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2021/05/15

梅雨入り前の本の買い出し

Kaede_20210515212401 ← 新緑から深緑へ。紅葉のカエデもいいけど、深緑のカエデが好き。

 

 今朝未明まで仕事。今日は有休をとることにしたこともあって、寝るまでグダグダ。洗濯もしたけど。
 十時前頃、一度目覚め、悶々として久しぶりに一人エッチ。疲れて、次に起き上がったのは午後の二時過ぎ。快晴微風。前回の本の買い込みから三週間経っている。よし、書店へ行こう。自転車を駆って。二時間弱の物色。目当ての本は半分しか見つからなかった。
 ダフネ・デュ・モーリアの本が見つからなかった。『原野の館』 (創元推理文庫)など。トマス・ピンチョンの本(文庫本)がまるで見つからない。人気がない?


 袋いっぱいの本を手に地下街へ。デパ地下である。例によって志乃原の「江出の月」大野屋の「とこなつ」などを買った。
 その足で吉野家へ。牛丼の大盛り、汁(つゆ)だくと、生卵。
 明日の昼に外出も考えたが、北陸地方…富山も雨の予報。梅雨入り間近の感。仕事の合間の楽しみに読む本が無くなってきたので、今日の内の書店への買い出しなのである。

 NHK-FMにて 川上ミネさんのピアノ曲を初めて聴いた。有名な方のようだが、我輩には新鮮だった。「NHKラジオ番組「音のまほろば」の公開収録で3月21日に開催された川上ミネのピアノリサイタル
「トークを交えた独特のコンサートスタイルに人気があり、スペイン、中南米諸国では若者から大人まで明確に理解できる愉快な演奏スタイルを持つピアニストとして知られる。 自然や歴史などさまざまなソースから着想を得て作曲される。クラシック音楽の奏法をベースとし、日本的な完成とラテン音楽のリズムを融合した独特の音楽である」という(「川上ミネ - Wikipedia」より)。

 

 食事の際、テレビを観る。ニュース番組。あとは録画。NHKの特集。今時のドラマは観ない。ロートルには観るに耐えない。昔の作品の再放送を録画で。ロートルが若い人達が主役のドラマを観ると、学芸会に見える。
 子供の頃、我が家にテレビが。ラジオの前で……がテレビに変わった。画面が動く! 学校での映写会で雨混じりの漫画がテレビへ。いろいろ観たかったのに、父は昼になると落語を観る(聴く)。チャンネル権は父にある。仕方なく(テレビにかじりつきたくて)落語。あるいはNHKの教養番組。退屈だったけど、落語も楽しくなったりして。

 

 5月14日の朝、ゴミ出しに外へ。帰りにふと見たら、紫露草が鮮やかに開花。大概、昼前に目覚めるので、観るのは午後。やや萎み出してる。アサガオのような紫露草。

 

  H・P・ラヴクラフト著の『狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―』(南條竹則/編訳 新潮文庫)を仕事の合間の楽しみに読んできた。が、つまらない。若いころに読んでおけば感じ方も違ったかもしれない。今更、この手の作品は夢中にはなれないね。

 

Sex_20210515213201 ← 津曲 茂久【著】『性のトリセツ―「性活力」あふれる生き方のすすめ』(緑書房)「獣医繁殖学者が科学と想像力で読み解く人と動物の性の真実と不思議。老いも若きも呼び覚ませ!人間本来の「性活力」。」

  津曲 茂久著の『性のトリセツ―「性活力」あふれる生き方のすすめ』を読んでたら、若い女性で、生理不順で乳腺から妙な時に異常分泌する事例が。
 図書館に居たら、突然視界不良になり、病院に。彼女は失明を危惧する。語り手はその患者に遭遇した際はまだ研修医。診断など何もできない、ただ、おろおろするばかり。専門指導医を呼びに行かされる。診断は素早い。下垂体に腫瘍ができ、その腫瘍から出血し視神経を圧迫している。緊急に手術。
 麻酔医らを待つ間、患者である若い女性は身寄りもなく、彼 若い研修医に失明の恐怖と必死に……眼に涙をためて闘っている……廊下の片隅の消火器を指差し、赤い色を見られるのは最後かも……。患者との距離感を取れない未熟な研修医は彼女に恋してしまう。
 その彼女というのが、今は彼の妻になり彼の横で静かな寝息を立てている……というオチになるが、まあ、ただの一場面に過ぎない。急激な視界不良と乳腺からの妙な分泌から(だけで診断を確定したわけではないが)、下垂体に腫瘍と原因を割り出す専門指導医の見事さ(彼にはごく当たり前のことだろうが)はともかく、医療の現場では人間の弱さがモロに出る。患者もだが、研修医も!
 じゃなくて、津曲茂久著の「性のトリセツ 「性活力」あふれる生き方のすすめ」の内容に関わる事例に、たまたま並行して読んでいる本に出てきたので、メモしてみただけのことです。ま、この時間にこんな呟きを眼にする方など居ないでしょうね。
 (頂いたコメントへのレス)下垂体腫瘍は男女問わないのですね。この小説の若い女性は前兆があったかもしれないですね。男性は自覚症状が少なく、病状が密かに進行することがあるんですね。小説には前兆の有無は書いてなかった。ただ、当時として難しい手術を手際よくこなす指導医に感嘆し、自らもこの分野の専門を目指す……といった場面が見事に描かれていました。ほんのエピソードなのでしょうが。

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