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2021/02/06

二か月ぶりに古書店へ

Vilet2  ← シャーロット・ブロンテ著『ヴィレット(下) 』(青山誠子訳 白水Uブックス) 「異国の街で寄宿学校の教師として生きる英国女性の内面を描き、『ジェイン・エア』以上に円熟した傑作と称されるブロンテ文学の到達点」

 

 シャーロット・ブロンテ作の『ヴィレット(下) 』を昨日から読み始めた。どうも、常識的な小説の概念(吾輩の思い込み)を超えるというか、覆すような作品。自伝風だからなのか。でも、虚構作品のはず。ある種個性の強い…強すぎる主人公の女性とヴィレットという異国の町の寄宿学校の、主人公に負けず劣らず奇矯な教師との絡みが波乱含みの予感で、面白くはある。イギリス風のゴシック小説の気味も色濃くなって、ますます目が離せない。

 

 

 2ヶ月ぶりに、つまり今年初めて書店へ。但し古書店の「ブックエンド2」へ。先月の豪雪による車庫倒壊騒動で光熱費が今月ドドー来る。さすがに新刊は買えない。代わりに古書をたっぷり。普通の書店の書棚には並んでないだろう本が大半。娼婦やエクスタシーなどの本にも食指が動きそうになったけど、また次の楽しみに残しておく。
古本屋ブックエンドへ

 その古書店で本を物色していたら、ブロンテ家の人びとを巡る評伝の書を見つけた。買いたくもあったが、上下巻で7500円。その値段もだが、上巻も下巻も、それぞれが今読んでいる リンダ・リア (Linda Lear)著『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』(上遠 恵子訳、2002/08東京書籍刊)に匹敵する大部な書。いつかまた同店に行って、まだ残っていたら、再度購入を検討する。買わなかったことを後悔するだろうか。貧乏は嫌だね。値段で決めるんだから。

 ということで、自宅では、シャーロット・ブロンテ著『ヴィレット(下) 』と、リンダ・リア 著の『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』とを交互に読んでいる。

 

 古書を買ってきて、一服したら、夕方前に庭仕事をしようと思っていたが、結構、疲れていて居眠りしてしまって、気が付いたら六時。あかんなー。週明けにはまた地域によっては大雪だというし、車庫の残骸撤去作業はまだ先になりそうだ。

 

 今日も森発言を巡っての騒動が収まらない。一層、拡大している。

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