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2021/01/10

雪との格闘 歩数計は1万超え

Branch_20210110204001  ← フィリップ・ボール著『枝分かれ──自然が創り出す美しいパターン3』(桃井 緑美子訳 早川書房)「物や事象が成長するときの〝分岐〟の法則を追究する。雪の結晶、ガラスの亀裂、河川、葉脈、道路網、そして人間関係のネットワークに潜む原理を求め、熱力学、フラクタル、グラフ理論からアプローチ。エピローグでは自然が織りなすパターンの真理を一挙総括」

  昨夜、二頁も読まないうちに寝落ち。睡魔より疲労で読む気力が湧かない。今日の日中は、ずっとその繰り返し。

  フィリップ・ボール著の『枝分かれ──自然が創り出す美しいパターン3』を昨日読了。


「動植物の形態形成に迫る『かたち』、万物を構成する粒子の動きにフォーカスした『流れ』に続くシリーズ第3弾『枝分かれ』」は、「物や事象が成長するときの〝分岐〟の法則を追究する」もの。「エピローグでは自然が織りなすパターンの真理を一挙総括」する。結論部近くでボールは、「生命は秩序を用いてエントロピー生成を速める避雷針のようなものとして初期の地球に現れたのかもしれない」と語る。その言葉は暗示的である。秩序と無秩序の錯綜する自然の奥の不可思議が面白い。

 

Yuusetu ← 11年前の冬、近所の金物屋でホースを買い、融雪用の穴あきホースも別の店で買って設置した。蔵からこれらの用具を持ち出した。

 

 積雪凄い。切羽詰まったからだろうか、11年前に設置した特製融雪装置を思い出した。当時、両親の介護で昼間は働けず、新聞配達していた。あの冬も雪がひどく新聞の営業所に行くにも車が出せない。気休めだろうが、庭に融雪装置。
 最初は水道水。が、水道の水は冷たい。窮余の一策で、風呂場からボイラーで沸かした湯を使うことに。
 金物屋で20メートルのホースを購入。ホースの先端に融雪装置用のホースを繋いだ脱衣所から玄関までは太めのホース。玄関先からは融雪用の小さな穴が沢山空いているホース。
 圧雪の道に点々と黒い点。水(湯は先端に届く頃には水になってる)がチョロチョロ流れ出してる証しだ。効果覿面とは言いづらいが、気休めにはなる……なっていると感じる。
 当然、コストは掛かる。当時、水道代は二万円を越えた。水道会社から水漏れしてるのではと問い合わせ。今回も水道代は勿論、ガス代も相当になるはず。どか雪の日々だけだし、覚悟の上だ。

 

Myusha  ← 古書市で十数年前 入手した角川版漱石全集。その「夏目漱石全集〈12〉 (1974年)」を先日より読み出している。初読かと思ったら、読んだ形跡があった。中に入っていた栞。当時、書店で複数枚 入手。ミュシャ いいね!

 コンビニへ。菓子パンも含め食品の棚、空っぽ。仕方ないので、カップ麺を10個ほど買ってきた。
 品薄なのは、雪による交通障害のせいなのか。だけど、飲み物類は棚にギッシリあった。何故?

 

 雪に埋まっていて車を出せないので買い物に行けない。即席麺も在庫切れ。缶詰やビスケット、インスタントのカレー、庭でのミカンやネーブルでしのいでいる。と、冷凍庫にピザあった。
 今朝9時頃、庭を観たら、昨日 作った玄関から車道への歩道が残っている。安堵? とんでもない。屋根からの落雪がまだ。落雪したら、道はあっさり埋まる。屋根には1メートル以上の積雪。苦難の山はこれからだ。

 

 お昼前、トイレの際に外を見たら……。屋根からの落雪の前に庭木からの落雪で せっかくの細道が埋まっていた。屋根から落雪したら……。想像したくない。体力気力まだ戻らない。

 

Yuki_20210110202701 ← 午後の3時から6時まで除雪排雪。精根尽きた。時間との闘い。屋根の雪が落ちる前に地面の積雪を排雪。駐車場から車 やはり出せず。周りの雪が凄すぎて。雪が降ってないからか、融雪装置が作動してなかった。役立たず!

  歩数計は1万を超えていた。雪との格闘での1万超えは凄い。

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