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2021/07/15

美しい花にはムシがつく

Morita ← 森田真生/著『計算する生命』 (新潮社)「「人間が機械を模倣する」計算が、加速し続ける現代にあっても、人は、計算の結果を生み出すだけの機械ではない。思考し、意味を汲み出し、現実を新たに編み直し続ける「計算する生命」なのだ…」 参照:「理系知と人文知のあいだ 福岡伸一

 美しい花にはトゲがある……より……美しい花にはムシがつく……のほうがリアルな気がする。

 東京の感染者千人越え。来週にも二千人越えか。「東京五輪を何とか閉幕できたとしても、果たして次の東京パラリンピックの開催は正直どうなるか分からない」なんてささやかれたり。オリンピック重視、パラリンピック軽視?

 過日より、森田真生著の『計算する生命』 を読んでいる。同氏の本は二冊目。前著より格段に中身が濃い。高名な数学者、物理学者もだが、カントなどの哲学者、さらにはリーマンは当然として、我輩には懐かしいフレーゲも登場して興味深い。

 過日の検診。女医による診察があったが、こちらがよろしくお願いしますと挨拶しても、何の返事もない。付き添う看護師が上半身脱いでとか、あれこれ指示するだけ。終わりましたと看護師に促され、診察室を出た。口も聴きたくない? コロナ対策?

 県内で最初に集団感染した病院なので用心深い? PCR検査もそこでやりましたが、男性の医師は、やはり問答無用で綿棒を我輩の鼻の穴に突っ込んでグリグリ。我輩は、鼻の穴には異常があるので、伝えたかったけど、流れ作業だった。あの病院の体質なのか、俺はPCR検査するような医師じゃねえぞってか?

 

Ameame ← 止まない雨はない。降らない雨はない。3時過ぎからの突然の豪雨は今は止んでいる。もう今日は降らない? 庭仕事するべきか、自制するか。男心と妖しい空。

 

 トマス ピンチョン「重力の虹〈2〉」 (文学の冒険) >> 16日の夜の時点で、ピンチョンの『重力の虹』(下巻)も残すところ、解説を含めて100頁ほど。あと三日で読了か。かなり濃密な小説だ。登場人物も多いし、すんなり理解するわけにはいかないが、1か月を費やすだけの物語だとは感じる。凄い作家だ。

 全文どの文章も理解したとは言えないが、随所でジェットコースターというか目くるめく表現を堪能させられる。昨夕は庭仕事し、夜になって疲れが出て、せっかくの休みなのに、思ったほどは読めなかった。ま、慌てる必要はないのだが、読みたい本が溜まっているのが苦しい。

 

 黒い雨訴訟に関連し、昨日、呟いた
 せっかくなので、黒い雨関連の拙稿を紹介しておく:
黒い雨の降る夜
路上に踏み潰された蛙を見よ

 

 陽気のせいか、庭にも家の中にも蜘蛛(の巣)が増えた。庭を雑草や落ち葉を探しつつ、俯いてうっかり歩くと蜘蛛の糸に引っ掛かる。
 家中にも蜘蛛の姿をあちこちに見掛ける。廊下やトイレ、玄関、台所などなら我慢もしよう。が、浴槽に巣はどうしたものか。風呂場に餌がある? そりゃ、我輩は滅多に入浴はしない。だからって、足許を見透かして、よりによって湯船に巣を張るんかい!
 来週か再来週か、……そのうちに我輩だって入浴するよ、覚悟しなよな。
 驟雨の上がった5時頃から庭仕事。草むしり、車道なとにはみ出した生け垣の剪定、溝(ドブ)浚い、納屋に溜まってる枝葉の整理。途中から雨がしっかり降りだした。が、庭仕事の機会はあまりない。どうせ汗ビッショリだし、雨に濡れても気にならない。
 夜 ナメクジ 玄関に出現。
 夜半にゴキブリ出現。ゴキブリも野外で飛べば昆虫かな

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