メールソフトはいずこに
← 飲茶著『哲学的な何か、あと数学とか』(二見文庫)「フェルマーの最終定理という難攻不落な難問。それに取り組む学徒たちの姿を通して人間が生きる意味を探るテキスト。」
仕事の合間の楽しみで読んできた飲茶著の『哲学的な何か、あと数学とか』を昨日未明読了。数式なし。数式や公式、定理といった出来あいの結果の羅列しか目にしない我々門外漢に、フェルマーの最終定理の証明に至る(至らなかった)ドラマとドキドキを追体験させてくれた。
昨夜半過ぎの呟き:仕事が暇。開店休業。蔓延防止法下の富山市。9月12日までは堪えるしかない。交代で仲間が休む。富山、真面目。店はみんな休業や自粛。パラリンピックだけやっちゃってる。変だ。オリンピックをやって盛り上がって感染爆発を起こした反省がまるでない。
自民はまた顔のすげ替えで目先を誤魔化すのでしょうか。吾輩自身は、昨年、現首相が選ばれて目を疑った。あの目つき。トップに座る奴じゃない。蔭でこそこそ策謀を凝らす奴だよ。誰が見てもそうだろうと思っていたが、我輩だけだったようだ。吾輩の眼が正しかった。
コロナ対応の拙劣さは、医療保健体制を始め、日本の社会や政治の旧態依然ぶりを浮かび上がらせた。日本はデフレ30年。世界でも稀有な国。ということはこの30年の政策が根本的に間違っていたことを示す。今の政権に関わる奴等は一掃しないと。
← 兼好法師著『新版 徒然草 現代語訳付き』(小川 剛生訳 角川ソフィア文庫 )「無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。」
兼好法師作の『新版 徒然草 現代語訳付き』を昨日から読み始めた。自宅でじっくり読もうと思っていたが、仕事があまりに暇で、車中でも読めると、車に持ち込んだ。正解。本書では二度目だが、今度で何度目だろう。読むたび身につまされる。歳のせい?
「ふたつ文字牛の文字すぐな文字ゆがみ文字とぞ君はおぼゆる」……久しぶりに有名な謎々の歌に出合った。そうだった、本書の中で出会っているんだ。
「Imagine / John Lennon を 漢訳 (その2)」
「影を慕いて」
Imagine there's no countries 暇人 是阿須 嚢 勘鳥 It isn't hard to do 意図 伊寸徒 歯亜土 賭 同 Nothing to kill or die for 菜水軍 都 斬瑠 尾和 岱 豊和 And no religion too 安堵 嚢 怜悧鄭 塔 Imagine all the people 閑人 王瑠 挫 緋歩瑠 Living life in peace 李瓶 籟腑 淫 火椅子
影を探して回った。影が見当たらなくなったのだ。 梅雨特有の曇天のせいだと思いたい。ほんの一時の、何かの間違いであってほしい。 とはいっても、影がないのは、何とも淋しい。自分が薄っぺらく感じる。 影がない…。いや、あることはあるのだ。どんよりした雲のせいで、影がぼやけてしまっているだけなのだ。 そう考えることもできなくはない。 ただ、それだと、夜になっても影が薄いことの説明がつかない。
パソコンやスマホのメールソフト 何処へ? もう1年以上 メール……音信不通。 職場で「ラインで情報 凪がしたけど 読みました?」 ……読んでない。というか、ラインも停まってる。
← エリック・R・カンデル 著『なぜ脳はアートがわかるのか -現代美術史から学ぶ脳科学入門-』(高橋洋 訳 青土社)「絵画を見て、それを「よい」と思うとき、脳では何が起こっているのか。複雑怪奇な前衛芸術が「わかる」とはどういうことなのか。ノーベル賞を受賞したエリック・カンデルが、脳科学、医学、認知心理学、行動科学から美学、哲学まで、あらゆる知を総動員し、人間の美的体験のメカニズムを解き明かす」
