台所や浴室のガス器具交換決めた
師走の声が聞こえそうな今日 数々ある我が家の補修改修交換の中で、とりあえずシャワーと瞬間湯沸かし器(交換か)と、水道(水道管や蛇口の破損 水漏れなど3ヶ所)の工事依頼をした。風呂はともかく、せめてシャワーは浴びたいし、台所でお湯が使えないと食器洗いもできない。水道の不具合は言うまでもない。今年はコロナ禍でたださえ少ない収入が激減している。耐乏生活は、一層の窮乏生活を強いられる。余儀無し。
水道の不具合は三か所。一か所は台所で、パッキンのすり減り。台所の外の水道の栓は、栓を開ける鍵が摩耗していただけ。ホームセンターで買い替えすればよい。風呂場の(お湯の蛇口からの)お湯の出が悪いのは、壁内の水道管の腐食。これは壁を壊す工事になるので、水道管を浴室内に這わせる形で設置することになる。脱衣所の洗濯機の水道については水漏れは心配ないと。洗濯機の導入時、業者は早めに修理したほうがいいと言っていたのだが。
瞬間湯沸かし器(給湯器)の不具合は、中の調整弁のゴムのヘタリ。お湯(ガスの出方のダイヤル)を大きめに設定すると、ガスが点火しお湯が出る。今夕、試してみたら、お湯が出たよ! 我が家に導入して17年ほど。修理すればしばらくは持つだろうが、交換することにした。瞬間湯沸かし器の値段は工事費込みで四万円あまり。ガス検知器のリースを前提の値段。
浴室についても、日本海ガスのエコジョーズでの給湯器をボイラーに変えて導入することに。
昨日は晴天の晩秋の風情を庭仕事しつつ楽しんだ。ところで、夜半に目覚めたら雨音が。結構な降り。夜中に雨が降ると、10年前にスーパーカブをかっ飛ばして新聞配達していた頃のことを思い出す。何が辛いって、雨の中の配達。つくづく惨めだった。生活のためにやっていたにしろ、誰からも感謝されないし、労われたこともなかったっなー。
← ウィリアム ジェイムズ (著)『W・ジェイムズ著作集 6 多元的宇宙』(吉田 夏彦 (翻訳) 日本教文社; デジタル・オンデマンド版)「ドイツ観念論の影響から抜け出そうとする当時の欧米哲学界の状況を紹介しながら、宇宙が多元であるという彼の理論を展開する。思想史的にも興味深い書物」
『W・ジェイムズ著作集 6 多元的宇宙』は、漱石の「思い出す事など」にてしみじみ言及されているジェイムズ最晩年の著作。
漱石は胃潰瘍で入院。転地療養の地 修善寺の宿にて吐血し危篤し入院。一旦 退院するも再入院。「思い出す……」は、この再入院中に書かれた。ジェイムズ著の「多元的宇宙」は、体調不良の際に読み出すも、気力体力が思わしくなく中途で放棄。が病が(一旦は)癒えて、再度手にしたら面白く読めたと、漱石は「思い出す……」に安堵するように書いている。
ジェイムズは、ベルグソンに共感し「多元的宇宙」でも言及している。漱石もジェイムズやベルグソンらの著作に親しんでいる。
僭越ながら我輩も高校時代、パスカル デカルト ニーチェ ラッセル ショーペンハウエル ルソー 三木清らを読み浸った中で、ベルグソンも読んだものだ(「形而上学入門」は秀逸)。ジェイムズは大学生になって間もなく、「宗教的経験の諸相 上下」にやられた。これは大部な著作だが、大学卒業後に再読したものだ。だが、肝心のジェイムズの主著「心理学入門」については、手に取ったことすらない。ジェイムズは、「宗教的経験……」に尽きると軽率にも思い込んだか。余談が過ぎた。
ジェイムズやベルグソンらの名(著作名)を久しぶりに目にして、旧友に会ったような気持ちだ。しかもこの数か月コロナ禍にあって読み続けてきた漱石の作品の中で!
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