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2021/04/26

富山アラート発出中

Gravity ← 山本 義隆 著『重力と力学的世界 下 ─古典としての古典力学』(ちくま学芸文庫)「西欧近代において、古典力学はいかなる世界を発見し、いかなる世界像を作り出し、そして何を切り捨ててきたのか。歴史形象としての古典力学。」長文の「文庫版へのあとがき」が付せられている。

 保健所(病院)からの体調チェック 今朝(24日)はなかった。自宅籠りの2週間が昨日で終わった。今日から仕事復帰。

 2週間の自粛生活 終わった。体温計 仕舞う。エッセンシャルワーカーたる吾輩。再利用する事態が来ないことを願うばかり。

 今冬 我輩を護ってくれた毛布。毛布一枚で冬を越した。無論、暖房してる。さすがに暑く感じられ洗濯。冬の間、一度も洗わないので、臭いこと! 今日から衣替えで、薄手の毛布に代える。

 山本 義隆 著の『重力と力学的世界 下 ─古典としての古典力学』を読了した。本書は、1981年に刊行(書かれたのは1977ー1988年)されたもの。40年ぶりの再版。(文庫版あとがきでの)筆者によると、読み返してみて、多少は書き足りない、あるいは今なら違う風に書くだろう部分もあるが、若いからこその勢いもあって、読み応えがあると。実際、理系には(も)門外漢の小生だが、数式は素通りしたが、本文はじっくり楽しめた。退屈さは感じさせないのは、著者の言う当時の勢いなのか。
 本書の要諦は筆者に語ってもらう:「本書の軸は、一つにはケプラーに始まり最終的にニュートンの力学が解き明かした世界の体系の根幹に位置する重力概念すなわち遠隔力としての万有引力が、じつは17世紀の新科学としてのデカルトやガリレイの機械論的世界像と相容れなかったという、17世紀科学革命の最大の背理をめぐってです。その問題は、そもそも物理学の理論や法則はなにを明らかにするものであるのか、についても新しい見方を促すことになりました。そしていまひとつは、その万有引力論がニュートンの力学原理と結合することによって、地球と太陽系の構造と運動、とりわけ地球の形状、そして自転と公転以外の地球の運動をいかに見事に解明したのか、という点にあります。」
 素人の感想を云うと、ニュートンの万有引力に潜む遠隔力という謎は、17世紀どころか、20世紀に入ってようやく解き明かされるわけで、重力の謎にいかに当代の天才たちが翻弄されたか、ドラマの極みを垣間見させてくれた、実に面白い書だった。学生時代以来の我が英雄・山本義隆氏の処女作をようやくにして読めて感懐深い。

 

 日に二度 三度と夢を見る。というか何度も目覚める。まともに数時間も寝たことがない。目覚めるたびに見る夢は違う。へんてこな夢には慣れている。それにしても、昨日だったか、夢の中に海豹が出てきたのには驚いた。全裸の女性の出現より驚いた。何がびっくりって、私の他の人たちはまるで驚いていない、当たり前のようにしていることに驚いた。そこは何処かのビル。真っ白な壁。窓から海豹が入り込もうとしている。肉食……。私は懸命に奴の侵入を阻もうとしてる。が、みんな素知らぬ顔で行きすぎていく。
 何度も見る夢に、大学入試がテーマのもの。もう試験日は迫っている。私は受けるつもりなどない。が、いつの間にか受けることに決まっていた。私は勉強など全くしてないのに、どうする? 私は個室に籠る。机があり、教科書やら本やらか山積み。が、周りの奴等は必死の私などお構いなしに部屋に入り込んできて……

 

Dodan  ← 今日から仕事。晴れてるが、今夜はしごとだし、庭仕事はしない。買い物帰りに庭を見て回っただけ。生垣の灯台躑躅も咲き始めてきた。馬酔木、鈴蘭、この灯台躑躅は小花(?)の形が似ている。

 勤務体系(時間帯)が変わった3月。3週間ほどして、2週間の自宅籠り。生活のリズムがその間に御破算となった。昨日から仕事。また、生活のリズム 再構築。やり直しだよ。

 日曜の夜は、富山市の中心街も街灯だけが淋しく目立つ。富山で一番の飲み屋街も客引きの姿だけが…。人影がこんなに疎らなのは初めて。夜の11時から未明の4時まで全く仕事がなかった。富山にもアラー(新型コロナウイルス感染拡大警報)が出ているから仕方がないか。

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