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2021/04/18

つがいのスズメが内庭に

Sparow ← 鈴なりのスズメたち (画像は、拙稿「鈴なりのスズメたち」より)

 呟きにネイルサロンの話題が。ネイルサロンに行く気はない。が、爪が割れやすいのは何とかしてほしい。
 上記の呟きに、透明なマニキュアや、ハンドクリームを爪の根元に塗るといいとか。マラソンの際に、走る前にクリアなマニキュアを塗るなんて聞いた。びっくり。

 

 もう3ヶ月は入浴していない(シャワーは毎日)。入浴時に湯中りなのか熱中症なのか、突如気分が悪くなり、浴室どころか湯舟からさえ出られなくなることが恐いのだ。原因は分からない。お医者さんに訊く?

 朝方までの雨は止んだ。終日の強めの雨だった昨日 ふと玄関の戸を開けたら、目前を黒いものが左から右へと掠めていった。速すぎて正体は分からない。が、すぐに分かった。生け垣にそれは止まったのだ。正体は鳥。目を凝らしてみたら何と雀。最近は とんと姿を見ない。眼前を過った際には、もっと大きなものに感じたが、間近だったからなのだろう。雀、見ると二羽。番(つがい)なのか。付かず離れず。生け垣から一羽が玄関の右側にある築山風の内庭のカエデへと飛び移ったり外の木に止まったり。巣となる木を探してるのか。……恐らくは我が家の庭には巣は作れないだろう。巣作りするには半端な庭木。鬱蒼とはいかない。烏など天敵から巣や身を隠せないだろう。それに何と云っても我輩の存在が邪魔になる。いや、巣作りの邪魔をする気はない。が、庭仕事もするし、人の出入りもある。稲作や畑など農作に専念していた昔は、玄関の中に燕が巣作りしていた。玄関!
 どうして玄関に巣が出来たんだろう。両親も居たし我々子供らもいた。近隣との付き合いは稀だったはずはない。十数年前には、夏、屋根裏部屋に居て、暑さに堪えきれず窓を開けてたら蝙蝠が迷い込んできたことも。窓が田圃に面していたからか。逃がしてやりたくて、気配が消えるまで窓を閉めるわけにいかなかった。さすがに屋根裏部屋に巣作りはしなかった。
 昔は近所の大半は農家だった。屋敷林の家が多かった。ドラム管が置き去りの更地や藪もあちこちに。藪では近所の兄さんが木の上に小屋を作った。羨ましく見上げたことも。鳥の巣ならぬ悪ガキの巣である。我輩が小学生になった頃には藪は整地されてしまい、いつかはボクが……という夢は儚く潰えた。
 もう深い林も藪も近隣には見当たらない。ただ、少し歩けば立派な塀に囲まれた屋敷林のある邸宅は少なからず。中にはいろんな事情でだろう、庭の手入れも儘ならないようで藪のような庭になっていたりする。そんな屋敷に巣作り……安住の地を見出だすのだろうか。そうはいっても、そんな屋敷が無数にあるわけもなく、巣作りの場所探しは至難のことだろう。
 「藪では近所の兄さんが木の上に小屋を作った」と書いたが、やや……かなり大袈裟。木枠……骨組みだけだった。床板のつもりの板が数枚。柱のつもりの板が何本か。小屋じゃないね。作りかけで大人に叱られたのかもしれない。完成に至らず。でも、冒険の夢は見させてもらった。

 

 曇天……薄日だったので、久しぶりにホームセンターへ。庭仕事用の資材をあれこれ。ついでに庭の一角(パイプ車庫があった辺りがそっくり空いている)に植える背の高くなる木を買ってこようかと。葉っぱが散っても構わない場所に植える。公孫樹(銀杏)か欅か。杉や松などは何本かあるので、違うやつ。が、なかった。やはり、植木など植物の専門店が良さそうだ。
 苗木を買うが、車が小さいので、苗木にしても、横に倒しても2メートルでもギリギリ。

 

 書店。レジ袋 廃止に協力するのに吝かではない。が、紙の袋まで無くすとはどういうこどだ? 二万円も買って、紙きれで十数冊を腹巻きみたいにくるんで(決して 包んでじゃない!)はいおさらばか? コスト削減。淋しいじゃないかい!
 こうしたことで、書店の顧客、声なき応援者がドンドン減っていくんだ。

 

 なお、事情があって家に籠っている。読んでいるのは、山本 義隆著の『重力と力学的世界 上 ――古典としての古典力』(ちくま学芸文庫)と、 赤坂 憲雄 著の『性食考』(岩波書店)とを交互に。どちらも面白い。

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