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2021/06/02

クリノリンに戸惑う

Zen_20210602203901 ← ロバート・M.パーシグ著『禅とオートバイ修理技術〈上〉』(五十嵐 美克【訳】ハヤカワ文庫)「かつて大学講師であった著者は失われた記憶を求め、心を閉ざす息子とともに大陸横断の旅へと繰り出す。(中略)彼が探求していた“クオリティ”の核心へと近づいていく。だが辿り着いた記憶の深淵で彼を待っていたのはあまりにも残酷な真実だった…。知性の鋭さゆえに胸をえぐられる魂の物語」

 

 我が家の土地を提供している燃えるゴミ置き場。昨日はゴミ出しの日。ゴミ収集の跡が泥や落ち葉が散乱。収集直後ならともかく、既に三時間は経っている。ああ、家主たる我輩が掃除するしかないか……。茶の間で悶々し、仕方ないかとしばらくして外を見て回ったら、綺麗に掃除されていた。当番の人が掃除? それとも見かねた誰かが片付けた?

 

 ロバート・M.パーシグ著の『禅とオートバイ修理技術〈上〉』を昨日、読了。
 息子のクリスの行く末が気になる(と言いつつ我々は知っているのだが)。パイドロスなる謎の人物の正体は早々に説明されるが、不在の存在者パイドロスの本当の正体は、語り手も分からない。世話(メンテナンスの手間)の焼けるオートバイでの、掻き消された過去を求めての旅は続く。ちなみにオートバイ修理技術も物語を読み解く鍵になっている。
 早速、下巻に行きたいが、出版社では品切れだとか。困る。

 

 一昨年、テレサ・オニール著の『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』を読んだ
 ある小説(「オーランド―」)に見出した「クリノリン」なる言葉が。気になって呟いた。すると、読み友さんが、本書を読んだよね と。確かに。書庫から引っ張り出してクリノリンなる言葉を検索……しようとした。が、索引がない。仕方なくクリノリンの画像を探して本書をパラパラ捲った。あった! 鳥篭型クリノリン。うーむ、画像は何となく記憶にあるが、クリノリンなんて名称は脳裏にまるで残ってない。

 

 水道メーター周辺の水漏れ。1ヶ月は漏れ続けていた。今朝、工事に。立ち会いたかったが、未明に帰宅し、寝入るのは6時過ぎ。午前中はトイレで起きても、すぐに寝直し。11時過ぎ目覚め、水が出ること確認の上 現場へ。現場に工事の関係者なし。工事のため、掘り返したようだが、跡は綺麗に片付けられていた。溝が泥水が。さすがに、メーター周辺は濡れていた。本日は快晴。漏れが改善されたなら、濡れ場は乾いていくはず。さて。

Nole ← 「ノール・ハウス - Wikipedia

 今、訳者による後書き部分を読んでいるヴァージニア・ウルフ作の「オーランドー」。この翔んでる小説の主な舞台である「ノール・ハウス(Knole House, Knole)は、イギリスのケント州セヴノークスにあるカントリー・ハウス。1,000エーカーの鹿園に囲まれている。2009年撮影のノール・ハウス別名を「カレンダー・ハウス」といい、365の部屋、52の階段、12のエントランス、7の中庭を有している。」敷地も4エーカー……サッカー場8つ以上。

 

 今日は30日に一度の通院の日。数値は相変わらず。都合があって、いつもは午前に行くのを、今日は午後の三時半に。患者は吾輩のみ。だからか、先生はゆっくりじっくり対応してくれた。数値が改善しないことにどうしたものか云々。

 病院から帰宅して、運動不足解消のためもあって、庭仕事に汗を流した。午後の四時から六時半まで。内庭の草むしりから、昔我が家の田圃だったのが今は他人の土地で畑になっている場所の草むしり。

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