ダンテ『神曲 地獄篇』から源信『往生要集』を
← ダンテ 著『神曲 地獄篇』(平川祐弘 訳 河出文庫)「一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る」
庭の片隅の1本のミカンの木。数日前 雪融けで何とか近くに辿り着けた。傍の柘植は雪に傾いていたが、ミカンの木は立っていた。良かった 無事だ……ん、何か変。あるはずのものがない! 大晦日頃にはまだあったミカンの実 数個が全くなくなっている。見ると、木の根っ子辺りに いかにも食い散らかしたような、ミカンの皮の残骸が。そうか、恐らくは食い物に窮した野鳥が啄んだに違いない。
冬の楽しみに残しておいたんだが、野鳥の餌になったのも、それはそれでいいかな。
小さな男の子……保育園児かな……が元気に駆けていく。おばあちゃんが懸命に追い掛けていく。おばあちゃん 転ばないでね。
仕事の合間には、陳 舜臣 著の『唐詩新選』と、ダンテ 作の『神曲 地獄篇』とを交互に読んでいる。
陳 舜臣 著の『唐詩新選』は、「大国の興亡から友との別離、飲酒の宴、森羅万象を詠み込んだ膨大な唐詩の数々」というもの。必ずしもきっちり理解できていないが、それでもしみじみ味わっている。
全くの余談だが、マ本書によると、マーラーの「大地の歌」第四楽章は、李白のある漢詩に着想を得たというのは有名だとか。
ダンテ 作の『神曲 地獄篇』は、地獄篇なので、日本の源信による『往生要集』と比べてみたくなる。恐らく多くの方が既に対比したり影響関係を調べているに違いない。久しぶりに『往生要集』も読み返さないと。学生時代以来、手にしていない。
40年ほど前、ひょんなことから(密)輸入ものの春画を数点入手。何処に隠すか 懸命だったような。まさか文化として堂々公開される日が来るとは夢にも思わなかった。もう資産価値なし。大っぴらに観てもつまらんし。淫靡な気持ちでこっそりドキドキしながら観ての春画。ああ、春が恋しい!
一昨日の未明 洗車してたら腰を痛めた。ぎっくり腰か。過日の豪雪の際には腕(の筋か筋肉?)を痛めた。満身創痍とまでは言わないが、この上の雪は辛いな。
春が恋しいです。30年前 まさにギックリ腰になったことがあります。会社から帰った直後に突然。居ても立っても居られなかった。ベッドに横になっても痛い。その夜は眠れず徹夜。翌日は会社の同僚らとゴルフだった。
ギックリ腰かどうか、分かりません。素人判断です。今回は、とりあえず動けるので、自然回復を願ってます。
腰を痛めたその明け、昼前に30日に一度の内科医院へ。腰のこと喋ろうかなと一瞬 思ったけど、他の話に紛れて 止めた。意地でも我流で治す……なんて。
← 陳 舜臣 (著)『唐詩新選』 (新潮文庫) 「 古来、日本人の心を潤してきた唐詩を、著者の該博な知識をもとに、清明、七夕、秋雁、涼州詩など24のテーマにまとめ、唐代人の暮らしと彼らが感興をもよおす様を彷彿とさせる形で紹介する」
今日も自宅では、シャーロット・ブロンテ 著『ヴィレット(上)』(青山誠子 訳 白水Uブックス)とリンダ・リア (Linda Lear)著『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』(上遠 恵子訳、2002/08東京書籍刊)とを交互に読んでいた。
富山県は、全国でも用水路への転落事故及び事故死が多いらしい。用水路の多くは農業用。蓋や柵を設ければいいとは分かる。が、相当な距離がある。実は我が家の周りにも用水路がある。コンクリート舗装されており、幅は30センチもない。長さにすれば十数メートルか。グレーチングで蓋をすればいい。が、今回の豪雪で、用水路の有難みを実感した。除雪排雪するにも、雪を捨てる場所がないと途方に暮れる。ま、理屈から云えば、雪が降りそうなら外せばいいってことだろうがね。
日本には最後には生活保護の手もある……身も心も何もかもを晒け出して 楽してカネ貰いやがってと蔑まれて…… あんた、成り上がり自慢だったよね? 成り上がれなかったら保護してやるよって、憐れんでる?
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