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2021/06/19

ナシにミカンにアンズに

Soseki_20210619151401 ← 枡野俊明[著]『夢窓疎石 日本庭園を極めた禅僧』(NHKブックス) 「禅僧にして、国際的に活躍する庭園デザイナーである著者は、疎石と自分を重ねるように、各地の庭園を訪ねた。日本的な美意識、精神性を探る日本庭園観照記である」

 

 学生時代、ストラヴィンスキーの「春の祭典」だったかLPを買って聴いたっけ。まるでピンと来なかった。今はどうだろう。同じか。
 読み友さんに「【伝説の初演】 ストラヴィンスキー / 春の祭典 【バレエ】」を教えていただいた。なかなか良かった。こんなに楽しめていいのか、おかしいな、なんて。

 職域接種。日本の職域の雰囲気からして、ほぼ強制か。嫌だとは言えない。村八分。これが狙いだったのか。接種率 上がるわけだ。何がなんでもオリパラ。これが日本なんだな。

 コロナ禍にあってマスク着用もあり、女性は化粧の負担が減ってるとか。ちなみに我輩は髭剃りの回数は減ってる。楽っちゃ楽かな。
 あごの髭はマスクじゃ隠せない。

Nasi ← 畑に謎の果樹が。自分で苗木(雌雄)を植えたんだけど。もしかして、ナシ?

 セルバンテス作の『ドン・キホーテ 前篇3』 (岩波文庫)に続き、枡野俊明著の『夢窓疎石 日本庭園を極めた禅僧』を今朝未明、読了した。「ドン・キホーテ」については、後篇の入手を急ぎたい。
 ささやかながらも我が家には庭がある。が、庭作りは学んだことがない。「禅僧にして庭園デザイナーである著者が、禅師との共通体験をもとに、綿密な実地踏査により描き出す日本庭園観照記」という本。やや、レベルが高過ぎた。ま、夢窓疎石の関わった禅宗の境地のある種の極である庭を、このコロナ禍にあって、居ながらにして眺められただけでもよしとしないと。
 内容案内によると: 「禅そのものは、目に見えない。その見えないものを形に置き換えたのが禅芸術で、禅寺の庭園もその一つである。西芳寺、天龍寺、瑞泉寺、永保寺、恵林寺…。これらの禅宗様庭園を各地に施したのは、夢窓疎石である。室町期、臨済宗の黄金期を築いた夢窓禅師による枯山水様式の源流となった庭は、臨済禅の高みの境地の顕現であると同時に、のちの日本庭園の規範となった。」観光客に揉まれてじゃなく、ゆっくりじっくり庭を眺めたい。
 富山には名勝と呼べる庭園のある寺が少ない(皆無?)のは、浄土真宗系の寺が多く、禅宗系の寺が少ないから?
 そんなことはなかった。何カ所かは訪ねたことがある:「富山県の庭園ガイド一覧 (8件) | 庭園情報メディア[おにわさん] / 1400箇所、2万枚の日本の庭園写真を掲載

 禅宗もだが、山川草木 石にも仏性が、などと殊勝なことを言いながら、肉食はダメで草食はいいという、その理屈。植物も命があり、生きており、仏性があるんだよね。

 「玄関」は、「禅家にて玄妙に入る門」であり、やがて武家にも伝わった。
 ちなみに上掲書を手にしたのは、我が家の庭作りに参考になるかと思ったからだが、やや高等過ぎた。

 

 昨夕(14日の夕方) ある呟きを投稿しようとした。が、なんどつぶやくボタンを押しても投稿できない。また読書メーターのサーバーダウンか。画像添付の投稿なので情報量が重いのか。はたまた悪質ウイルスに汚染か……。1時間後 再度トライ。やはりダメ。あれこれ試してやっと気付いた。スマホが繋がってない。データカードが外れていた! 何故 真因に気付くのに手間取ったか。スマホの上部にLTE表示が万全とあったから、まさか繋がってないとは思わなかったのだ。

 

Mikan_20210619153201 ← ジャーン! ミカンの小さな実がいっぱい。今冬には豊作が期待できるかな。

 ホタルガ譚:
 昨夕、仕事に行こうと準備中、台所に立ったら、流し台の窓辺に何やら小さな黒い影。観るとホタルガのようだ。真っ黒な体に白っぽい模様。ホタルガは磨りガラスに張り付いてる。明るい外へ出たがってる?
 可哀想なので、窓を少し開け、掌でやんわり外へと追いやる。が、磨りガラスの桟(枠)までは移動するが、枠に近付くと上へ下へ逃げ惑う。枠は越えられない? 何度か掌で払って、やっと姿が見えなくなった。外へ出た?
 数十分後、気になるので台所の様子をうかがったら、また磨りガラスにへばりついてる。そんなに外に出たいんなら、なぜ中に入ったんだ? また同じように磨りガラス窓を少し開け、ホタルガを掌で払って外へ。しばらくして見えなくなった。出た?
 仕事に出掛ける時間だ。ホタルガは外に出たことにして外出。
 翌朝……未明に帰宅。手や顔を洗おうと台所に向かったら、奴 また磨りガラス窓に張り付いてる。あーあ。窓を今度は少し広めに開けて、またまたまた掌でホタルガを払って外へ追いやろうとした。奴、元気が無くなっている。逃げ惑うというより、落ちるように、窓の枠の下へ落ちた。腹ペコ? だが、ここは心を鬼にして、やや強引に手先で窓の外へ追いやった。今度はホタルガの影を磨りガラス越しに見たので、奴は間違いなく庭に出た。めんどくさい奴だよ。もう、台所なんかに入り込むなよ。
 ホタルガ:「雨が空から降れば…: 壺中山紫庵」参照

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コメント

今日、母親に頼まれてアンズの収穫に行ったら、たったの5個だけでした。

松坂桃李の、これだけ~?

という感じ(笑)

投稿: Hidari_uma | 2021/06/20 15:40

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