福島・宮城などで大きな地震
← 中野 美代子 (著)『仙界とポルノグラフィー』(青土社 (1989/7/1))「幻想と綺譚の博物館。夢を運ぶ白いインコ、星座をかたどる古代城郭、天子の珍獣コレクション、金の瞳の孫悟空…。中国の幻想・綺譚の世界に遊ぶ夢と幻の博物誌」
昨夜半過ぎからザーという本格的な雨。今も降ってる。これが雪だったらと思うと……。明後日からは雪だとか。降らない雪はない。止まない雪もない。融けない雪もない。……積もらない雪はありえる。この最後の可能性に期待する。
本ブログ日記を書いている今も、外から風雨の音や雷鳴の響き、風に庭の何かが揺さぶられる音が聞こえてくる。今は雨だが、明日か明後日には風雪になるという予報が出ている。雪はもう嫌だ。
四万十川は誰でも読める。そう、しまんとがわ。では、富山市にある「四十万亭」はどう読む? なんてSNSサイトで問いかけしてみた。やはり、「四十万」をあっさり読める人は(他県には?)少ないようだ。恥ずかしながら吾輩も最初は読めなかった。この名称に出会った(見かけた)のは、「味処 四十萬亭」の傍を通りかかり看板をみてのこと。
中野 美代子 著の『仙界とポルノグラフィー』を一昨日より読み始めた。古書店で見出した本。本書は、雑誌「ユリイカ」で連載(1988年1月~12月)していたエッセイ集。本の題名の「仙界とポルノグラフィー」は、エッセイの中の一つの題を取った。図版多数。野中ユリさんの手になる装画も。澁澤龍彦(の本)への言及参照が多い。
(以下は昨日の呟き)昨夜半 福島・宮城などで大きな地震があった。幸い津波の心配はなかった。遠い富山でも震度2だった。東日本大震災から約10年。今回の地震もその後の一連のようだ。遠く幕末にも大地震が10年以上に渡って連続した。1847年から1859年まで日本各地で発生した。有名なのは江戸などに被害をもたらした安政の大地震だが、1858年には飛越地震により富山から飛騨にかけて大災害をもたらした。
一説には、ペリーの来航などと相俟って社会不安が醸成され、維新への動きを加速させたとも言われる。2011年のあの巨大な地震の余波は10年以上15年ほどは警戒を怠ることは許されないのではなかろうか。
← 関 和彦 (著)『古代出雲への旅―幕末の旅日記から原風景を読む』 (中公新書 2005/6/1)「神々の集う国・出雲。いまでもそこかしこに神社が見られる。これらのなかには『出雲国風土記』の時代に起源を求められるものも多く、古代史を封じ込めたタイムカプセルとも言える。幕末期、この風土記社を丹念に巡り、旅日記を残した男がいた。その男・和四郎は時に酔い伏し、時に神の娘と出会いながら、美保関から出雲大社まで足を伸ばす。新発見の日記を手に、私たちも古代史への旅に出よう。」
関 和彦 著の『古代出雲への旅―幕末の旅日記から原風景を読む』を仕事の合間の楽しみで読み始めた。古書店ではこんな発見があるんだな。16年前に刊行。幕末の旅に随行しちゃう!
リンダ・リア著の『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』(上遠 恵子訳、2002/08東京書籍刊)を読み続けている。自然と生き物を愛しバードウォッチングが好き。しかも書くことが好き。そんな少女が科学的精神を身に付け文学味溢れる大衆に分かりやすい科学読み物を書く。一方、家庭内も含め抱える障碍も絶えなかった。伝記本だが、文学性溢れる読み物として推奨できる。
本文700頁のうちの500から550頁辺りを今日は読んでいた。腫瘍などで病に苦しむ中、いよいよ主著である「沈黙の春」との格闘が始まった。題名は自分で思いついたわけじゃなく、周りのスタッフからのアイデアだったとは意外。しかも、最初は乗り気ではなかったようだ。
noopener"> ← 半藤一利著『昭和史(1926-1945)』(平凡社ライブラリー)「授業形式の語り下ろしでわかりやすい通史として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直す1冊。講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補」
半藤一利著の『昭和史(1926-1945)』を仕事の合間に読んでいる。読めば読むほど暗澹たる気持ちになる。まるで世界が見えてない。視野が狭い。自分等に都合よく思い込んで戦略を立てる。アメリカやロシアに翻弄されてる。それにしても、家柄だけが自慢のお公家さん首相らの何と愚かで軟弱で無責任なことよ。戦後は少しは変わった? 変わるわけないね。敗戦の総括してないもの。
右翼の思い込みってのは厄介だ。思い込みの強さ(恫喝や実力行使)は、その思いの正しさを保証しない。独りよがりだよね。
せっかくなので、著者のこと: 「半藤 一利(1930年5月21日 - 2021年1月12日)は、日本のジャーナリスト、戦史研究家、作家。近現代史、特に昭和史に関し人物論・史論を、対談・座談も含め多く刊行している。」(ウイキペディアより)
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