会社支給(貸与)品。もう5年かな。磨り減ってる。一部スカスカ。昼間は穿けない。上着も解れがあちこち。恥ずかしくて昼間の着用は避けたい。勤務を夜に変更した主な理由はここにある。似たようなスラックスを買うしかないか。

 兼好法師著の『新版 徒然草 現代語訳付き』を今朝未明読了。著者名が吉田兼好じゃなく、兼好法師であることに注意。最新の研究成果の一つが名前。
 6年前に読了した際、次のように書いた: 「手にしたのは、何度目のことか。今回は、兼好の生きた時代を感じつつ読むことで楽しめた。柔らかな発想もだが、時代の転換期を透徹した目で見ていることを感じた。いつかまた読み返したい。」感想はほぼ同じ。ただ、その感を強くした。さすがにもう再読はないだろうと、ゆっくりじっくり読んできた。良かった。 

 昼過ぎ思い付いて古書店へ。が、出発して間もなく、そうだ休みかどうか確かめないと。スマホで調べたら臨時休業と。アラームの富山市だけど、古書店に三密はありえないよね。電話してもダメ。仕方なく西町の書店へ。スマホ(読書メーター)の読みたい本データを駆使して本を物色。結局、古書店で使うはずの予算の4倍近く使った。

 一か月分の本をまとめ買い。足りなかったら、蔵書のどれかを再読する。今月末、『徒然草』を再読したように。

 

Seat_20210901003801 ← 今日も畑仕事。表の畑仕舞い作業の続き。数時間で終わるかと思ってたら、トンでもなかった。防草シートが幾重にも張ってある。剥がすの大変。今日で2回目だけど、あと2回はやらないと。夕方近い5時前から始めてるが、体力不足もあって、今日は一時間半でギブアップした。

 

 寝ていたら、インターフォン、そして名を呼ぶ。眠い。午前中は起きないとは、親戚も近所の方も知ってる。繰り返すインターフォン、名前。しかとした。

 カンポ、実に五月蠅い。強引な営業の前に、不祥事の始末を半端のままってのが気に食わない。最近、ダイゴなど不祥事を起こした芸能人の復帰が早すぎる。日ハムで暴力を振るった選手が、謹慎も解けないうちに巨人に移籍、即 一軍復帰。さすが天下の読売。エガワルのが得意。

 

 髪の毛の寄付(ヘアードネーション)は、白髪でもニーズがあるとか。

 

 古書店で発掘した、アナイス・ニン著の『インセスト アナイス・ニンの愛の日記 【無削除版】1932〜1934』(杉崎 和子/編訳  彩流社) 「夫、ミラー、アランディ、アルトー、ランク……そして父との“愛”。インセスト・タブーを乗り越えることにより、人間として、芸術家として成熟していったニンの克明な記録」といった本。
 せっかく入手したし、未読のままじゃもったいないと、多少の期待もあって手にした。

 50頁くらいまで読んで、我慢できなくなった。退屈。古書店で、この題名。ヘンリー・ミラーの愛人でもあった。頭がいい、美人、それなりに書く才能もある。男(や女)を手玉に取る才覚もある。ヘンリーを世に出した自負もある。が、ひたすら退屈。助兵衛根性丸出しで頑張ったが、ダメ。多分、彼女からしたら、我輩はもっと門前払いなんだろう。貧乏性で、大概のトンでも本でも読破する我輩だが、肝腎のインセストの場面にたどり着く前に挫折。肌に合わない。
 ポルノ小説って、なかなか難しい。やたらと数を増やすか、エスカレートするか、途方もないパターンを生み出すか。サドも、読み通すのは難しい。あれを実話だと想像しながら読むと、味わい深いけど。艶笑話だと楽しい。そうだ、久々、ミラー、読むかな。
 

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