自転車を駆って古本屋ブックエンド2へ
← 富山城……郷土博物館でもある。堀には水鳥が泳ぎ回る。 水鳥は 愉しからずや 空の青 海の青に 染まず 漂う (やや記憶違いか)
昨日などのハードな庭仕事の御褒美に、今日は自転車を駆って市の中心街にある古本屋ブックエンド2へ。初めての店。過日の古書店ブックエンド1の本店?
なかなかの数の本。僅か一時間で袋に一杯。昨日 読み終えた本もあったりして。意外な本にも遭遇。
懐かしや、ラッセルの「西洋哲学史」もあった。学生時代読んだ。現代もサイエンス本では参照されることも(西欧の科学者を含めた一般人には今もってスタンダードなのか。プロパーの哲学者は眼中にないか)。値段を見たら2500円。高い! 今時 こんな本を読む奴がいるものか。せめて2000円を切ったら 買ったかも。
懐かしやリンダ・リア著の 「レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯」も見付けた。15年前に図書館本で読んだ。伝記。名著。カーソンの本からの引用も豊富で、これ1冊で著書も読んだ気になれる。そのほか、ブコウスキーやジョン・スタインベック、ヴァージニア・ウルフの「オーランド―」、ドナルド・キーンの「渡辺崋山」、平川訳ダンテの「神曲 地獄変」など、なかなかの収穫となった。
ルクレーティウス 著の『物の本質について』(樋口 勝彦 訳 岩波文庫)を昨夜から読み始めた。「ローマの詩人哲学者ルクレーティウスの現存唯一の長詩でありエピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品である.一切の現象を因果関係において把え,原子と空間から成る世界の自然法則を説明して現実の生を楽しむことを教えたこの雄大な長詩は古代の哲学の圧巻」という本。
カルロ・ロヴェッリ著の「すごい物理学講義」を読んで、本書の著者ルクレティウスは、デモクリトスに強く影響を受けたと知った。学生時代、「事物の本性について」といった題名で読んだことがあるので、再読。
カルロ・ロヴェッリは上掲書の中で、デモクリトスを高く評価している。著作が残っていたら、アリストテレスやプラトンより偉大な哲学者だったと評価されていたに違いないと。
自宅では、ルクレーティウス 著の『物の本質について』と共に、『角川書店版 夏目漱石全集〈8〉』を読み続けている。感動の「思い出す事など」に続き、小文の数々に漢詩、俳句と読んだ。今は日記へ。
「Go To トラベル」の東京発着旅行の自粛要請について、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人は自粛をだって。感染を広げているのは若い人だって、統計が出ているじゃないか。広げる人に自粛を求めるのが筋だろう。
第2は波が終息(収束?)してからゴーツーを始めていたら。政権の奴等、早まったな。
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