エリック・R・カンデル 著の『なぜ脳はアートがわかるのか -現代美術史から学ぶ脳科学入門-』を一昨日(22日)読了。著者は脳神経科学者。記憶の神経メカニズムに関する研究により、2000 年ノーベル医学生理学賞を受賞された。「脳科学、医学、認知心理学、行動科学から美学、哲学まで、あらゆる知を総動員し、人間の美的体験のメカニズムを解き明か」そうとした企ての著作である。どの程度うまくいっているのか。訳書は2年前だが、原書は2016年刊。まあ、ポピュラーサイエンス本としては新しいほうか。サイエンス系の本だが、本書の意図は、上掲の試みを通じて、アートなど文科系の文化と、脳科学など理科系の文化とを橋渡しする環境を整えようとする著者の試みの一環にある本。つまり、功成り名を遂げた学者だからこそ、現役時代には取り組めなかったアートなど文化の領域に踏み込んだ…のではなく、美と科学との狭間をギリギリ極めようとしたわけである。幾つかの科学的成果が現代美術への理解に資するようではあったが、道は未だ遥かな気がする。科学にも門外漢の自分は、脳科学の最前線の一端を覗かせてもらいつつ、ターナーからモネ、セザンヌ、シェーンベルク、カンディンスキー、モンドリアン、ウイレム・デ・クーニング、クリムト、ポロック、モンドリアン、マーク・ロスコ、アンディ・ウォーホル、チャック・クローズなどのアーティストらの、脳科学の見地からの美術評論の試みとして楽しませてもらった。美術評論家の評論とは一味も二味も違っていて、勉強にもなったと思う。(上記のアーティストの大半は既にブログにて採り上げてきた:「壺中水明庵」)
テレビでエコバッグ万引きが特集。エコバッグの登場で万引きが増えるだろうことは予想していた。万引きへの誘因となる。我輩はエコバッグは一切 使わない。持ってるだけで、プレッシャーになる。持参するのはレジ袋。買うのは腹にすえかねるし、勿体ないので何度も繰り返し使う。やがては穴が空いて使えなくなる。それでもまだ使う。空缶やビンなどの資源ごみを捨てる際に使う。余談だが、万引きではなく、盗難と呼称を変えるべきだろう。
厭な夢で目覚めた: 気付いたら夜中だった。南西角の部屋を出て茶の間へ。するとこんな時間に母が炬燵に突っ伏して寝ている。母を促して隣の寝室へ。私は便所へ。用を済ませて手を洗った。手を拭こうとしたらタオルがやたらと汚れてる。そうか今や母と二人暮らしだし、母はもう家事など出来なくなっている。タオル 洗わなくちゃ。洗濯機に放り込む? 他の洗い物と一緒に? 私は迷った。
私は自分の寝室へ。寝床の周りは衣類などが散乱。溜息 吐きつつ寝床に潜り込もうとした。すると何やら蠢く影。観るとネズミ。しかも子供の兄弟(姉妹?)。私はネズミを退治しようと、そこらにあった何かの柄を棒代わりに彼等を叩こうした。臆病で叩き殺すなんて出来ない。叩いて気絶させるか、追い出すかしたかった。姿さえ見えなくなればいい。が、棒は紙か段ボールで真っ直ぐじゃないし、衣類などが山積みでなかなか当たらない。
部屋中を追い回す。たまにはヒットする。一匹は打撃を受けて弱ったような。子ネズミは「ボクたちを虐めるのは止めてよ」と訴えてくる(そんな声が聴こえた気がした)。それでもペットにしてもいいような可愛いネズミの兄弟を追い回し続けた。小さなほうの一匹は、畳と桟の隙間に落ちて(潜って)姿を消した。片方はまだ逃げる……。
以上が夢。ネズミはこの数年 観たことがない。トイレにタオルは置かない。洗った手はティッシュで拭く。……なぜ2匹のネズミ? 畳と桟の隙間に落ちる小さな奴。思い当たるとしたら、前夜 台所の流しに突如 現れたゴキブリ。それも子供の大小2匹。据え置きの泡アタックでやっつけた。する、と、今度は親だろうか、でっかいゴキブリが出現。泡スプレーを発射するも逃してしまった。きっと哀れな末路を辿った幼いゴキブリ2匹の姿、その直後直後に親とおぼしき大きなゴキブリを観た、その光景が脳裏に残っていたから……なのかな。(23日)
茶の間で(!)ヤモリ(← 多分)を観た。ちょっと目を離した隙に姿を消した。(23日)
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