雪…積もるほど頭を垂れる庭木かな
← ルクレーティウス 著『物の本質について』(樋口勝彦 訳 岩波文庫)「ローマの詩人哲学者ルクレーティウスの現存唯一の長詩でありエピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品」「一切の現象を因果関係において把え,原子と空間から成る世界の自然法則を説明して現実の生を楽しむことを教えた」
エアコン 昨日午後から使いだした。20度に設定。暖かい。それまではオイルヒーターの弱か中だったから、室温12度ほど。20度は天国。
余談。 最初 冷房の20度に。間違いに気付いて 暖房の20度に。これ、冷房のままの20度じゃダメなのかな。
余談その2。数年前までは、冬は灯油ストーブだった。春になって暖かくなって、灯油ストーブの設定が20度だったら、夏になったら20度になるのか……なんて一瞬 期待したことも。
ガースーは、ゴーツーはコロナ禍拡大に関係ないと未だに言い張っている。アホか。
今年も暖冬、雪は少ない……と願望の念が裏切られ、積雪。植木が積もる雪に頭を垂れている。先週まで、在宅の日は庭仕事に励んだ……が、枝葉の伐採にかまけて雪吊り雪囲いはサボった。参ったなー。庭木たちよ、ご免なさい。除雪のついでに、庭木に積もる雪を払い落として回った。
積もるほど頭を垂れる庭木かな
あれこれ呟いてたら、あちゃー! 浴槽に湯を溜めるの忘れてた。風呂場を覗いて気付いた。シャワーでお湯を満たすので、3分の1を入れるだけでも30分以上を要する。
← とうとう我が家の庭先にアルミの金網ゴミ置き場設置。今日が使用開始。巾180㎝で、大きいかと思ったら、ゴミ袋で蓋が締まらない。我が家の敷地に金網のゴミ置き場。親戚に叱られそう。
ルクレーティウス 著の『物の本質について』を読了した。 デモクリトスや特にエピクロスの影響を受けた彼は、全ての根源に原子を想定し、一切を原子に基づく因果関係で捉え、彼なりの自然観を叙事詩の形で表現した。彼のスポンサーらしき人物への語りかけの形式をとりつつ、一般への啓蒙書として書かれたようだ。とはいっても、我輩の常識からしても、地震についても雷鳴、火山(噴火)、病気(疫病)、魂、精神と肉体など、自然現象や精神や肉体について荒唐無稽な説明が展開されて、理解は及ばなかった。ただ、徹底して因果関係で捉え、考え尽くす姿勢は、現代の自然科学の本が早晩 専門書の文献目録に辛うじて残るかどうかだろうが、本書は今後も何世紀に渡って読み継がれるに違いない。三度目の再読となったが、じっくりゆっくり読んでよかった。
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