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2021/01/20

ドカ雪に油断 庭木が哀れ

Moss_20210120202001  ←  大石 善隆[著]『コケはなぜに美しい』(NHK出版新書 588)「初期の陸上植物の面影を残す植物、コケ。花を咲かせず地味な存在と思われがちだが、その清楚でみずみずしい姿は「わび・さび」に代表される日本の美意識に深く関係し、生き方に目を凝らせば、環境に応じて変幻自在にスタイルを変える知恵が満載だ」

 昨夜半、仕事から帰宅、庭に積もった雪を少しでも融かそうと、例によって風呂場からお湯を長いホースを介して流した。その翌日(つまり今日)の昼過ぎ、入浴かシャワーをと思ったら、水(お湯)が出ない。凍結か。台所やトイレは大丈夫。風呂場だけなぜ水が出ないのか。夜間の間に風呂場の水道が凍結したようだ。

 今冬は、大雪。油断してた。庭木(植木)に雪吊りなど、全くしなかった。かなりの庭木が押し潰されていた。大雪過ぎて、木の元には行けず、茫然と眺めるだけ。ただ、チェーンソーで枝や中には幹をかなりカットした。そういう樹木は積もりにくかったようだ。秋に剪定や伐採に頑張った成果も少しあったのが慰め。

 

 懸念していた風呂場の凍結した水道 融けた。 シャワー ようやく浴びた。せっかくなので、シャンプー使った。シャンプー使うの久しぶり。今年初めて。我輩、食器洗いには洗剤は使わない。洗髪もお湯だけ。銭湯の際だけシャンプー 使う。……銭湯へは1ヶ月は行ってないか。たまには銭湯もいいな。

 

 一昨日からの寒波は、寒気こそ厳しかったものの、降雪はせいぜい10センチ余りと少なかった。が、寒いだけあって根雪どころか新雪も融けない。昼過ぎ、40分ほど除雪。既にボロボロのスノーダンプの数日ぶりの活躍。これくらいなら運動不足解消になる。

 

Duidou  ← マイナス2度以下になったら凍結の可能性あり。まして6度はまずい。エアパッキン(プチプチ)を巻いて、その上からゴミ袋を被せた。

 

 大石 善隆著の『コケはなぜに美しい』を読了した。コケ本は、ロビン・ウォール・キマラー著の『コケの自然誌』以来か。我が家の庭には方々にコケの群が散在していることもあって、コケには無関心でいられない。内容案内によると、「初期の陸上植物の面影を残す植物、コケ。花を咲かせず地味な存在と思われがちだが、その清楚でみずみずしい姿は「わび・さび」に代表される日本の美意識に深く関係し、生き方に目を凝らせば、環境に応じて変幻自在にスタイルを変える知恵が満載」とかある。「コケの形や色の美しさから始まり、コケの生き方、果ては人類を左右する環境問題にまで話が膨らんで」いる。「小さなコケは日々の生活に彩を与えてくれるだけではない。その小さな世界のなかには、地球レベルの環境問題までもがぎっしりと凝縮されている」というのが著者の主張のようだ。といいつつ、豊富に載っている様々なコケの写真が美しい。コケで有名な寺などが数々紹介されているが、ほとんどが初耳だった。本書を手に旅するのもいいかも。

 

以下、コケ関連拙稿:
苔の話あれこれ」「苔の話…ひかりごけ」「大腸菌と人間の危うい共生」「梅の木の呻き?」「神色自若たる巨樹(後編)」「雑草をめぐる雑想」「数学からコケへウイルスへ

 本夕は、『夏目漱石全集〈12〉』 (角川書店 1974年)をも読了したが、この感想は明日にする。

 

City  ← 富山市内。19日朝の雪景色。根雪に薄化粧。今のところ思ったほどは降ってない。嵐の前の静けさか。

 今朝未明も嫌な夢で目覚め、眠れなくなり、朝刊を取ってきて ついでに雪の降り具合を確かめ、これなら大丈夫と、新聞を読んで過ごした: 例によって夢の舞台は何処かの駅(渋谷か新宿)。夢の大半は起きた直後に忘れた。何人もの同僚(仲間……知り合い)にそっぽを向かれ続ける といった内容だったような。

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